みんな並んだ「持ち歩く」スタイル



こんにちは(●´ω`●)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


スイーツにも歴史があります。

現在では定番になっているスイーツも、
平成のヒットがきっかけになっています。


記憶に新しいみんなが並んだスイーツです。
「持ち歩く」という形は斬新でした。


本日ご紹介する「タピオカミルクティー」は、
現在も人気の高い一品です。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(みんな持って歩きました)




「タピオカミルクティー」が流行した頃


「タピオカミルクティー」が日本でヒットしたのは、

平成30年(2018)頃でした。


タピオカミルクティー②

画像はいつかの「タピオカミルクティー」
(有名店「Gong cha」のもの)



その頃の日本では、

・「築地市場」が豊洲へ移転
「働き方改革関連法」成立
・「安室奈美恵」さん引退
 

そのような時代でした。


tukizi

画像はイメージ フリー画像です
(老朽化もあり豊洲へ移転した)



今でも「場外市場」は築地に残っており、
外国人観光客を中心に人気となっています。


「働き方改革」という言葉もこのあたりから言われるようになりました。

いまだ、改革に先は見えない様子ではあります。



amura-

画像はイメージ フリー画像です
(「アムラー」と呼ばれるファッションも流行)



ファッションや楽曲で大ブームを起こした、

「安室奈美恵」

さんが引退をされたのもこの年です。



まだまだ記憶に新しい出来事です。


そんな時代にヒットしたのが「タピオカミルクティー」です。



「タピオカミルクティー」とは?


ミルクティーは御存知の通りです。

ここではまず「タピオカ」について説明します。

「タピオカ」は「タピオカパール」や「ブラックパール」とも呼ばれます。


tapioka

画像はイメージ フリー画像です
(大きさも種類がある「タピオカ」)



原材料となるのは「キャッサバ」と言われるブラジル原産の芋の仲間です。

この根「キャッサバ芋」のでんぷんを固めた物が「タピオカ」です。


kyassaba

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(キャッサバ芋のイメージ)



この「タピオカ」をミルクティーに入れたものが、

「タピオカミルクティー」です。



発祥については諸説ありますが、
有力なものをご紹介します。


1983年 台湾にて、

「春水堂」

のオーナーが「清涼飲料水」に対抗できる「中国茶」として発案したというものです。


shunsuidou

画像はイメージ フリー画像です
(「春水堂」さん日本店舗のイメージ)



他にも「元祖」を名乗る企業がおり、
裁判にまで発展したとのこと。

(こちらは割愛させて頂きます)



持ち歩いてもこぼれないスタイル


「持ち歩き」しやすい。

人気となった要因の一つとも言えるでしょう。

多くの「タピオカティー」は、
購入時にフィルムでぴったりと包装されているのです。


tapiokathi

画像はイメージ フリー画像です
(ストローを挿すまでこぼれないようなっている)



そこに太めのストローを指し、
タピオカを吸い込んで飲みながら食べる。


ストローを挿すまでは横になってもこぼれません。


ストローでタピオカを吸うと、
もちもちっとした食感とお茶を同時に味わえる。

新感覚のドリンクであったのです。


ジアレイタピオカ2

画像はいつかの「タピオカミルクティー」
(鹿が特徴的な「THE ALLEY」のものです)



人気店の日本出店と共にブームが拡がる


台湾の人気店が、

「原宿・表参道エリア」

に出店したことが大きなきっかけになりました。


harajuku

画像はイメージ フリー画像です
(「原宿」と言えばクレープも有名)



高校生の放課後のお約束として大ブームに。

「タピる」

という言葉が生まれるほどでした。


tapiru

画像はイメージ フリー画像です
(大行列の先には「タピオカ」店)



当時は「台湾スイーツ」自体が既に流行しており、
かつ、

・持ち歩ける利便性
・もちもちの新食感
・インスタ映え
・甘くも甘みなしも出来る


と言った事から一躍大ヒットしました。


カスタマイズ性が高いのはヒットの要因の一つでしょう。

・タピオカの量や種類
・甘み
・お茶の種類
・氷の量

と細かく自分好みに出来るのが受けたのです。



tapiokadorinku


画像はイメージ フリー画像です
(お好みのスタイルで味わえる)



実は「第三次ブーム」であった


「タピオカティー」のブームは実は「第三次」であるのをご存知でしょうか?

「タピオカ」として何回かブームは起こっていたのです。



【第一次ブーム】


1992年頃(平成4年)

ココナツミルクに白いタピオカを入れたデザート風ドリンクがヒット。
ファミリーレストランなどでも販売されていた。


kokonatutapioka

画像はイメージ フリー画像です
(現在でもアジア料理店のデザートとして)



【第二次ブーム】

2008年頃(平成20年)

台湾から「タピオカティー」のスタイルで上陸。
こってり濃厚で甘いミルクティーに「ブラックタピオカ」と、
ほぼ変わらないスタイルであった。

ブームの下地を築いた。


tapiokathi2

画像はイメージ フリー画像です
(この時点では放課後に行くものではなかった)



【第三次ブーム】

2018年頃(平成30年)

上述した通りカスタマイズ性に優れ、
紅茶の他にも、

・緑茶
・ほうじ茶
・烏龍茶

などを選べるように。

フルーツジュースとの組み合わせも登場して流行した。


tapiokathi1

画像はイメージ フリー画像です
(様々なバリエーションが登場した)



「コロナ禍」の影響を受けて


2020年に入る頃には「新型コロナウィルス」の影響を受けて、
外出の自粛や食べ歩きそのものが敬遠されるようになりました。

そのあおりを受け、多くの店が閉店しました。


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画像はイメージ フリー画像です
(「タピオカ店」のみならず大きな被害が出た)



今現在「コロナ禍」から立ち直りつつある世の中。

乗り切ったタピオカ店では、
外国人観光客が「タピオカミルクティー」を購入する姿も見られます。



スイーツの多様化


他にも平成を彩ってきたたくさんのスイーツがあります。

・エッグタルト
・クリスピークリームドーナツ
・ロールケーキブーム
・バウムクーヘン
・マラサダ
・高級ポップコーン
・NYカップケーキ

etc…


ro-rukeki

画像はイメージ フリー画像です
(「生クリーム」たっぷりは現在でも)



海外の伝統スイーツが上陸して、
物珍しさから大ヒットする。

というのは平成前半の流れであり、

いわゆる「映えるもの」がヒットする。
今まであったものが進化する。

といった流れに変わってきたと言えるでしょう。


まさに「多様化」の時代です。


sui-tu


画像はイメージ フリー画像です
(スイーツの好みも人それぞれ)



「令和」の世にはどの様なヒットが生まれるのでしょう。


「平成」のヒットのように、
全員がこぞって求めるというよりは、

「この様なものを見つけた」

というヒットの仕方をするのでしょう。



反対に創業◯年…というような、
昔からの製法を守る伝統的なスイーツやお菓子。

これもまた大切にされるといいなと思いつつ…終いとさせて頂きます。


dango

画像はイメージ フリー画像です
(伝統の味も大切にしたいものです)




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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