「梅雨」がなければ真夏の水は確実に不足する
こんにちは(*・ω・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。
「梅雨」はうっとおしいだけなのでしょうか?
しかしながら実はこの時期に雨が降らないと困ることも。
近年では亜熱帯化が進んでいると言われる日本。
災害級の大雨は困りますが、
雨の全く降らない「梅雨」もまた困ったことになります。
本日は、
「梅雨の必要性」についてお話したいと思います。
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(雨にぬれても頑張るてんとう虫)
「梅雨」はうっとおしいだけではない 「梅雨」の恩恵3選
「梅雨なんてなければいいのに」
と思う方もおられると思います。
梅雨がもたらす恩恵とは一体どういったものでしょうか?
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(水がなければ生命は生きられない)
水は生命を育むのに必須と言えます。
私達が何気なく使っている水道の水も自動で生成されるわけではないのです。
【水道水が出来るまで】
雨が降る(降雨)
⇩
山などにある河川に水が流れる
⇩
ダムに貯められる(貯水)
⇩
調整を行い河川へ放水する
⇩
浄水場にて濾過される(浄水)
⇩
水道へと送られる(水道水)
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(水道水は無限に出るわけではない)
つまり雨が全く降らなければ水道水は出ないことになります。
海水はほぼ無限にありますが、
島国である日本では真水が大切なのです。
3つのポイントで記載していきます。
※真水⇒塩分を含まない水のこと
①真水を貯え夏に備える
これが一番の恩恵と言えます。
近年の猛暑化によって真夏の水道使用量は増加傾向です。
以下環境省のデータより引用⇩
『最高気温が1℃上昇すると 東京都全体で水需要が約3万トン/日(変動率 0.7%程度)増加する傾向がみられる』
※参考資料(PDF)
https://www.env.go.jp/air/report/h21-06/02.pdf
水の消費量が急増する真夏に向けて、
どのダムも「梅雨」に降る雨を頼りにしています。
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(ダムは大きな貯水池であり水量の調整をしている)
近年ではエリアごとの降雨量に大きな差が出ており問題になっています。
貯めることの出来る河川の少ない四国などは水不足が多いです。
2020年には夏でなく冬季にも南房総エリアの水不足が話題になっていました。
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(水量が減少したダム…水面が下がっている)
雨の少ない「空梅雨」の年は。
「水不足」
「取水制限」
などと報道されています。
これは単純に降雨量が足りないからです。
水資源は多岐に渡り使用されています。
・生活用水
・工業用水
・農業などの散水
・プールなどのレジャー及びスポーツ
・冷暖房の補助として
etc…
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(農業用の散水…作物が育つのに必須)
真夏は電力需要が逼迫すると言われます。
実は電力だけでなく水の消費量も急増します…「梅雨」の降雨は必須です。
※近年では一年を通じて節電を求められています
②植物や森などの自然を育む
水が必要なのは自然にとっても同じです。
人は結局の所、自然がないと生きていけません。
環境問題に配慮することは他人事では無いのです。
この時期にきちんと雨が降ることにより、私達の周囲の自然は潤っています。
やがて実りの季節である秋を迎えるためにも「梅雨」の雨は必要です。
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(人だけの問題ではありません)
山林が実りを迎えないことは、野生動物の飢餓を意味します。
今でも野生動物による食害などが起きていますが、
結果として山林が減ったこと、
実りが悪かったことによる餌の減少も要因としてあるのです。
もちろん行き過ぎた降雨は土砂災害等のきっかけになります。
自然は大きなサイクルで水を吸収して育まれているのです。
この土砂災害が増えた原因も、
山林の無理な切り崩しなどが一要因であることは言うまでもありません。
最も身近な自然である、
街路樹などもこの時期に水がなければ夏を越えられないでしょう。
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(都会の自然は雨に頼るしかない)
近年では暑すぎるために街路樹への水やりを自治体がお願いしたりしています。
都心部の公園もまた然り。
成長するためには「梅雨」の恩恵が必要になります。
③大地の加湿による恩恵
春先には乾燥した強い風が吹く影響で、健康被害が出ています。
・花粉症
・大気汚染
・黄砂
etc
大地に適度な潤いが無いと砂塵が舞うのです。
アレルギー性疾患の方は特に感じることでしょう。
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(乾燥した大地は粉塵を運んでしまう)
「梅雨」になると湿気が増えることで、花粉症などの疾患が軽減されます。
また降雨により草木が大地を覆い、砂塵が舞うのをカバーすると言われています。
春は霞みがちである空の色が、
秋口にはスッキリと青くなる一因と言われています。
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(緑に覆われた大地のイメージ)
私達も自然の一部 「梅雨」がなければ困る
このように「梅雨」には役割があります。
そして「梅雨」も自然を司る一つの季節なのです。
私達も自然の一部…これは変えることはできません。
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(恐ろしい山火事…)
乾燥が続きすぎると山火事などの原因になることもあります。
近年ではオーストラリアで大規模な山火事が発生。
たくさんのコアラ等の動物が犠牲になりました。
日本でも2021年度には乾燥による山火事が発生しました。
こちらは人為的災害のようですが、
適度な潤いがあれば防ぐことが可能です。
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(地球はすでに守る段階に来ている)
地球環境は悪化をしていると言わざるを得ません。
このところの気候には少しその傾向が多く見られます。
・資源の再利用
・エコバックなどの活用
・ゴミを減らす
・エコな車に乗り換える
etc
出来ることは小さいですが…一人ひとりの心がけが大切です。
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(森を育むことと私達の暮らしは無関係ではない)
私たちが生活の中で見直していかなければならない事も多いのではないでしょうか?
水などの資源は無限ではありません。
自然を守ることは自分たちを守ることです。
山を削り家を建て…そういった土地では土砂災害の危険が高いのは偶然ではありません。
次回も梅雨の雑学を記載していこうと思います。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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