「のらぼう菜」生産地近郊のみ流通する野菜



こんにちは(・∀・)つ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


地産地消コーナーや、
旅行時のサービスエリアにあるJAなど、
珍しい野菜を見かけることがあります。


本日ご紹介する、

「のらぼう菜」

は家庭菜園にも向く美味しい野菜です。


どのような野菜なのでしょうか?


のらぼう菜

画像はいつかの「のらぼう菜」
(茎のしっかりした葉野菜です)



「のらぼう菜」とは?


【のらぼう菜】


・アブラナ科
・アブラナ属
・西洋アブラナが原種とされる



norabouna

画像はイメージ フリー画像です
(のらぼう菜…アブラナ科らしい姿)



緑黄色野菜の一種です。

「のらぼう菜」

は江戸野菜として、実は古くから栽培されていた記録がある野菜です。
耐寒性に優れており生命力も旺盛で、
家庭菜園にも向く野菜とされています。


漢字で「野良坊」と当ててある場合もありますが、
その由来は定かではありません。


daikikin

画像はイメージ フリー画像です
(飢饉のイメージ 多くの方が亡くなったとされる)



江戸時代の大飢饉である、

・天明の大飢饉
・天保の大飢饉

において、人々を飢餓から救ったと伝わっており、

あきる野市の「子生神社(こやすじんじゃ)」には、
1977年に「野良坊菜之碑」が建立されているそうです。


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画像はJA様のものです
(建立されたとされる「野良坊菜之碑」)



残念なことに、収穫後の日持ちが悪く、
長距離輸送に向かないという弱点があり、全国区になっていない野菜です。

近年では苦味や癖の無い味が見直され、品種改良も進んでいるとのことです。



癖もなく食べやすい野菜です


実食しましたので感想を記載します。

・エグみなど癖はない
・歯ごたえがとても良い
・茎の甘みが美味しい


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画像はイメージ フリー画像です
(立派な「のらぼう菜」)



調理も簡単でアク抜きなども不要です。

小松菜などの代わりにしても良さそうです。
小松菜に苦味を感じる方には便利な野菜です。


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画像はイメージ フリー画像です
(小松菜は下茹でが必要なことも)



簡単調理で美味しく頂けました。

特徴は癖の無さと甘み、そして食感が良いことです。



「油炒め」がおすすめ


【具体的な使い方】


・お浸しに
・青菜炒めに
・豚肉などと一緒に炒め物に
・ほうれん草ソテーの代わりにバターで


のらぼう菜炒め

画像は実際に油炒めした「のらぼう菜」
(食感シャキシャキで甘く美味しいです)



基本的に火を通して頂きます。

さっと洗ってざく切り、
アク抜きなどはせずにそのまま油炒めにしました。

味付けは塩コショウのみで充分です。

充分美味しく頂くことが出来ました。


扱いは小松菜やほうれん草などと一緒です。

通常はほうれん草を用いるバターソテーなども、
「のらぼう菜」で作ると美味しいと思います。


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画像はイメージ フリー画像です
(画像はほうれん草バターソテー…同じ調理法でOK)



油脂との相性が抜群で甘みが増します。

ベーコンなどとも好相性です。



栄養素にも非常に優れている


この「のらぼう菜」ですがもう一つ特徴があります。

それは茹でてもかさが減らないこと。
つまりボリュームがそのまま残るのです。


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画像は農林水産省の郷土料理のHPより
(画像クリックでレシピへリンクしています)



「のらぼう菜のお浸し」の詳しい作り方はこちら



栄養価にも優れています。

・鉄分
・ビタミンA

などは豊富に含まれています。


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画像はイメージ フリー画像です
(美味しく栄養価にも優れる)



特筆すべきはビタミンCの含有量です。

小松菜のビタミンCのおよそ2倍含まれているのです。



もしスーパーなどで見かけたら一度試してはいかがでしょうか?
(流通量は少なめです)

食べやすく美味しい野菜です。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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