失笑は呆れた笑いではない
こんにちは(゚д゚)!
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
誤用の多い言葉はたくさんあります。
普段何気に使っている言葉の中にも本来の意味と違っている物も…
できれば正しく使いたいものです。
というわけで第22回の本日は「失笑」についてです

画像はイメージ フリー画像です
こんな使い方をしていませんか?
例文
「聞いた?さっきの会議…呆れて失笑ものだよね」
結構使わないでしょうか?
実はこれが間違いなのです。
◆失笑
思わず笑ってしまう様
おかしくてこらえきれずに笑ってしまうこと
「失」の意味は…
うっかりすること。
つまり笑ってはいけないようなところでうっかり笑ってしまうこと。
笑いをこらえきれない事をさします。
本来の意味では。
呆れや、
見下すといった感情は入っていません。
正しい表現は?
正しい例文
「会議の場で何だけど…彼の話に失笑しちゃった」
こちらが正しい使い方となるわけです

・あまりにも内容がくだらないから
・呆れて物が言えない
という意味ではないので要注意です

およそ6割が間違った使い方をしている言葉
国語に対する世論調査というのがあるそうですが。
「失笑」
の意味として
・笑いも出ないくらい呆れる
と回答した方が6割を超える結果になりました

正しく
・こらえきれずに吹き出してしまった
と回答した方が27%程だったとのこと。
そのくらい誤用が多い言葉と言えるでしょう。
ちょっとした注意点
この言葉のように、世間一般で誤用が本来の意味と異なって広がってしまった言葉があります。
このような言葉の場合。
例えば
「さっきの会議の発言…失笑しちゃったよ」
などと同僚に話したら…
喧嘩になるかもしれません。
6割の方が誤用しているならば、「発言に呆れた」と取られても仕方ないからです。
無理に使わずにわかりやすい言葉で伝えたほうが無難かもしれません。
例えば
「さっきの会議の発言…面白くて笑いがこらえきれなかったよ」
などですね。
本人は面白くてこらえることが出来なかったという意味で使っても。
受け取る相手が誤認識していたら…意味がありません。
・吹き出す
・思わず笑う
など一般的にわかりやすい言葉を選択するのも一つのコミュニケーションです

いずれにせよ言葉は正しく使って行きたいものですね

普段普通に使っているのに、実は間違っている言葉のなんと多いことか…
こんな言葉たちにスポットライトを当てていきたいなと思います。
第22回の本日はここまでです…
また身近な言葉遣いを学んでいきましょう

よつくまがお届けいたしました˚**.。ꕤ
こちらも間違いやすい言葉です(二の舞を演じる)

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