益鳥 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:益鳥



「ツバメの巣がある家は栄える」と言われる理由



こんにちは (。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


初夏のある日…

いつの間にやら「ツバメ」が巣を作っている事があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(都市部でも玄関やガレージなどで見かけます)



「ツバメの巣がある家は栄える」


一度は聞いたことが無いでしょうか?


本日は、

「ツバメは幸運のシンボル」

についてのお話です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ツバメ」のヒナたちは元気に餌を求めます)



「幸運の証」である「ツバメ」の巣


「ツバメが巣を作った家は栄える」


古くから伝わる言葉の一つです。


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画像はイメージ フリー画像です
(昔の人は縁起がよいと喜んだ)



これは「商い」をしている家の軒先に…

「ツバメが営巣することが多い」

という習性からできた言葉と言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(巣作り中の「ツバメ」)



「ツバメ」は人の出入りが多い場所に好んで営巣します。


もちろん他にも条件はあります。



【「ツバメ」が営巣する条件】


・雨露をしのげる
・適度に風通しが良い
・外敵が侵入しにくい(蛇なども)
・近隣に水場や土がある


そして欠かせないのが「適度な人の出入りがある」事です。


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画像はイメージ フリー画像です
(親「ツバメ」は大忙しです)



これを「商家」で考えた場合どうなるでしょう?


「適度な人の出入りがある」=「流行っているお店」


ということになります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「商家」のイメージ 人の出入りは欠かせない)



「ツバメ」が営巣する事が、

人の出入りの一種のバロメーターになっていたわけです。


人の出入りのない「商家」には「儲け」もありません。


そのような事柄から「商売繁盛のシンボル」として大切にしてきました。


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画像はイメージ フリー画像です
(「商売繁盛」のイメージ「招き猫」)



「ツバメ」とともにやってくる春


「ツバメ」は春先から初夏にかけて飛来します。


つまり「春を告げる鳥」でもありました。


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画像はイメージ フリー画像です
(営巣地を視察中でしょうか?)



昔の冬というのは今とは比べ物にならないくらい厳しいものでした。

亡くなる方も多かったでしょう。


暖房などはありません。

食べ物も備蓄を少しずつ食べていました。



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画像はイメージ フリー画像です
(今年も「ツバメ」を見ることができました)



そんな時に訪れた「ツバメ」の姿に人々は春の訪れを感じて、

「ああ今年も冬を越せたなぁ」

と思ったに違いありません。


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画像はいつかの「たんぽぽ」
(春の訪れと共に咲き始めます)



草花などと同様に、

春を告げる縁起の良い野鳥でもあるのです。



「豊穣のシンボル」でもあるツバメ


害虫を食べてくれる「益鳥」でもある「ツバメ」


「害虫の駆除」⇒「実りが約束される」


ということで「豊穣のシンボル」として扱われてきました。


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画像はイメージ フリー画像です
(秋の実りのイメージ)



昔の方々にとって「渡り鳥」という考え自体がなかったでしょう。


害虫が発生する時期にどこからともなく現れて…

豊穣を約束してくれる。


その「ツバメ」が巣を作った農家の方は嬉しかったでしょう。

神秘的ですらあったかもしれません。


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画像はイメージ フリー画像です
(田に集まるツバメたち)



いずれにしても稲作中心の日本人にとってありがたい野鳥、

「幸運の鳥」

であったのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「幸運の鳥」のイメージ)



また野鳥は本能的に「自然災害」に遭わない場所に営巣する。

という意見もあります。


※確実性に欠ける情報です



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画像はイメージ フリー画像です
(今年も無事にやってくるでしょうか)



・人の出入りがある場所に営巣
・害虫を駆除してくれる
・春を告げる


これら「ツバメ」の習性から、

「幸運のシンボル」として愛されて来たのです。




次回は「ツバメは幸運のシンボル(海外編)」についてまとめます。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.5 加筆修正)




