食文化 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:食文化



笹の葉さらさら…一年に一度の出会い



こんにちは(,,•◡•,,)
四つ葉のくまさんことよつくまです💫
本日もよろしくお願いいたします。


一年に数回「行事食」と言われる、

伝統的な食事をする日があります。


7月7日(七夕)もその一つです。


「彦星」と「織姫」は遙か空の上で出会う事でしょう。


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画像はイメージ フリー画像
(どんなに天気が悪くとも雲の上は晴れている)



「行事食」は季節を体現している


「七夕」の頃、

日本は大変暑くなります。


その中で迎える節句の一つが「七夕」てす。


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画像はイメージ フリー画像です
(優しい願い事が届きますよう…)



「七夕」にはどんな「行事食」があるのでしょうか?


有名なものから、

知っておくと便利なものをご紹介します。


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画像はイメージ フリー画像です
(非常に暑くなる「七夕」の頃)



「行事食」は季節を感じたり、

その季節に必要なものであったりと、


日本の「食文化の根底」であるものと言えます。


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画像はイメージ フリー画像です
(和食文化を支える板前のイメージ)



外国人観光客が求めるものの一つが、

こうした「伝統文化」の「体験」だそうです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「仙台七夕祭り」のイメージ)



「郷土料理」や「伝統食」にも注目が集まっています。



「素麺」は流れる「天の川」のごとく


流石にこれは説明がいらないと思います。

食べる方も多いでしょう。


「素麺(そうめん)」


です。


七夕そうめん1

画像はイメージ いつかの「七夕そうめん」
(「オクラ」の星と「黄色ズッキーニ」で輝きを)



「素麺(そうめん)」についてはルーツが昔の中国にさかのぼります。


「索餅(さくべい)」


という「素麺」の原型があり、

熱病で亡くなった帝を鎮めるために供えたと言われています。


「小麦」にそのような力があると信じられていたようです。


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画像はイメージ フリー画像です
(現在でも「索餅」を食べる地方もある)



他のルーツとして、

・織姫のように織物(芸事)が上達するように
・「素麺」の流れを「天の川」に見立てて

などがあります。



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画像はイメージ フリー画像です
(「織姫」のシルエットイメージ)



おそらくどれも正解なのでしょう。



実際にこの時期に頂く「素麺」は大変美味しいものです。


トッピングのおすすめは、


オクラ
・ミニトマト
・茹でた人参(型抜き)
・パプリカ(型抜き)


などがあげられます。


特に「オクラ」は断面が星の形をしているので、ぴったりと言えます。

夏野菜であり「旬」でもあります。


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画像はイメージ フリー画像です
(断面がきれいな「オクラ」のイメージ)



お子様が喜ぶように、星型の型抜きなどをしても良いでしょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(「七夕そうめん」の一例)



身体が喜ぶ「飲む点滴」


最近ではメジャーになってきました。


「冷やし甘酒」


です。


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画像はイメージ フリー画像です
(本来は夏の飲み物だった)



「甘酒」はずっと冬の飲み物とされてきました。

しかしながらその効能から本来は夏の飲み物なのです。


冬に身体を温めるという固定観念が長らく「冷やし」を否定してきました。


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画像はイメージ フリー画像です
(「冷やし甘酒」は「夏バテ」の予防に)



この時期に「冷やし甘酒」を飲むことは、

「夏バテ防止」

として大変有益です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「夏バテ防止」が必須な昨今)



江戸時代では庶民が「甘酒」を飲めるように、

値段がある程度定められていたという事です。

(「価格管理」がされていた)


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画像は「福田酒店」様のものです
(「甘酒アイス」も登場しています)



それだけ普通に飲まれていたのです。

・疲労回復
・美肌
・便秘解消

など優れた効能も見逃せません。


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画像はイメージ フリー画像です
(「神社仏閣」の茶店などでも頂けます)



「笹の葉」に想いを込めて


「七夕」といえば「笹の葉」です。

歌にも登場します。


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画像はイメージ フリー画像です
(「笹の葉さらさら」…「たなばたさま」で有名)



笹は上にまっすぐに伸びることから「生命力の象徴」とされてきました。


その葉で団子をくるんだ「笹団子」は、

「縁起物」として食べられています。


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画像はイメージ フリー画像です
(「笹の葉」のよい芳香です)



それだけでなく「笹の葉」には殺菌力があり。

「厄払い」として用いられてきました。


季節の節目に「笹団子」を頂くことで、

「厄を落とす」つまり「厄払い」の意味があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(アンテナショップの「笹団子」イメージ)



「新潟県のアンテナショップ」などでは、

比較的いつでも購入する事ができます。


この季節になるとターミナル駅などにも出店しているようです。



「行事食」は意味のあるもの


時代が変わっても、

こういった「行事食」は大切にしていきたいものです。


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画像はイメージ フリー画像です
(大切に守りたい「食文化」です)



