二の舞は踏まない
こんにちは(゜o゜;
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。
20回目を迎えたこの企画…
さて今日はどんな言葉でしょうか
「ちょっと役に立つ話」カテゴリで
言葉の使い方について…
使い方を誤ってしまう言葉はたくさんあります。
できれば正しく使いたいですね
というわけで第20回の本日は「二の舞を演じる」についてです
画像はイメージ フリー画像です
こんな使い方をしていませんか?
例文
「今回の件…あれって二の舞を踏んでない?」
結構使わないでしょうか?
実はこれが間違いですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
◆二の舞を演じる
前の人と同じ失敗をする
前の人をそのまま真似すること
もともと舞楽の一つである「案摩の舞」(あまのまい)という踊りから来ている言葉
案摩の舞には一の舞と二の舞があり、二の舞は一の舞の真似を面白おかしく舞い笑いを誘うものなのだとか…
この事から人の真似をする、同じ失敗を繰り返すことを「二の舞」と言うようになったのだとか
正しい表現は?
正しい例文
「今回の件は全く二の舞を演じているよね」
こちらが正しい使い方となるわけです
「二の舞を踏む」という誤用は大変多く、どうやら「二の足を踏む」と混同され、それぞれが混ざってしまったようです。
※二の足を踏む
⇒戸惑ってどう行動しようか迷う様
こうやって覚えましょう!
舞 ⇒ 舞うもの
足 ⇒ 踏むもの
舞は舞うもの…足は踏むものですね
◆二の舞を演じる
「しっかり改善点を決めておかないと二の舞を演じてしまう」
「先日の二の舞を演じぬよう準備をする」
◆二の足を踏む
「車を新しくしたいが値段を考えると二の足を踏んでしまう」
「人違いかもしれないと声をかけるのに二の足を踏む」
しっかり使い分けましょう'`ィ (゚д゚)/
こんな表現も…
同義語には「同じ轍を踏む」(おなじてつをふむ)
があります。
こちらは意味としてはほぼ同じで、「前の人が失敗したことを再びする」ことです。
「轍」とは「わだち」とも読みます🚗
タイヤのあとを「わだち」といいますが、転倒した車のあとを次の車がまた通って転倒してしまう。
ということから来ている言葉です。
使い分けとしては…
日常会話⇒二の舞を演じる
少し硬い文書⇒同じ轍を踏む
でよろしいかと思います。
新聞などは「轍」を使うことが多いとか…
そこで「踏む」をつかうため二の舞も踏んでしまう誤用が増えたのでは無いでしょうか?
いずれにせよ言葉は正しく使って行きたいものですね
本当に普段普通に使っているのに、実は間違っている言葉のなんと多いことか
こんな言葉たちにスポットライトを当てていきたいなと思います。
第20回の本日はここまでです…
また身近な言葉遣いを学んでいきましょう
よつくまがお届けいたしました*・゜゚・*:.。..。🍀
こちらも間違いやすい言葉です(ジンクス)
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