意味を理解して使うべき言葉
こんにちは?q|゚Д゚|p
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
日本語は難しいと言われています。
私達日本人でも使いこなせていないのが現状です。
日常会話の中で普通に用いられる言葉です。
しかし意味を勘違いしている場合がある言葉です。
本日は「割愛(かつあい)する」についてお届けします。

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(ビジネスシーンのイメージ)
日常会話で意味の誤用が多い
単純な、
「省略する」
といった意味合いで誤用される事が多い言葉です。

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(無駄を省く「省略」)
【間違った使い方】
※プレゼンや会議などで
「この項目は重要ではないので今回は割愛させていただきます」
日常会話で聞いたことがないでしょうか?
実はこれは間違った使い方なのです。

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(確かに「無駄」は省いたほうが良いですが)
この例では、
「無駄なものを省く」
「省略する」
という気持ちで「割愛する」を用いています。
「割愛する」には、
・無駄を省く
・省略する
といったような「省略」という意味はありません。
「割愛する」の正しい使い方と例文
【「割愛する」の正しい意味】
「割愛する」
「愛執」を断ち切ること。
惜しく思うものを思い切って手放すこと。
という意味になります。

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(本当は手放したくないもの)
「割愛させて頂きます」
この言葉が理解できている方には「仕方なく」
間違った理解をしている方には 「効率化」
と印象が違った意味になる言葉です。

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(「効率化」が求められる時代です)
とある部分を「省く」というシチュエーションで、
「惜しむ気持ち」を持って行うのか。
「単純なる省略」なのか。
で使い分けるべき言葉です。
【正しい使い方の例】
「今回の応募作品は非常に優秀でした…ですが時間の都合上割愛とさせて頂きます」

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(「社内プレゼン」のイメージ)
一例として「社内プレゼンテーション」で何かの対策を募集したとしましょう。
その結果、複数の良質な提案が集まりました。
本来はそのすべてを紹介したい所です。
しかしながら時間は限られている為に、
そのうち一部を紹介して、残りの説明を仕方なく省かせて頂きます。
これが「割愛する」になります。

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(こちらは「省略」のイメージ)
単純な「省略」の意味は、
「不要ものとして取り除く」という意味です。
だいぶニュアンスの違いがあることがわかります。
「割愛」は仏教からきている言葉
「割愛」は「煩悩」を捨て去るという意味もあります。
元々は仏教からきている言葉です。
「煩悩」を捨て去り出家をする(仏門に入る)ことを指す言葉です。

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(仏門に身を捧げる)
愛する人や故郷を捨て、
仏門に身を捧げるのは相当覚悟が必要でした。
愛する人から引き裂かれるような思い…
「愛を割く」
から「割愛」と転じていったそうです。

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(僧になる事は覚悟が必要だった)
そういった背景から本来の意味としては、
「惜しみながらも仕方なく気持ちを断つ」
という意味になります。
スマートに使い分けよう
「割愛」⇒ 非常に残念な思いを込める
「省略」⇒ 無駄を省く
という事になります。

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(正しく使い分けましょう)
「省略」の意味は「不要ものとして取り除く」という意味です。
大事な資料を扱う際に「省略」してしまうと失礼に当たる場合があります。
ご注意下さい。
また機会があれば日本語について学んでいきたいと思います。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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