日本語の使い方 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:日本語の使い方



およそ4割の方が間違って使用している



こんにちはΣ('◇'*)エェッ!?
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


日本語は難しいと言われています。
私達日本人でも使いこなせていないのが現状です。


日常会話の中でも誤用が非常に多い言葉です。
まるで反対の意味にとらえている言葉なのです。


本日は「おもむろに」についてお届けします。


tobidasi

画像はイメージ フリー画像です
(この状態は「おもむろに」でしょうか?)




日常会話で誤用の多い言葉


「突然に」
「急に(思いもせず)」

といった意味合いで誤用される事が多い言葉です。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(動物は急に動くことも…)




【間違った使い方】


「運転中に路地からおもむろに自転車が飛び出してきて…」


日常会話で聞いたことがないでしょうか?
実はこれは間違った使い方なのです。


kyuuni

画像はイメージ フリー画像です
(子供も急に飛び出してくる事も)



この例では、

「思いもよらぬタイミングで」
「急に・突然に」

という気持ちで「おもむろに」を用いています。



「おもむろに」には、

・急に
・思いもせず
・突然の状況

といったような「急に・思いがけず」という意味はありません。



「おもむろに」の正しい使い方と例文


【「おもむろに」の正しい意味】


「おもむろに」


落ち着いてことを始める様。
静かにゆっくりとした様。


という意味になります。


arukidasu

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(ゆっくりと歩き出す様)



「おもむろに歩き出す」


この言葉が理解できている方には「ゆっくりと」
間違った理解をしている方には 「突然、急に」


とまるで反対の意味になる言葉です。


hayaiosoi

画像はイメージ フリー画像です
(「早い」と「ゆっくり」真逆です)



この言葉を理解するには漢字にするのが一番です。


「おもむろに」を漢字で書くと「徐に」となります。

「徐(じょ)」

この漢字には「ゆっくりしている」という意味があるのです。



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画像はイメージ フリー画像です
(「徐行運転」はすぐに止まれる速度)



「徐行」という言葉があります。

運転免許をお持ちの方はご存知だと思いますが、
すぐに止まれる速度で走るのが「徐行運転」です。






【正しい使い方の例】


「声をかけるとおもむろに彼は歩き出した」
「しばらくするとおもむろに立ち上がった」


tatiagaru

画像はイメージ フリー画像です
(ゆっくりと立ち上がる様子)



急な飛び出しなどを表現したいならば、
無理に「おもむろに」を使わずに、

「運転中、急に(突然)路地から自転車が飛び出してきた」
「飼い猫が急に飛び上がって驚いた」

でいいわけです。



「情緒」を含んだ言い方も出来る


「おもむろに」


を使うと「情緒」「感情」を表す事ができます。


「ようやく」
「もったいぶって」

といった感情を含んで使用する事があります。


settoku


画像はイメージ フリー画像です
(説得を繰り返しようやく…)



「説得を繰り返すと…おもむろに口を開いた」


この場合何度も何度も話をした結果、
ようやく話をしてくれたという意味です。



「おもむろに動き出す…夜の電車」


yogisha

画像はイメージ フリー画像です
(動き出しはゆっくりとしています)



この場合は夜の電車がどのような様子で動き出すのか、

さらにはその裏にあるドラマが想像出来ます。


日常の風景でも、
なにかの背景を想像させる文章になります。



「誤用」を指摘するよりも…


この言葉はおよそ40%の方が誤用している言葉です。


話の前後関係から、
おおよそ言いたいことは理解出来ます。


naruhodo

画像はイメージ フリー画像です
(話をする相手にもよります)



「それじゃ逆だよ」


と指摘する事も必要ですが、
いらぬトラブルになることもあります。


自分で用いるならば「情緒」を含んで、
大人らしく使いたい言葉の一つです。


sunadokei

画像はイメージ フリー画像で
(「徐に」流れる時間)



