意外と知らないりんごの話 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:意外と知らないりんごの話



「透明」か「混濁」か?


こんにちは(・・?
四つ葉のくまさんことよつくまです🍎
本日もよろしくお願いいたします。


りんごジュースは朝食などに飲む方も多いでしょう。


同じ100%ジュースでも色や味わいが違う物があります。

・金色に近い「透明」タイプ
・やや黄みがかった「混濁」タイプ

この違いは何でしょうか?
本日はそんなお話です。

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画像はイメージ フリー画像です
(ジュースも美味しいりんご)



「透明」と「混濁」は何が違うのか?


スーパーなどで市販されているパックのりんごジュース。

同じ100%ジュースでもメーカーにより違いがあります。

それが「透明」か「混濁」かの違いです。

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画像はイメージ フリー画像です
(パック入りジュースはメーカーにより違う)



両者ともにりんご100%ジュースであることは間違い無いのです。

しかしどこか風味も違うような気がします。


元々の原材料の品種が違うのでしょうか?


少しお値段の高い瓶に入ったタイプのりんごジュース。

こちらは「混濁」のタイプが多い気もします。

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画像はイメージ フリー画像です
(少し値段が高い瓶のタイプ)



決め手は「製法」の違い


結論から言ってしまえば2つのりんごの品種は同じです。

ではなぜ仕上がりが変わってくるのでしょう?

その秘密は「製法の違い」にあります。


りんごを絞って果汁にしてからが違うのです。

絞っただけの果汁「混濁」タイプ
絞った後濾過工程「透明」タイプ

ということになります。

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画像はイメージ フリー画像です
(絞られたりんご果汁のイメージ)


絞っただけの果汁には微細な固形成分が含まれます。

・果肉
・食物繊維

といった成分です。


こちらを取り除かずそのままパッケージに入れると「混濁」タイプになります。


一方で一度濾過工程を踏み、
微細な固形成分を濾過した後でパッケージに入れると「透明」タイプの完成です。



「透明」は栄養分は低い?


「濾過工程」


を経て作られたりんごジュースが「透明」タイプです。

しかし疑問が産まれます。


「透明は食物繊維が無いのか?」


というシンプルな疑問です。

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画像はイメージ フリー画像です
(美しい黄金色が特徴)


確かに「混濁」と比べれば食物繊維量はわずかに少ないそうです。

ただ、濾過工程で濾される栄養素は極わずか…
栄養価として見た場合それほどの大きな違いは産まれないとのこと。



【透明タイプの良さ】


・口当たりがよくスッキリしている
・色合いが美しく変色しない
・大量生産に向く(海外では主流)


海外では「透明」タイプが主流だそうです。

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画像はイメージ フリー画像です
(コストコではおしゃれなタイプも)


味わいもスッキリとしており、舌触りがよいのが特徴です。
濾過している為に舌に繊維質が当たることもありません。

非常に飲みやすいりんごジュースと言えます。



「混濁」は品質がよいりんごの味


「混濁」

タイプは果汁の味がストレートに出ます。


そして微細な果肉感を感じるものもあります。

色味に関してはやや不安定。
りんごの成分により少しの変動が見られます。

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画像はイメージ フリー画像です
(りんごそのものが生きる混濁)


つまりりんご本来の良さがそのまま味に繋がるのです。


【混濁タイプの良さ】


・とろっとした舌触り
・りんごそのもののダイレクトな味

りんごの微細な果肉が沈殿することがあるので、
飲む際はよく振ってから飲むのがおすすめです。

りんごが好きな方はよりいっそう楽しめる事でしょう。



りんご県では「混濁」が多い話


上述の製法の違いから、
りんごの品質に自信がある地方。

つまり「りんご県」である青森県などでは、

実に9割のりんごジュースが「混濁」タイプなのだそうです。

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画像はイメージ フリー画像です
(りんご県では様々なタイプが)


それはりんごの品質への自信の表れです。

少しお値段の高い瓶に入ったりんごジュースに「混濁」タイプが多いのは、
こういった産地のこだわりが詰まっていると言えます。


スッキリさっぱり飲みたい時は「透明」タイプ。
りんごをしっかり感じたい時は「混濁」タイプと…


飲み比べてみるのも面白いかもしれません。





よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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意外と知らないりんごの不思議


こんにちは(・∀・)つ
四つ葉のくまさんことよつくまです🍎
本日もよろしくお願いいたします。


りんごの品種は数多くあります。
その中でも傑作と言われて栽培され続けるりんごがあります。

皆様もおなじみであろう、

「ふじ」

というりんごです。

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画像はイメージ フリー画像です
(実りの季節を迎えるりんご園)



「ふじ」と「サンふじ」は別物か?


