「鯖を読む」鯖が悪いわけではない



こんにちは(。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


鯖の缶詰は人気です。
色々とアレンジができるのも良いところです。

最近ではバリエーションも豊富。
レシピもたくさんあるほど人気があります。

しかし本日は鯖缶を使ったお料理の話ではありません。


BlogPaint

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(カラフルでおしゃれな鯖缶)



「鯖を読む」に隠された鯖の特性


なんとなく使っている言葉の一つです。

「鯖を読む」
「あの人は鯖読んでそう…」


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(面と向かって使う言葉ではありません)


日常でまま使われる言葉です。

あまりいい印象の言葉ではありません。


食卓によく上がる魚である「鯖」

なぜ数ある魚の中から「鯖」が選ばれたのでしょうか?


これは「鯖」が持つとある特徴から産まれた言葉だったのです。


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(ランチでお世話になる方も多い鯖)



「鯖を読む」の意味


意味としては、


「数字などをいいようにごまかす」

※web辞書より


という意味になります。


gomakasu

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(大体そのくらい…かな?と「鯖を読む」)



【使用例】


・芸能人が実年齢を「鯖読み」する
・身長の「鯖読み」で恥をかいた


いずれにしてもごまかしているわけです。

「鯖」としては不名誉な結果です。



なぜ「鯖」なのか?


ではどうして「鯖」なんでしょうか?

同じ魚であるなら、
鯵(アジ)でも鯛(タイ)でも良い気もします。


saba

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(背の模様が特徴的な「鯖」)



この言葉には「鯖」という魚の特性が大事なのです。


「鯖」は他の魚に比べて足が早い魚です。
つまり大変傷みが早い魚です。


水揚げした時点からどんどん傷みが始まります。
その為、漁師たちは迅速に市場に流さなければなりませんでした。


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(〆鯖もそのような特性から生まれたお料理です)



江戸の漁師たちは時間短縮の為、

「今日は鯖何匹だい?」

「あいよ50匹!」

というようにざっくり取引をしていたのです。



shoubai


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(取引はざっくりと行われていた)



実際に数えると、

45匹だったり
52匹だったり

結構いい加減なものでありました。


魚の特性があり、
そのような背景が関係していたのです。



「鯖を読む」の誕生


日本では古来より「読む」という言葉に「数える」という意味がありました。

「鯖を数える」
「鯖をざっくりと数える」

から転じて、

「鯖を読む」
「鯖読み」

は誕生されたとされています。


sabanomizuage

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(現在でも鮮度に気を使う「鯖」の水揚げ)



中には悪い漁師もいたかもしれません。

45匹であるのを知りながら、

「50匹だよ」と…

いいように数をごまかすことを「鯖を読む」というようになりました。


文字通り「鯖読み」で取引をしていたのです。

※諸説あります



「鯖」には罪はない


鯖に罪は全くありません。

今でも痛みの早い魚として、お刺身などはそうそう出回りません。

・〆鯖
・塩焼き
・鯖の味噌煮

どれも定番のメニューです。


sabakai

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(煮汁も上手に頂きたい鯖缶)



栄養も豊富な青魚。

感謝して頂くとしましょう。


「鯖の読みすぎ」にはくれぐれもご注意を。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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