多くは、

・その時期に旬を迎えるもの
・その時期に摂取すべきもの

であると言えます。


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画像はイメージ フリー画像です
(家庭でも出来る「行事食」のイメージ)



私達は形を変えながらその「行事食」を楽しむことが出来ます。

それはそれで良いことであると言えます。


「食文化」はその国の民族を体現する大切なものとして、

これからも守っていきたいものです。


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画像はイメージ フリー画像です
(天の川のイメージ)



最後に家庭で作れるデザートを一つご紹介します。

「糀甘酒アイスクリーム」

家庭でも作れるようです。


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画像は「マルコメ」様のものです
(画像クリックでレシピへ遷移します)



お子様と一緒に作ってみるのもよい思い出です。



「七夕」のお天気はどうあれ…

空の上では晴天が拡がっています。


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画像はイメージ フリー画像です
(大切な人と過ごしたいものです)




願わくば穏やかな「七夕」ををお過ごし下さい。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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地域により異なる「鶏肉」の呼称



こんにちは(。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです🐓
本日もよろしくお願いいたします。


素朴に疑問を覚えた事があります。


「かしわ天」「鶏天」
「かしわ南蛮」「鶏南蛮」


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画像はイメージ フリー画像です
(どちらも同じお料理に見えます)



同じ「鶏肉」のお料理でも呼び名が違うのです。


本日は「鶏肉の名称」についてのお話です。


かしわ南蛮

画像はいつかの「かしわ南蛮」です
(「鶏そば」と呼ばれることも)



同じ「鶏肉」なのに呼び名が違うのは?


私達が普通に「鶏肉」をスーパーに買いに行ったら、

「かしわ肉」という呼称はあまり見かけません。


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画像はイメージ フリー画像です
(「鶏もも」や「鶏むね」表記が多いです)



しかしお料理名になると別です。


有名な所では、

香川県の「かしわ天」


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画像はイメージ フリー画像です
(うどん店のトッピングとしても)



福岡県の「かしわ飯」


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画像はイメージ フリー画像です
(「かしわおにぎり」も有名)



などが挙げられます。


一見すると「鶏肉」を用いたお料理に見えます。


両者に違いはあるのでしょうか?



地域による呼称の違い


「鶏肉」は地域により「かしわ」又は「かしわ肉」と呼ばれる事があります。


「鶏肉」を「かしわ」と呼ぶのは主に西日本です。

・中部地方
・関西地方
・九州地方


などは「かしわ」と呼称する事が多いようです。


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画像はイメージ フリー画像です
(まさに「所変われば」です)



もちろん特例もあります。


西日本では広島は「鶏肉」が多く。

東日本では東京と茨城の一部で「かしわ」を用いています。


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画像はイメージ フリー画像です
(一部のエリアで呼称される「かしわ」)



北海道は「かしわ」を使用する地域が多いということです。



「かしわ」から想像されるもの



「かしわ」=「柏」


を想像する方もおられると思います。


つまり「柏餅」などで見られる植物の葉です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「柏餅」も葉が緑のものと茶のものがあります)



しかし「かしわ」を語る場合には、

青々とした「柏の葉」ではなく「落葉した柏の葉」を想像する必要があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「柏の葉」は落葉しにくいとも言われる)



この「柏の葉」の色。

実は鶏の「かしわ」と関係があります。



実は別物?「鶏肉」と「かしわ肉」


「鶏肉」といったら、

現在は「ブロイラー」という品種の肉の事を指すのが一般的です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ブロイラー」と思われるイメージ)



「ブロイラー」はアメリカ産の白い鶏です。


たった50日で出荷できる大きさに成長することもあり、

現在の主流となっています。

(通常は4ヶ月以上かかる)


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画像はイメージ フリー画像です
(「ブロイラー」の飼育イメージ)



それに対して「かしわ」は西日本を中心とした日本在来の品種です。

在来の鶏は、茶色の見た目でした。


こちらが落葉して茶褐色になった「柏の葉」に似ていたことから、

「かしわ」と呼ばれるようになりました。


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画像はイメージ フリー画像です
(現在は「地鶏」と呼ばれブランド化も)



つまり…


「鶏肉」はアメリカ発祥の白い鶏の肉を指す

「かしわ」は日本在来種の茶色い鶏の肉を指す


本来の意味では両者は別物という事になります。


※現在そこまで厳密に区分されているかは不明確です



「かしわ肉」の由来とその背景


「かしわ」の由来は落葉した「柏の葉」の色です。


その茶褐色の色合いが似ていることから、

「かしわ肉」と呼ばれるようになったことから来ています。


kasiwaniku

画像はイメージ フリー画像です
(肉質もしっかりしています)



しかし別に同じ鶏であるならば「鶏肉」でも良かったのでは無いでしょうか?


