破天荒は本来ポジティブな言葉


こんにちは( ゚д゚)ハッ!
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。

19回目を迎えたこの企画…
さて今日はどんな言葉でしょうか

「ちょっと役に立つ話」カテゴリで
言葉の使い方について…
使い方を誤ってしまう言葉はたくさんあります。
できれば正しく使いたいですね

というわけで第19回の本日は「破天荒」についてです

BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です



こんな使い方をしていませんか?


例文
「今回の新人…初日からむちゃくちゃで破天荒なやつだな」

結構使わないでしょうか?
実はこれが間違いですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)


◆破天荒

今まで誰も成し遂げなかったことをする
前人未到の境地を切り開く事


もともと中国の言葉で、どうしても合格者の出なかった官吏の試験(役人の試験)を100年ぶりに打ち破り合格をしたという故事からきている言葉です。

つまり「偉業を成し遂げた」というポジティブな意味である言葉です


※もちろん「破天荒芸人」も誤用です



正しい表現は?


正しい例文

「陸上短距離で日本人選手の優勝はまさに破天荒な記録である」

こちらが正しい使い方となるわけです


但しこんな使い方は問題ありません。

「会社が始まって以来の破天荒な試み」

これは(まだ)成し遂げていないものの、いまだかつて行ったことがないことを打ち破ろうとする試みであるため誤用にはなりません



こんな言葉に置き換えてみる


近しい意味を持つ言葉はそれなりに存在します。


「未曾有(みぞう)」
今まで一度も無かったこと。非常に珍しいこと。


「前代未聞」
これまでに聞いたことが無かったこと。


「歴史的快挙」
スポーツや政治、科学その他の分野でめざましい成果を上げる事。


などがふさわしいかもしれません




変わっていく言葉の使い方


こちらの言葉は誤用がとても多く、また誤用が認知されつつある言葉です。

テレビなどの影響が大きいのでしょうが…

「破天荒な人」というのは…
・常に新しいことに挑戦し続ける(またはアイデアを持っている)
・人と違ったことに挑む事ができる勇気を持っている
・何かを打ち破るパワーを持っている

そんな人です。

周りになかなかいませんね…そのような方は


反対に面と向かって…
「あなたはなんて破天荒な方だ!」(褒め言葉として)
→喧嘩を売っている(# ゚Д゚)くらぁ!
なんてことになりかねないので注意が必要です


何れにせよ言葉は正しく使って行きたいものですね


本当に普段普通に使っているのに、実は間違っている言葉のなんと多いことか
こんな言葉たちにスポットライトを当てていきたいなと思います。


第19回の本日はここまでです…
また身近な言葉遣いを学んでいきましょう




よつくまがお届けいたしました*・゜゚・*:.。..。🍀




こちらも間違いやすい言葉です(煮詰まる)






ご登録頂ければ嬉しいです






※ご登録頂くと記事が更新された際にLINE等で通知が届きます。
見逃したくないブログやよく閲覧するブログなどに便利な機能ですꕤ




ツイッターのんびり更新中です