「玄米」にも様々な精米の度合いがある



こんにちは(´~`)モグモグ
四つ葉のくまさんことよつくまです🌾
本日もよろしくお願いいたします。


健康的な食生活を目指して取り入れる方も多いのが、
「玄米」です。

主食を「玄米」に変えてから病気が治ったとか、
身体の不調が嘘のようになくなったなどと、

テレビのショッピング番組のような話です。


本日はそんな「玄米食」についてのお話。
意外と知らない「玄米」と「精白米」をお届けします。

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(健康食のイメージが強い「玄米」)



「玄米」と「精白米」


お米は私達の主食です。
確かに主食であるご飯が健康に影響があるとすれば、

上述の健康の話についても関わりがありそうです。


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(私達の主食である米を栽培する水田)



まずはそれぞれの違いを知っていきましょう。




【玄米】


収穫後「籾殻」のみを取去った状態のお米。


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(色はやや茶色がかっている)


胚芽や糠、胚乳といった成分がそのまま残っている状態です。
色は少し茶色がかっています。

「精白米」と違い透明感はありません。
また胚芽などが残っている為に、お米の一部に白い部分が見えます。

やや香ばしい香りがします。




【精白米】


スーパーで普通に買うお米の状態です。

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(お米といえば通常はこちら)


収穫後「籾殻」を取去ったのち、
胚乳を残して胚芽や糠を削り取ったものです。

新米ほどやや透明感があります。

色は白で、いわゆる白米と言われる状態です。
炊く前でもお米の香りがします。



玄米の「分づき精米」とは?


「玄米」の状態から「精白米」の状態の間にはいくつかの段階があります。
この段階ごとに精米していくことを「分づき精米」といいます。

段階は概ね以下のとおりです。


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(精米機を使った精米の様子)



【三分づき米】


「玄米」の表皮を約3割ほど削った状態。
糠層がほぼ残っているので、栄養価は高いものの少し固く食べにくい。

とは言え「玄米」に比べたら食べやすい。
栄養価もかなり残っている状態です。



【五分づき米(半づき米)】


「玄米」の糠層を半分ほど削った状態。
胚芽も糠も5割程度残っているので、
栄養価を程よく残しつつ食べやすさも重視した中間の状態。

バランス重視と言えます。


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(五分づき米 いくらか茶色い)



【七分づき米】


「玄米」の糠層を七割ほど削った状態。
お米の白さが見える状態になる。

かなり削ってしまっているので「精白米」に近いが、
胚芽の栄養も一部残ってる。

やや硬めとはいえ白米に近い食感なるので、食べやすいのも利点です。


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(精米方法を選んで購入できるサイトもある)



「精白米」ではいけないのか?


「精白米」=「白米」(以下白米)

「白米」が良くないか?
といえばそんなことはありません。

「白米」にも利点はたくさんあります。


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(「白米」は食べ慣れた味です)


栄養素的には「玄米」や「分づき米」に劣るものの、

・消化がよい
・胃腸を穏やかに保つ
・体内への吸収率がよく少量でも栄養になる


そして何よりの利点があります。


・味と食感がよく見た目もきれい


これが「白米」を選択する本当のポイントかも知れません。

・胃腸があまり強くない
・病中病後で体力が落ちている
・高齢者



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(お腹が弱い方は「白米」がおすすめ)



「白米」は生鮮食品?


糠層をすべて取去った状態の「白米」は実は生鮮食品と一緒です。
つまりどんどん風味が落ちていってしまうのです。

なかなか冷蔵庫に入れるお宅は少ないと思いますが、
保存は冷蔵庫が一番です。


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(最近はドアポケット用も)


最近ではお米を入れるスペースのある冷蔵庫も登場しています。

それほど大量の「白米」を消費しないという方は、
小さいサイズを購入して冷蔵保存するのがおすすめです。

量販店などで便利な保存ツールも販売しています。


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画像はイメージ フリー画像です
(最初からペットボトルで販売している物も)


「玄米」から「精白米」までの間に、
精米の段階が存在する事も覚えておきましょう。


本日は「玄米」と「精白米」の違いについて記載しました。

次回は「玄米」の栄養やメリットについて書いていこうと思います。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.5 加筆修正)




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