家庭では多くの食中毒が発生している


こんにちは(゚∇゚ ;)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


高温多湿と言われる日本において、
家庭での食中毒予防は大変重要です。

本日は少し役に立つ

「家庭での食中毒予防三原則」

のお話です。

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画像はイメージ フリー画像です
(清潔なキッチンのイメージ)



実は二番目に食中毒発生が多いのが…家庭


厚生労働省の統計によれば、
食中毒の発生件数が最も多いのが、

「飲食店」 

です。

ところが第二位がなんと、

「家庭」

なのです。

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(清潔に保つ努力は大変です)


これは家庭に置ける衛生管理が不十分であるということです。

・知識不足
・過信(うちは大丈夫)
・季節性のもの

など様々な理由があります。


また高温多湿となる、

5月から9月はかなりの数の食中毒が発生します。

その理由と対策について、
まとめた原則が…

【食中毒を防ぐ三原則】

です。



食中毒を防ぐ三原則とは?


厚生労働省のまとめている

「食中毒予防三原則」

は以下のとおりです。

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画像はイメージ フリー画像です
(イラストによるイメージ)


①付けない
②増やさない
③やっつける


以下詳しく説明していきます。



原因菌を付けない(殺菌・洗浄)


食中毒は原因菌が付着することで、増殖⇒発生するケースが殆んどです。
まずはこの原因菌を付けないことが大切です。

具体的には「手洗いと消毒」がこれに該当します。

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画像はイメージ フリー画像です
(今や当たり前となっている手洗い)


食材に触れる手はもちろんです。
野菜などに付着した雑菌をきちんと洗浄することで、

そもそものリスクを大きく減らすことが出来ます。


原因菌が付着する可能性は2種類あります。

・直接付着
・間接付着

です。

直接付着は洗浄が不十分であったり、
触れることによる付着です。

これに対して間接付着は何かを通じて他の食材に菌が付着することです。

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画像はイメージ フリー画像です
(わかりやすいイラストがありました)


【イラスト左から】

・肉などに原因菌が存在する
・包丁に原因菌が付着する
・同じ包丁を使ってトマトを切る
・原因菌が付着したトマトを生で食す ⇒ 食中毒の発生


この場合間違いが2つありますがわかりますか?


『間違い①』

肉を切った際に包丁を洗浄しない事

きちんと洗浄することで防げたわけです。
(まな板にも同じことが起こり得ます)


『間違い②』

そもそも切る順番が違う

生で食べるサラダなどが先に調理されていれば、
加熱処理する肉などは問題がなかったはずです。


調理前に手を殺菌洗浄しても知識不足で発生するケースもあるのです。



原因菌を増やさない(正しい保存)


せっかく正しい調理方法で調理したお料理も、
保存方法が間違っていればリスクは高まります。

特に暑い時期にはあっという間にリスクが上昇します。

・買ってきたものはすぐに冷蔵庫へ
・温かいものは温かいうちに
・冷たいものは直前まで冷蔵庫に

を基本としましょう。

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(サラダや生魚は要注意です)


お食事の時間がずれるご家庭も多いでしょう。

・子供の食事(18時)
・家族の食事(19時)
・遅い帰宅の方の食事(22時)

たとえば食卓に調理後のお料理を置きっぱなしにした場合…
遅い帰宅の方の食事は4時間も経っているのです。

別に調理する又は正しく保管する事が大事です。



「一晩寝かせたカレー」

という言葉があります。

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画像はイメージ フリー画像です
(確かに美味しくはなります)


ところが安全そうなカレーも食中毒は発生しやすいのです。

キャンプや町内会でも多く作られるカレー。
火を付けて煮込んでいるうちは問題ないのですが…

火を止めて冷ましたまま放置するのが一番危ないのです。


雑菌にとって一番増殖しやすい温度である、

「30℃~40℃」

この時間帯を長く続けることは非常に危険です。


できれば清潔なタッパーなどに移し、冷蔵保存を推奨します。



原因菌をやっつける(滅菌・加熱)


肉類、特に鶏肉には特に多いとされている原因菌。
また魚介類にも塩水に強い好塩菌(こうえんきん)などが含まれます。

これらを洗浄や加熱によりやっつける必要があります。

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(厚みのある部分が生焼けということは無いですか?)


一番原因になりうるのが生焼け…つまり加熱不足です。

鶏肉だけでなく、ハンバーグなどおなじみのお料理にも起こり得る事です。


多くの菌が死滅する又は活動停止するのが…

【75℃で1分間以上】

と言われています。


コロナ禍において肉などを冷凍保存している家庭も多いでしょう。

鶏肉などの冷凍品を解凍が不十分のまま調理すると、
内部温度が75℃に達せず殺菌されないケースがあります。

また肉の厚みを均一にすることで、
火の通りをよくする事が出来ます。

ハンバーグの中央を凹ませるのはそういった意味もあるのです。

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(火の通りにくい中央を凹ませる)


ピクルスなどを手作りする場合も、一度軽く茹でると安心です。

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画像はイメージ フリー画像です
(食感が残るように1分ほど茹でます)


正しい調理知識を持つことで、
家族を守ることが出来ます。



コロナ禍において免疫機能が低下している


近年の状況において、
身体の防衛機能である「免疫」が低下している方が増加しているそうです。

「帯状疱疹」

の増加などは顕著な例と言えます。


原因としては、

・在宅の増加
・運動不足
・日光を浴びる機会の減少
・様々なストレス
・長引く状況への不安

etc…


今までは問題なかった食中毒に対する抵抗も、
今後落ちる可能性が高いです。

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画像はイメージ フリー画像です
(適度な運動が大切)


・適切な運動
・ストレス解消
・正しい知識による予防

etc…


しっかり管理していきましょう。


食中毒について詳しく知りたい方はこちら
(厚生労働省「食中毒」についてのページです)




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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