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「ツバメ」とともに暮らした日本人



こんにちは (*゚▽゚*)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


暖かくなり始めた頃に、

気がつけば空を舞う「ツバメ」たち…


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画像はイメージ フリー画像です
(「ツバメ」は舞うように飛びます)



「ツバメ」たちは人と共に生きる事を選んだ野鳥なのです。


本日は、

「ツバメと人間の関係」

についてのお話です。


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画像はイメージ フリー画像です
(水田を飛ぶ「ツバメ」)



農耕民族にとっての「ツバメ」


日本人はもともと稲作を行う農耕民族です。


そして「ツバメ」は夏に訪れて「稲」を荒らす害虫を食べてくれる。

つまり「益鳥」として親しまれてきました。


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画像はイメージ フリー画像です
(水田の害虫を食す「ツバメ」)



一般的に「ツバメ」は民家などに営巣をします。


これは人の出入りがある場所のほうが、

天敵である「カラス」や「猫」などから襲われるリスクが減るからと言われています。



つまり「Win↔Win」の関係です。


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画像はイメージ フリー画像です
(どちらにも利点がある関係性)



「稲」につく害虫を駆除するのに、

「農薬散布」を行うというようなことがなかった昔のこと。


「ツバメ」はたいそう大切にされたに違いありません。


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画像はイメージ フリー画像です
(昔はほぼ手作業で行われていた)



人間との共存を選んだ「ツバメ」たち


現在では稲作中心とは言えない日本人の生活。


しかし「稲作」をしなくなった都市部においても、

「ツバメ」は人の側に営巣します。


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画像はイメージ フリー画像です
(民家の軒下に営巣した「ツバメ」)



都市部でも「カラス」や「野良猫」等による、

「ツバメ」の被害は多く報告されています。


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画像はイメージ フリー画像です
(「カラス」も「ツバメ」だけを襲うわけではない)



人間の側に営巣したほうが、

警戒心の強い「カラス」が寄りにくい事があげられると思います。


民家の軒下がなくなった昨今でも、

・駐車場の上
・ガレージの照明の上
・駅の中
・横断歩道の裏側

etc…


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画像はイメージ フリー画像です
(近年ではガレージに営巣する個体が増加)



「ツバメ」たちは色々工夫をして巣を作り、

子を育てまた南へ帰っていきます。


その営みは変わらず続いているのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ツバメ」たちの営みは変わらない)




模様としても愛された「ツバメ」


また「ツバメ」はその飛ぶ姿が美しいことから、

モチーフとしても親しまれています。


「飛燕」とは飛んでいる「ツバメ」を指す言葉です。

手ぬぐいや着物の柄としても「飛燕」は愛されてきました。



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画像はイメージ フリー画像です
(「飛燕」模様の一例)



「ツバメ」柄の浴衣など現在でも見ることができます。

それほどに親しい身近な存在であったわけです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ツバメ」柄の浴衣のイメージ)



正装のモチーフにも


あらたまった席で着用する「燕尾服」はご存知かと思います。


男性の正装として知られるこの服は文字の如く…

「燕の尾」

をモチーフに作られています。


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画像はイメージ フリー画像です
(「燕尾服」のイメージ)



某野球チームのマスコットも「ツバメ」です。


※2025.2 担当のスタッフの訃報がありました
 お悔やみ申し上げます


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画像は「東京ヤクルトスワローズ」様のものです
(ファンに愛されているキャラクターです)



それほど古くから人間と身近な存在である野鳥が「ツバメ」なのです。


遠い旅路からやってきた「ツバメ」を見ることで、

昔の人達は季節の移り変わりを感じていた事でしょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(昔より人間と「ツバメ」は共存してきた)



現在でもこの共存関係は続き、

こと農村部や田舎では大切にされているのです。


それは素晴らしいことではないでしょうか?



次回は「ツバメは幸運のシンボル」について書いてみたいと思います。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.5 加筆修正)




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