この「かしわ」と呼ぶ呼称には、

もう一つ時代背景が関係しています。


日本では「家畜を食する習慣」がありませんでした。


仏教の伝来から獣肉全般が敬遠され、

江戸時代などはタブーとさえされておりました。


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画像はイメージ フリー画像です
(江戸の質素な食事)



それでも密かに「美味しい鶏肉を食べたい」という方は多くおりました。

そのための「隠語」として「かしわ」が用いられたのです。


簡単に言えば『「かしわ」だから「鶏肉」ではない 』

という意味です。




【隠語とは?】


ある特定の専門家や仲間内だけで通じる言葉や言い回し…

または専門用語のこと。


外部に秘密がもれないようにしたり、仲間意識を高めたりするために使われる。


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画像はイメージ フリー画像です
(このことは「秘密」です)



「鶏肉」以外でも残る「隠語」


実は「隠語」は「かしわ」に限ったことではありません。

どの時代でも美味しいものを食べたかったのでしょう。


今に伝わる「隠語」を少しご紹介します。


botanniku

画像はイメージ フリー画像です
(「ぼたん鍋」といえば「猪鍋」のこと)



【主な食肉の隠語】


馬肉 ⇒ 桜肉
鹿肉 ⇒ 紅葉
猪肉 ⇒ 牡丹


etc…


※すべて右側が「隠語」


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画像はイメージ フリー画像です
(「桜肉」といえば「馬肉」を指します)



今では「かしわ」と名乗りつつも「ブロイラー」を用いている場合もあるかもしれません。


特に規制がない現在では、

本来の意味は曖昧となり地域の呼称のみが残っていったわけです。


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画像はイメージ フリー画像です
(現在の「かしわそば」のイメージ)



お料理の名前を調べて見ると、

時代背景などもわかり面白いものです。


メニュー一つでも主人の出身地などお店のルーツがわかる事もあります。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.5 加筆修正)




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「食文化」として大切な「旬」の考え



こんにちは(๑•̀ㅁ•́๑)✧
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「旬」を迎える食材たちは、

四季を告げ「おもてなし」の心を体現するもの。


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画像はイメージ フリー画像です
(日本の接客は海外にも評価が高い)



「食文化」として「旬」は非常に大切なものです。


本日は、

「であいものに込められた大切な食文化」

についてのお話です。



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フリー画像 イメージです
(「刺し身」は「旬のであいもの」でもある)



「四季が曖昧」になっている日本の状況


食材には「旬」があり、

「旬」を大切にすることは「季節」を大切にすることです。


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画像はイメージ フリー画像です
(多くの食材には「旬」がある)



「季節」と「旬」には切っても切れない関係があります。


その「季節」にしか手に入らない食材だからこそ、

そこに「初物」としての価値を見出してきた日本の「食文化」


ところが近年ではその四季そのものが少し曖昧になってきています。


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画像はイメージ フリー画像です
(一部のエリアでは砂漠化も問題に)



【四季が曖昧になる要因】


・「冷凍技術」の進化によるもの
・輸入品など流通や物流の発展
・地球環境の変化
・「栽培」や「養殖技術」の進化によるもの
・「乱獲」による個体数激減

etc…


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画像はイメージ フリー画像です
(「乱獲」により種の危機も…)



技術の進歩はありがたいものであり、

その恩恵により何時でも頂ける食材があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「冷凍技術」の進歩は豊かな暮らしをもたらすが)



その一方で、

人による「環境破壊」や「乱獲」による種の危機など。


看過できない事象もあるのが現実です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「環境破壊」により「地球環境」の変化も起こる)



良い変化もあれば、

好ましくない変化もあるのです。



「旬」や季節を感じにくい時代


スーパーなどの小売店には年中食材が並び、

輸入や「冷凍技術」の進歩により通年頂ける物が増えました。


それはそれでありがたい事です。


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画像はイメージ フリー画像です
(とある一定の品揃えがある小売店)



ビルの中で「LED照明」によって育てられる野菜。


こちらには当然「旬」というものがありません。

栄養価も通年同じレベルを保つことが出来るそうです。


LED栽培

画像はイメージ フリー画像です
(「室内水耕栽培」のイメージ)



スーパーでは一年中「焼き芋」を販売しています。

貯蔵技術の進歩によりいろいろな野菜が「旬」を調製されているわけです。



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画像はイメージ フリー画像です
(一年中「焼き芋」が購入できる)



このような時代で生まれた子供たちは、

「スーパーで年中売っているもの」

という認識をするでしょう。


ここで一例を挙げた「焼き芋」は、

本来は「冬季限定」であり季節を告げる「風物詩」であったのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(何でも揃うスーパー)



このような環境で育った子供が親になった時に、

果たして「旬」は正しく受け継がれるでしょうか?