りんごが旬を迎える秋から冬にかけて、
スーパーでも多く見かけるようになります。

また贈答品のフルーツパーラーなどに行くと、

「ふじりんご」の名称できれいなりんごが販売されています。

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画像はイメージ フリー画像です
(紅色が美しい「ふじ」)


スーパーでは、

「サンふじ」

が多く見かけられます。

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画像はイメージ フリー画像です
(よく見かける「サンふじ」)


見た目がだいぶ違っているので、別の品種なのでしょうか?


同じような事象は、

「津軽」

という品種でも見受けられます。


元々の品種が違うのでしょうか?



決め手は「有袋」か「無袋」か…


結論から言ってしまえば2つのりんごの品種は同じです。

ではなぜ別の品種のような出来になるのでしょうか?

その秘密は「袋の有無」にあります。

袋を被せることを「有袋」(ゆうたい)
被せないことを 「無袋」(むたい)

と呼びます。

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画像はイメージ フリー画像です
(農家の方は手作業で袋を被せる)


「ふじ」

に限ったことではありませんが、
ある一定の時期まで太陽光を浴びたりんごに、

袋を被せて育てたもの   ⇒ 「ふじ」
袋を被せないで育てたもの ⇒ 「サンふじ」

となります。


「サンふじ」の「サン」は太陽の「SUN」なのです。

出荷まで太陽を浴びて育ったりんごには「サン◯◯」という名称が付きます。



「箱入り娘」か「外で遊ばせる」か


両者の違いを比べてみましょう。

まずは「箱入り娘」である「ふじ」の特徴から。

見た目 ⇒ 鮮やかな紅色
      つやつやしている
味   ⇒ 甘さは控えめ
      皮が薄く剥かなくても気にならない
保存等 ⇒ 保存性が高く病害虫に強い
出荷期 ⇒ 4月以降夏場まで出回る

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画像はイメージ フリー画像です
(皮を剥かなくても食べやすい「ふじ」)


「ふじ」は袋で覆われたいわゆる「箱入り娘」

大事に育てられますが、
その分太陽光の吸収が減り甘みは少なくなります。

表皮がツヤっとして紅もきれいに出ます。
贈答品として用いられる事が多いです。

有袋の為病害虫が付きにくく、保存性が高いのも売りです。



続いて「外で遊ばせた」「サンふじ」の場合。

見た目 ⇒ 鮮やかさはあまりない
      ザラッとしている
味   ⇒ りんご本来の濃い味
      表皮は少し荒れるので剥いたほうがよい
      品種により「蜜」が入る
保存等 ⇒ 若干保存性に劣る
出荷期 ⇒ 年末から3月位まで

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画像はイメージ フリー画像です
(「サンふじ」は蜜入りの物が多い)


「サンふじ」はいわば「外で育った少しワイルド」なりんごです。

無袋といって袋を被せないので、
最後まで太陽をたっぷり浴びます。

この太陽が甘い「蜜」を産むのです。

その分表皮が固くなり、ザラザラになります。
「ふじ」に比べると保存性も劣ります。

いわゆる「完熟」りんごとも言えるでしょう。



出回る時期にも違いが生まれる


「ふじ」はその保存性の高さから、
「サンふじ」が出荷できない時期をカバーすることが出来ます。

このような事ができるのも、

「ふじ」というりんごの品種のポテンシャルの高さゆえでしょう。

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画像はイメージ フリー画像です
(りんご農家収穫のイメージ)


私たちはスーパーなどに行くと、
当たり前にりんごを手に取ります。

そこには農家、生産者達の努力があることを忘れないようにしたいものです。


台風や水害などが多発する昨今…
被害が少ないことを祈るばかりです。

私達は実りをありがたく頂く気持ちも大切です。



よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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