また機会があれば日本語について学んでいきたいと思います。




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実に70%以上の方が間違っている言葉



こんにちは(; ̄Д ̄)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


日本語は難しいと言われています。
私達日本人でも使いこなせていないのが現状です。


日常生活でも誤用が非常に多い言葉です。
間違っていることも認識していない言葉なのです。


本日は「姑息」についてお届けします。


sodenosita

画像はイメージ フリー画像です
(これは「姑息」ではなく「袖の下」)



日常会話でほぼ誤用されている言葉


「卑怯な手段」
「やむを得ない状況を作って」

といった意味合いで誤用される事が多い言葉です。

むしろこちらの意味で使う方が多いのが現状かと…


waruihanasi

画像はイメージ フリー画像です
(「悪い噂」を流す人物のイメージ)




【間違った使い方】


「◯◯さん…だいぶ姑息な手段で出世したらしい」


日常会話で聞いたことがないでしょうか?
実はこれは間違った使い方なのです。


shusse

画像はイメージ フリー画像です
(出世には努力が必要です)



この例では、

「卑怯な手段を用いる」
「なにか弱みを握って」

という気持ちで「姑息」を用いています。



「姑息」には、

・卑怯な手段
・人の弱みにつけ込む
・やむを得ぬ状況を作って何かを進める

といったような「卑怯・卑劣」という意味はありません。



「姑息」の正しい使い方と例文


【「姑息」の正しい意味】


「姑息」


間に合わせ。一時しのぎの事。


という意味になります。


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画像はイメージ フリー画像です
(崩れないように「一時しのぎ」に)



言葉の意味をはっきり理解した人から見れば、


その場しのぎの仕事では出世できないけどなぁ」


と思われるかもしれません。



この言葉を理解するには、
それぞれの漢字を分解して考える必要があります。

「姑」 ⇒ ひとまず、しばらく
「息」 ⇒ 呼吸を表す、一息つく


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画像はイメージ フリー画像です
(しばらくの間考えを巡らせましょう)



「姑息」を直訳すると「ひとまず休息する」となります。

とはいえ事態は急を要する場合、
何らかの手段を講じないとなりません。

そこから「一時しのぐ」という意味の「姑息」が産まれました。





【正しい使い方の例】


「今週は繁忙期です…多少姑息でも乗り切りましょう」
「所詮は姑息…しっかり対策を考えましょう」


gannbarou

画像はイメージ フリー画像です
(まずは「その場をしのいで」から…です)



あくまで「一時しのぎ」であるので、
それを続けることは良くありません。

その後何らかの対策をなさねばならないわけです。


・所詮は一時しのぎ
・一時しのぎとは言え乗り切った


ネガティブとポジティブな意味で使い分ける事も可能です。


negapozi

画像はイメージ フリー画像です
(前後関係から双方の使い方もできる)



「無理につかう」必要はない…かも


少なくとも「姑息な人」と言えば、
結構な悪口になります。

正しい意味を知っていても「一時しのぎが得意な人」
やはり悪口になります。


uwasa

画像はイメージ フリー画像です
(噂話には「尾ヒレ」がつくものです)



トラブルの元となり得る言葉です。

あえて選択する必要もないと思います。



文化庁の調査でも70%が間違っている


データは古いですが、
文化庁の平成22年度の調査によると、

70%の方が「卑怯な」という意味で認知している言葉だそうです。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(餌でつるとは…つい「姑息な」と言いたくなります)

※ペットに専用フード以外を与えないように



つまりは、

「一時しのぎばかりで問題と向き合わない」
  ⇩
「卑怯な奴だ」


という流れはごく自然であり、抵抗が無いからです。


詳しく知りたい方はこちら

(文部科学省 「言葉、この意味な~に?」)



近年では、

「結局その場しのぎ」であることから、

・卑怯な様
・正々堂々と取り組まない様

という意味も追加されつつある言葉です。



seisansei

画像はイメージ フリー画像です
(出来れば高め合いたい人間関係)



