「風鈴」の音色を聴きながら…「うたたね」の午後
こんにちは(*´∇`*)
四つ葉のくまさんことよつくまです🎐
本日もよろしくお願いいたします。
現在の住宅は気密性が高いとされます。
プライバシーの観点からも窓を締めエアコンで過ごすことが多いです。

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(暑い時期でも快適に過ごすことができます)
暑さの質は違っていますが…
もちろん昔の夏も暑かったのは間違いありません。
江戸時代には様々な方法で、
「涼」
を求めました。

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(「夕涼み」と思われるイメージ)
風にたなびく「風鈴」の音色。
夏の「風物詩」にも「涼感」があるものです。
「江戸の涼」について学びましょう。
本日は「風鈴」についてのお話です。

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(言わずとしれた夏の「風物詩」です)
「軒下」から「ベランダ」へ…場所は変われど
「ちりんちりん」…と風になびく「風鈴」
現代でも夏の「風物詩」として楽しむ方が多いです。
観光名所として「風鈴」を使ったイベントを開催する場所もあります。

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(観光地に並んだ「風鈴」のイメージ)
以前の日本家屋では「軒下」で…
住まいは変わり現在は「ベランダ」にて楽しめる「風鈴」

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(風になびくと優しい音色)
優しい音色は「うたたね」するに気持ちの良いものです。

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(暑い時期は睡眠不足になるものです)
私達は夏の訪れを意識して「風鈴」の音色を楽しみます。
江戸の人々は同じように「風鈴」を楽しんでいたのでしょうか?
占いの道具であった「風鈴」の起源
【風鈴の起源】
中国「唐」の時代…占い用の道具として使われていた…
「占風鐸(せんふうたく)」
が原型と言われています。

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(「遣唐使」のイメージ 命がけでした)
奈良時代に「遣唐使」が持ち帰り日本に伝わったとされます。

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(神社仏閣に見る「風鐸」のイメージ)
「吉兆」を占う道具として、
・風向き
・鳴り方
などから「占い」を行う道具であったようです。

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(昔は「占い」も立派な職業であった)
奈良時代には音色を楽しむ…というよりは、
邪気を払うといった「魔除け」の使い方をしていたとされます。

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(神社仏閣の「鈴」のイメージ)
古来より音色には「魔を払う力」があるとされています。
音色を楽しむのはまだ先の時代の話のようです。
超高級品であったガラスの「風鈴」
【江戸時代において】
江戸の頃「ガラス」の文化が伝わり「ガラス製」の「風鈴」が登場しました。
「風鈴」という呼び名自体は平安時代の頃からあったそうで、
素材が「ガラス」ではなかったのでしょう。

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(現在にみる金属製の「風鈴」のイメージ)
但し「ガラス」の加工は始まったばかりであり、
そのため大変高価な品でありました。

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(江戸の世では高級品であった)
「風鈴」一つの価格を、
現在の価値に換算するとおよそ200~300万円。

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(普通の生活で手にできるものではなかった)
とても手にすることはできなかったのです。
徐々に江戸でも拡がりを見せました。
しかし主に大名や豪商といった方々が中心でありました。
一般庶民が「風鈴」を楽しむようになったのは明治時代頃からだとされます。

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(近代化が進みつつある明治時代のイメージ)
「ガラス」技術が普及して、庶民でも手にすることができるようになったのでしょう。
「江戸風鈴」
と言いますが実は江戸庶民はほとんど使えるものではなかったのです。

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(江戸庶民には手が届くものではなかった)
江戸庶民が楽しんだ音色は?
では「風鈴」の代わりに江戸庶民は何を楽しんでいたのでしょうか?
主に虫かごに「鈴虫」などを飼い、
その音色を楽しんでいたようです。

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(江戸時代の「虫売り」)
当時の職業で、
「鈴虫売り」
というのがあったそうです。
この「鈴虫」ですが、
実は真夏にはおりません。
鳴き始めるのは今で言う8月下旬頃からでしょうか。

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(「かご」にはいった「鈴虫」のイメージ)
「風鈴」が定着して以降には…
真夏には「風鈴」の音色を聞き、
「鈴虫」が鳴き始める頃にはこれを楽しむ。
どちらも「鈴」ではあります。

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(「鈴虫」は美しい声で鳴きます)
音色も似ているといえば似ている気がします。
今でこそ「風鈴」は真夏のイメージですが、
江戸庶民にとっては夏の終わり頃の「鈴虫」が「涼」のイメージだったのです。

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(「夏の終わり」のイメージ)
それは真夏が過ぎて秋がやって来るというホッとした気持ちであったでしょう。
過ごしやすい季節が訪れるのは、
今も昔も変わらずありがたいものです。
なぜ「江戸風鈴」と呼ぶのか?
当時の「ガラス」製の風鈴は、
「ガラス風鈴」
「ビードロ風鈴」
などと呼ばれていました。

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(長崎の「ビードロ」のイメージ)
「江戸風鈴」という名前が誕生したのは、
1964(昭和39)年
風鈴職人の篠原儀治(しのはら よしはる)氏が名付けたものです。
(江戸川区無形文化財保持者)
「江戸時代から伝わる伝統を受け継いだ工芸品」
という意味を込めて「江戸風鈴」と名付けられました。
実は昭和に名付けられたのです。

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(現在も続く伝統工芸 画像クリックで遷移します)
詳しく知りたい方はこちらへ
(東京都産業労働局 TOKYOイチオシナビ のページです)
本物「江戸風鈴」はひと味ちがう音色
今は安価な「風鈴」が多く販売されています。
それらは厳密には「江戸風鈴」ではありません。
「江戸風鈴」は…
「篠原風鈴本舗」(江戸川区)
「篠原まるよし風鈴」(台東区)
の2ケ所のみで作られています。

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(江戸風鈴は内側から絵付けされる)
【「江戸風鈴」の特徴】
・型枠を使わない成形
・「風鈴」の内側からの絵付け
・「風鈴」の縁の部分をあえてギザギザのままにしている
などがあります。
それぞれが唯一無二のものであり音色も少しずつ違います。
ご興味がある方はこちらに詳しく載っています。
(東京都産業労働局 TOKYOイチオシナビ のページです)

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(日本の夏を代表する音色「風鈴」)
工業生産されたものとは別物と言えます。
当時の技術を今に伝える数少ない伝統工芸品です。

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(「風鈴」と涼感のイメージ)
風が涼しい日にはテレビを消して、
「風鈴」の音色を聞きながら過ごすのも乙なものです。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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