美味しい「お蕎麦」がある所は「水」も美味しい
こんにちは(*・ω・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。
日本人であればこだわりたいものの一つが「お蕎麦」です。
お米はもちろんですが、
「お蕎麦」も大切な文化の一つです。
本日はそんな「お蕎麦と水の関係」についてのお話です。
画像はイメージ いつかの「お蕎麦」
(「手打ち感」がいい雰囲気です)
「お蕎麦」の美味しさ直結する「水」
そば打ちには「水の良さ」は欠かせない要素です。
そば打ちにとって大切なのは「良質の軟水」と言われています。
画像はイメージ フリー画像です
(「手打ちそば」のイメージ)
「そば粉」の割合が高いそばを打つ際には、
「硬水」
だと「そば粉」が上手くまとまらないのだそうです。
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(「硬水」では「そば粉」はまとまりにくい)
ほぼすべての工程で「水」を使用する「お蕎麦」
・そば打ち
・茹で
・水で締める
「水」が美味しければ当然「お蕎麦」の味も良くなります。
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(茹でた「お蕎麦」を冷水で締める)
ダシをとって「そばつゆ」を作るのも、
「おいしい水」であればなおさら美味しくなります。
「良質の軟水」
はダシの風味を際立たせるのです。
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(「水」一つで大きく変わるダシの風味)
同じ地域で取れたものを同じ地域の「水」で調理する事。
これが美味しさの秘訣です。
いわゆる「地産地消」の考えです。
「身土不二」(しんどふじ)にも繋がる食文化です。
【身土不二とは?】
「土と身 2つにあらず」という意味。
つまり、人間の身体とその生活する土地は切っても切れない関係という意味の言葉です。
生まれた土地の物を食べて生活するのが、
最も理にかなっているという事を指しています。
画像はイメージ フリー画像です
(生まれ育った土地の土から恵みが得られる)
「お蕎麦」の美味しい地域では他にも名産がある
「お蕎麦」の美味しいと言われるエリアには、
必ずと言っていいほど美味しい日本酒があります。
「お蕎麦」の薬味として有名な「わさび」も、
「水」の綺麗な場所で育ちます。
「水」と「お蕎麦」や和食はとても関係が深いと言えます。
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(「水」の綺麗なわさび畑)
旅先などでとても美味しい「お蕎麦」と出会ったなら、
「そばつゆ」にいきなり「わさび」を混ぜるのではなく、
「お蕎麦」に「わさび」をちょっとだけ乗せて…「そばつゆ」に溶かさずに頂いて見て下さい。
また一味違った風味を楽しめます。
「水」のきれいなところで取れた「わさび」は絶品です。
お酒を飲む方であれば日本酒も頂きたい所です。
画像はイメージ フリー画像です
(飲み過ぎには注意しましょう)
地域にあった「水」と食べ物の文化
ヨーロッパなどでは「パスタ」を作ります。
そしてヨーロッパの「水」の多くは「硬水」です。
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(高い山がミネラル豊富な「硬水」を生む)
ミネラルを多く含む「硬水」は「お蕎麦」には不向きですが、
その土地で作る「パスタ」には適しているのです。
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(「パスタ」もその土地の「水」が合う)
この事柄は、
水がその土地に合った食べ物を作るのに大きく影響している事を表しています。
ちなみに日本では多くの水源が「軟水」です。
ヨーロッパのように高い山が少ないこと。
地層の影響で「軟水」が多いと言われています。
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(日本の美しい川の流れ)
「お蕎麦」は香りも楽しむもの
せっかく「お蕎麦」を楽しむならば、
香りまで楽しみましょう。
よく「通」の方は「お蕎麦」だけを先に食べるといいます。
その後、適宜薬味を楽しむのです。
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(代表的な薬味である「ネギ」と「わさび」)
今風に言えば「味変」でしょうか、
「通」のふりをして真似る必要はありません。
その人なりの楽しみ方をすればよいのです…が。
・味の濃いつけ汁にたっぷりとつける
・香辛料をこれでもかと使用する
・お酒を飲みすぎる(味覚が鈍る)
こういった行為は風味を損なうので控えましょう。
日本の「食文化」と「水」は切っても切れない縁があるようです。
画像はイメージ いつかの水車小屋
(きれいな「水」の流れる風景)
美しい日本の風景と食文化が共にありますよう、
願うばかりです。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2024.5 加筆修正)
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