人のことを「姑息」と言ったり、
そのように思ったりすることよりも、

認めて高め合いたい…と思うのは理想論かも知れません。




また機会があれば日本語について学んでいきたいと思います。




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そもそも「春」の言葉ではない「小春日和」



こんにちは( ´_ゝ`)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


日本語は難しいと言われています。
私達日本人でも使いこなせていないのが現状です。


日常生活でも誤用が非常に多い言葉です。
テレビなどでも誤用が目立ちます。


本日は「小春日和」についてお届けします。


BlogPaint

画像はいつかの冬の晴れ間
(こんな日は気温も高くなる)



日常の会話で誤用される事が多い


「春先の暖かい日」
「桜も咲きそうな気温」

といった意味合いで誤用される事が多い言葉です。

テレビなどでも多用されます。


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画像はイメージ フリー画像です
(桜の蕾のイメージ)



【間違った使い方】


「今日は小春日和だから…桜も咲きそうだね」


日常会話でよく使いませんか?
実はこれは間違った使い方なのです。


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画像はイメージ いつかの桜
(そもそも春先に使う言葉ではない)



この例では、

春先の暖かい日に、

「こんなに暖かいなら桜も咲きそうだ」

という気持ちで「小春日和」を用いています。


まず春先に使っている事自体が間違いです。
言葉としては初冬に用いる言葉です。


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画像はイメージ フリー画像です
(よく見られる風景です)



最近ではテレビにて、
お天気キャスターが春に使ってしまっていることもあり、
勘違いをされる方が多いようです。

その事に対して、いちいち抗議なども無く自然な流れなのでしょう。



「小春日和」の正しい使い方と例文


【「小春日和」の正しい意味】


「小春日和」は、

初冬のころの穏やかで暖かな天気の日

を指す言葉です。


初冬とは大体ですが11月上旬から12月にかけての、
いよいよ寒くなる冬の始まりの頃です。

そもそも春に使う言葉ではないのです。


IMG_20211127_110653

画像はイメージ いつかの秋の空
(暖かく冬の訪れを感じさせない気候)



正しくは晩秋から初冬の頃の穏やかで暖かな天候のことです。

「春」という言葉が使われていますが、春の天候ではありません


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(「秋桜」の歌詞の一節にも登場する)



1977年のヒット曲「秋桜」

作詞作曲 さだまさし
歌手   山口百恵


の一節に…


「こんな小春日和の穏やかな日は…」


とあるように晩秋から初冬を表現している言葉です。

「秋桜」

が咲いているのですから間違いなく春ではありません。




【正しい使い方の例】


「冬はもうすぐだけど、今日は小春日和でそれを感じさせないね」
「秋桜も揺れる小春日和の一日」


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画像はイメージ いつかのコスモス
(穏やかに揺れるコスモスの花)



陰暦の10月頃を「小春」と呼び。

それが今日の「小春日和」となったとされます。


現代の暦ではおおよそ、

11月から12月上旬にあたる時期になります。



正しい使い方は年齢層により異なる


文化庁の広報誌「ぶんかる」にて、
ちょっとしたデータを発見しましたのでご紹介します。



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画像はイメージ フリー画像です
(年齢層により大きく異なる認知率)



※正しく小春日和を使える方の年齢層

 10代 ⇒ 27.1%
 20代 ⇒ 37.3%
 30代 ⇒ 48.6%
 40代 ⇒ 50%
 50代 ⇒ 60.2%
 60代 ⇒ 58.4%

(引用 文化庁「ぶんかる」より)


rikaisita

画像はイメージ フリー画像です
(正しく覚えておきましょう)



10代、20代が圧倒的に間違った使い方をしていることがわかります。

後は「どんぐりの背比べ」といったところです。


「ぶんかる」を詳しくご覧になりたい方はこちら



tikyuwotaisetuni

画像はイメージ フリー画像です
(地球規模で気候は変動している)




しかしながら地球環境もどんどん変動しています。

本来「小春日和」であった気候も、
「まだ暑い」日があるのも事実です。

言葉自体が「意味を失う」可能性もまたあるのです。




また機会があれば日本語について学んでいきたいと思います。




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