疑問が残ります。



季節の変化も曖昧になりつつある


「地球環境」の変化もかなり深刻であると言えます。


・溶け出した氷による海面の上昇
・海水温の上昇
・台風の大型化
・野生生物の生息図の変化


など直接影響がある事も起きています。


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画像はイメージ フリー画像です
(海面が上昇すると水没する島も存在する)



またここ最近では確実に季節が曖昧になりつつあります。


・季節外れの暖かさ
・異常な高温
・雪の降らない冬
・突然の豪雪や豪雨
・異常に早く咲く桜
・作物の不作

etc…


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画像はイメージ フリー画像です
(体感でもわかる「地球温暖化」)



明確であった四季の訪れが少しずつ曖昧になっています。


本来「四季」は徐々に移ろうものですが、

近年では突然に気温が上がったり、下がったり。


雨季が長引く事も多く、はっきりした季節の変化を感じにくくなりました。



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画像はイメージ フリー画像です
(「花ごよみ」の一例 季節を感じる花たち)



「花ごよみ」とは「どの季節に何が咲くか」で、

季節を感じるものです。


近年では4月にはすでに「桜」が散っている事も普通になりました。


「桜」と「藤」が同時に咲いたりするのも本来はなかったことです。


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画像はいつかの風景
(手前に「藤」…奥に「桜」が咲いている)



※地方により差異はあります



「であいもの」に込められた思い


こんな状況だからこそ「旬」は大切にしていきたいものです。


「コロナ禍」のダメージも癒えぬうちに、

「物価高騰」の波が押し寄せ厳しい状況です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「値上げ」のニュースも見飽きてきました)



飲食店も様々な問題の中努力をしています。


・原材料費高騰
・人件費高騰
・人員不足
・キャッシュレス化への対応


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画像はイメージ フリー画像です
(飲食店は決して楽な状況ではない)



「であいもの」


という言葉をご存知ですか?


「旬」と「旬」の出会い。

これはある意味究極の「旬」と言えるお料理たちです。




【代表的な「であいもの」の一例】



「刺し身盛り合わせ(生)」


「旬」の鮮魚たちの饗宴と言える。

和食の代表的な存在でもある。


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画像はイメージ フリー画像です
(「旬」の鮮魚盛り合わせ)



「ぶり大根」


冬が「旬」で甘みの強くなる大根と、

最も脂の乗る「寒ブリ」の組み合わせ。


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画像はイメージ フリー画像です
(冬が「旬」である「ブリと大根」の組み合わせ)




「若竹煮」


共に春が「旬」の「新わかめ」と「たけのこ」の煮物。


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画像はイメージ フリー画像です
(シンプルにダシの旨味と「旬」の風味)


etc…



これらの料理は美味しさはもちろんの事…


提供する板前たちの、

・気持ち
・季節感
・心意気


が詰まっているのです。


和食文化を体現しているとも言えます。


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画像はイメージ フリー画像です
(板前の心意気を届ける料理)



「食文化」として「おもてなし」を大切にしていくために


「和食では初物を大切にする」


それほど食に詳しくない方でも聞いたことがある言葉です。


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画像はイメージ フリー画像です
(高級料亭では庭も「旬」の「おもてなし」の一つ)



特に高級な料亭や旅館などでは特にメニューがなく、

「季節のコース」

などと書いてあることがあります。


「もうこんな季節だね」
「やはりこの時期の魚は美味しい」
「また来年も食べたいもの…」


と喜んでもらう事。


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画像はイメージ フリー画像です
(季節を体現する「旬」が並ぶ)



これが和食に込められた日本の「おもてなし」なのだと思います。



「旬とは季節です」


「旬」を大切にしてきたからこそ、

和食は「無形文化遺産」に登録されたのです。


四季を感じにくくなっている昨今だからこそ、大切にしたいものです。


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画像はイメージ フリー画像です
(出来れば誇れる国でありたいもの)



これを機に「旬」について少しだけ気にしてみませんか?

こちらをクリック頂くと「旬カレンダー」へ繋がっています。



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画像はイメージ フリー画像です
(季節ごとの大切な日常がある)



春 ⇒ 潮干狩りで「アサリ」を採り
夏 ⇒ 「スイカ」割りを楽しみ
秋 ⇒ 芋掘りをして「焼き芋」を焼き
冬 ⇒ 脂の乗った魚介で鍋物を頂く


そんな当たり前の日常が私達にとって如何に大切なことか。


「旬」を意識することで次代に繋いで行きたいものです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「食文化」も伝えて守る必要があります)



「旬」の文化は次代に残したい、

大切な「食文化」なのです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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