「冒頭の部分」と思う人が多数
こんにちはΣ(=゚ω゚=;)
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
日本語は難しいと言われています。
私達日本人でも使いこなせていないのが現状です。
日常会話の中で普通に用いられる言葉です。
しかし意味を勘違いしている場合がある言葉です。
本日は「さわり」についてお届けします。

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(「さわり」だけ…人により変わる意味)
かなりの方が「誤用」している言葉
多くの方が、
「冒頭だけ」
といった意味合いで「誤用」される事が多い言葉です。

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(「冒頭」と言う意味は無い「さわり」)
【間違った使い方】
※プレゼンや会議などで
「時間も無いのでその話はさわり(最初)だけで…」
日常会話で聞いたことがないでしょうか?
実はこれは間違った使い方なのです。

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(「定例会議」必要でしょうか?)
この例では、
「冒頭だけ」
「最初のほうを少し」
という気持ちで「さわり」を用いています。
「さわり」には、
・冒頭だけ
・かいつまんで少しだけ
といったような「冒頭・要約」という意味はありません。
「さわり」の正しい使い方と例文
【「さわり」の正しい意味】
「さわり」
・話や曲の聞かせどころ
・「演目」の見どころ(舞台など)
という意味になります。

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(「歌舞伎」ならば「見得」は見どころの一つ)
「さわり」
この言葉が理解できている方には「要点」
間違った理解をしている方には 「冒頭や要約」
と意味が違った意味になる言葉です。

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(最も聞いてほしいところが「さわり」です)
時間がないのであれば、
「最も大切なポイント」のみを話し合うのが筋です。
参加者それぞれが意味を理解していることを前提としないと、
使用できない言葉になります。
【正しい使い方の例】
「時間も限られていますので要点(さわり)から話して頂けますか?」
もし本当に冒頭や要約が聞きたいのなら、
「その話の大体の概略を説明願えますか?」
が正しい表現でしょう。

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(無理に「さわり」を用いる必要はない)
会議などの参加者全員が「さわり」を理解している…
その可能性が低いならばあえて使用する必要が無い言葉です。
例えば「アーティスト」に、
「新曲のさわりだけ聞かせて」
と頼むのはどうでしょうか?

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(「アーティスト」のイメージ)
いわゆる「聞かせどころ」だけで良いと言われて、
余り良い気持ちはしないのでは無いでしょうか?
必要ないまたは誤解を生むならば、
あえて使用しないもの一つの方法です。
元々「浄瑠璃」からきている言葉
「さわり」は元々は「浄瑠璃用語」と言われています。
「浄瑠璃」とは、
「三味線」を鳴らしながら語る劇場音楽のことです。

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(人形を用いる「人形浄瑠璃」のイメージ)
演者としては最も伝えたい部分が「さわり」なわけです。
すなわち「さわり」までの様々な演目を経て、
いよいよクライマックスなわけです。
「さわり」だけというにはやはり失礼な気がします。
実に半数は間違っている言葉
文化庁による調査によると、
実に半数以上の人が「冒頭の部分」として「誤用」している言葉です。

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(半数以上が「誤用」している言葉)
この「さわり」をつかう場合。
自分と相手が互いに理解をしていることが前提です。
この調査結果を見る限りでは、
あえて「さわり」という言葉を選ぶ理由は低いでしょう。

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(まんべんなく「誤用」している珍しい言葉)
大体の場合、ご高齢の方は正しく理解している事が多いですが、
この「さわり」については世代を問わず「誤用」している言葉です。
無理に使う必要がない言葉もあることを覚えておきましょう。
また機会があれば日本語について学んでいきたいと思います。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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