難しい漢字の植物 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:難しい漢字の植物



秋の七草に数えられます



こんにちは(・◇・)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


お花や植物の中でも、時に漢字が難しいものがあります。
難読漢字に出ていた「女郎花」もその一つ。


皆さんは読めますか?
お花に詳しい方にはご存知の事と思います。


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画像はイメージ フリー画像です
(小さな黄色いお花をつける「女郎花」)



秋の七草の一つ「オミナエシ」


答えは「オミナエシ」です。

開花時期は7月から10月くらいまで。
オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物です。


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画像はイメージ フリー画像です
(黄色が美しいお花です)



春に種を撒くと、子株が育ちます。

そちらを植えておくと翌年の秋には大きく育ち、
黄色い小さな花をたくさん咲かせます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「女郎花」の群生)



背が高く、60センチから100センチほどに成長します。

日当たりが良い場所を好むので、
河原などの土手でよく見かける植物です。



オトコエシ(男郎花)もある


少し不思議な漢字が当てられている「オミナエシ」ですが、
近縁種に「オトコエシ」も存在します。

こちらは「男郎花」と書きます。


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画像はイメージ フリー画像です
(やや大振りな「男郎花」)



「オミナエシ」よりも一回り大きく、
丈夫な花姿をしています。

また白い花を咲かせるので、区別をすることが出来ます。


この事は「女郎花」の名前の由来とも関わりがあります。



「女郎花」の由来


不思議な文字を当てる「女郎花」ですが、
その由来は諸説あります。

その中で有力と思われる2説をご紹介します。



【女性らしさの印象から】




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画像はイメージ フリー画像です
(和装の女性のイメージ)



上述の「男郎花」の力強い花姿に比べると、
「女郎花」の花は小さく女性らしさがあります。

「男郎花」に対して少し控えめな「女郎花」

ということから呼ばれるようになったとされます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「男郎花」は力強く見える)




【「女飯」からの派生】



その昔男たちはもち米を炊いた「白飯」を食べていました。
その白いご飯を「男飯」と呼びました。


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画像はイメージ フリー画像です
(「あわ」を炊いたご飯は薄く黄色になる)



それに対し女性は粟を炊いた「粟飯」を食べることが多かったとされます。
これを「女飯」と呼びました。

また「女飯」は粟の黄色いご飯でした。

その黄色いご飯と「オミナエシ」の花がよく似ていた事から、

「オンナメシ」⇒「オミナエシ」

に転じたというものです。



現在の多様化の時代からすると、少し違和感を覚える話ではあります。


双方が混じり合って産まれたというのが正しい…そう考えます。



花言葉に「美人」も…


「オミナエシ」は女性を表すお花であることを象徴するように、
花言葉にも面白いものが含まれています。


・永久
・忍耐
・親切
美人



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画像はイメージ フリー画像です
(「永久」に「美人」でありますよう…)



そのものズバリ「美人」という花言葉を持っています。


昔は、一歩下がった女性が良いとされた時代。

そのような時代背景からも「女郎花」という言葉が産まれたのかもしれません。




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花言葉は「犠牲・献身」不思議な花言葉です



こんにちは(*´ェ`*)
四つ葉のくまさんことよつくまです🐎
本日もよろしくお願い致します。


お花や植物も時に漢字が難しいものがあります。
難読漢字の一つである「馬酔木」の文字。


皆さんは読めますか?
季節のお花に詳しい方には普通に読めると思います。

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画像はイメージ いつかの「馬酔木」
(早春を告げる花でもあります)



難読漢字の一つ「アセビ」


答えは「アセビ」です。

開花時期は早春。
2月~4月位まで楽しめるツツジの仲間です。

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画像はイメージ いつかのアセビ
(小さな花がたくさんついています)


そのまま漢字を読むと、

「うまよいき」となります。

馬が酔う木なのでしょうか…。


そのあたりを含めて由来を書いていきたいと思います。



「馬酔木」の毒性について


アセビは有毒植物です。

葉や茎など全体的に毒が含まれているそうです。

全草が有毒ということです。
可憐な白いお花は意外にも有毒植物が多いです。

一例としては「鈴蘭」等が挙げられます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「鈴蘭」も有毒植物です)


動物なども本能的に食べないようにしているのだそうです。
万が一人が食べた場合は「脚がしびれたような症状」が出るようです。

「足痺れ」⇒「あししびれ」

が転訛または誤転したことが「アセビ」の語源と言われています。
※諸説あります

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画像はイメージ フリー画像です
(間違っても食べさせてはいけません)


また馬がこの植物を誤食した際に、
脚をしびれさせた様子が、

「馬が酔っているようだ」

ということで「馬酔木」の文字が当てられました。



花言葉にまつわるアンドロメダのお話


少し変わった花言葉である

「犠牲・献身」

ですが。


こちらを知るにはギリシャ神話のアンドロメダ姫のお話を知る必要があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(生贄のアンドロメダ姫)


おおよそこのようなお話です。



【アンドロメダ姫の物語】


エチオピアの王妃カシオペアはたいそう美しく。
それを鼻にかけておりました。

それが海の妖精の怒りを買いました。
そして真っ黒な化け物鯨をけしかけたのです。

「助かりたければアンドロメダ姫を生贄にせよ」

アンドロメダ姫は自ら生贄を買って出ました。

そして化け物に喰われそうなその時…

英雄ペルセウスに救われたのです。

ペルセウスとアンドロメダ姫は結婚し…
そのひ孫は英雄ヘラクレスとなるのです。




アセビは英語で「Japanese andromeda(日本のアンドロメダ)」と呼ばれます。

花言葉はアンドロメダ姫の「犠牲・献身」から来ているのです。


海外の「アンドロメダ」は別種のお花です。
そのお花に似ていることから「日本のアンドロメダ」と呼ばれています。

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画像はイメージ フリー画像です
(シベリアなどに開花するアンドロメダの花)


ヒメシャクナゲ属のアンドロメダは寒冷地に多く、
北海道などにも自生しています。



早春を彩るかわいらしいお花


花色は白が多いですが、一部ピンクなどもあるようです。
庭などに植えると葉も美しく、新芽は赤みを帯びます。

釣り鐘状のお花が連なりかわいらしく、
春の訪れを感じることが出来るでしょう。

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画像はイメージ フリー画像です
(ピンクの花色のアセビ)



花一つの名前や花言葉にも、
色々なストーリーがあるものです。




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花言葉は「遊戯(ゲーム)」不思議な花言葉です



こんにちは( ・Д・)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


お花や植物も時に漢字が難しいものがあります。
難読漢字に出ていた「風信子」の文字もその一つ。


皆さんは読めますか?
お花に詳しい方にはご存知の事と思います。

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画像はイメージ いつかの風信子
(紫系がメジャーですが花色は豊富です)



難読漢字の一つ「ヒヤシンス」


答えは「ヒヤシンス」です。

1月後半~4月位まで立派なお花を咲かせるユリ科の植物です。

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画像はイメージ いつかのヒヤシンス
(色味が美しいです)


お花の中には漢字を当てて、

百日紅(さるすべり)
竜胆 (りんどう)

など独特の表現をするものがあります。


美しい色で豪華なイメージがあるヒヤシンス
球根植物ですから突然地面から現れて花を咲かせます。

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画像はイメージ フリー画像です
(ヒヤシンスの球根)



ヒヤシンスにまつわるギリシャ神話


このヒヤシンスですが…ちょっと不思議な花言葉があります。

「勝負、遊戯(ゲーム)」

というものです。


ギリシャ神話の「ヒュアキントス」という美少年が語源であるとされます。

大変美少年だったことから、
太陽の神と西風の神に大変愛されていたのだとか。

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画像はイメージ フリー画像です
(神が起こす気まぐれ…)



【ヒュアキントスとヒヤシンスの話】



ある日太陽の神とヒュアキントスが円盤投げをして遊んでいた

それを見た西風の神は大変嫉妬をして意地悪な風を起こした

その風の影響で投げた円盤がヒュアキントスの額に命中

大量の血を流しヒュアキントスは死んでしまった…

その血から咲いた花が「ヒヤシンス」となった




ヒュアキントスが興じていた「遊戯」「勝負」が円盤投げです。

少し珍しい花言葉はそこから生まれたそうです。

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画像はイメージ フリー画像です
(円盤投げのイメージ)



美しく「遊戯」も上手かった彼は西風の神に嫉妬を受けたのです。



特に紫の「ヒヤシンス」の花言葉

「悲しみを超えた愛」

には何か深いものを感じざるを得ません。



花色で変わる花言葉


お花にはその花そのものにある花言葉の他に、
花色ごとに花言葉がある場合があります。

「ヒヤシンス」は一株でボリュームがあり迫力があるお花です。
( )内は花言葉です

・青(変わらぬ愛)
・赤(嫉妬)
・白(控えめな愛らしさ)
・黄(あなたとなら幸せ)
・紫(悲しみ・悲しみを超えた愛)
・ピンク(淑やかな可愛らしさ)


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画像はイメージ フリー画像です
(ヒヤシンスの花色は豊富です)



春の訪れを感じながら今年も楽しむとしましょう。



風信子

「風を信じた子」

なんだか当て字も少し怖く感じます




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.2加筆修正)




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