「芯」の栄養素は葉のおよそ2倍



こんにちは٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


昨今では、

「フードロス削減」

が提唱されています。


少し意味は変わりますが、
意外と捨ててしまう部分に栄養素がたっぷり含まれています。

余すことなく頂きましょう。


本日は「キャベツの芯」についてのお話です。


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(「芯」が占める割合は結構多い)



「芯」は甘みが強く美味しい食材


キャベツは「葉」を食べる野菜です。

では「芯」はどうしていますか?

「固いので捨てる」

という方もいらっしゃると思います。


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(白い部分が「芯」と言われる箇所です)



「キャベツの芯」には健康効果がたくさんあります。
捨てるのはもったいない食材です。


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(鮮度が落ちる前に頂きたいものです)


確かに柔らかい「葉」に比べたら固いです。

「葉」と同じように炒めたら、
「葉」だけ火が通り「芯」はまだ固い状態です。

美味しく頂くにはちょっとした工夫も必要です。


一手間かけたら充分美味しく頂けるのです。



ミネラルの宝庫である「芯」


「キャベツの芯」には「葉」より多くの栄養素が含まれています。

芯が固いのも事実ですが、
調理方法でカバーできます。


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(下部に三角形から放射状に広がる「芯」)




【キャベツの芯の主な栄養素】


・カルシウム
・カリウム
・リン
・マグネシウム

etc…


カリウムとカルシウムは「葉」のおよそ2倍も含まれます。
カリウムとリンに関してはキャベツの部位の中で大半が芯集中しています。

「ミネラルの宝庫」といえます。



【リンとカルシウム】


リンはカルシウムと結合します。
歯や骨を丈夫にする大事な栄養素です。


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(カルシウムは不足している人が多い)



「骨粗しょう症」などにならないためにも積極的に摂りたい栄養素です。

更年期を迎えると特に必要になるのがカルシウム。
上手に摂取したいものです。

その両方が含まれているのです。



「キャベツの芯」の底力


「キャベツの芯」は葉の鮮度保持のために、
先にくり抜かれることがあります。


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(「芯」をくり抜くツールもある)



「芯」がいかに栄養豊富であるかを証明する実験があります。


くり抜いた「芯」を水に付けて栽培すると、
時間はかかれど葉が出てキャベツが出来るのです。

それだけの栄養を「芯」は蓄えています。


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(「芯」を水耕栽培した実験例)



下ごしらえ(芯と葉を切り分ける)


「キャベツの芯」は包丁や器具などを使ってくり抜きます。
外側の葉には「太い芯」がある場合があります。

そのままですと食感が悪いので包丁などで削ぎます。


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(削ぎ切りで芯を取りましょう)


このように削ぎ切りして葉と芯を分けるのです。


ロールキャベツなどを作る時には格段に巻きやすくなります。


また炒めものなどに使用する時にも、
炒める時間は「芯」のほうが長めです。

だから食材を切り分けるのです。

切り分けた「芯」を斜めにスライスするなどして、
食べやすくした上に先に炒めます。


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(先に「芯」から炒めて時間をずらす)



おすすめの調理方法


【普通に炒めものとして】


・くり抜いた芯
・削いだ芯

を薄くスライスすることで炒めものに普通に使えます。

・2ミリほどにスライスする
・先に芯を炒める
・葉を炒める

回鍋肉など何でも使用出来ます。


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(メジャーな回鍋肉にも)



【お味噌汁の具として】


こちらも同じく削ぎ切りして普通にお味噌汁の具にします。

更に美味しくするには、

・芯を削ぎスライスする
・フライパンなどで油で軽く炒める
・味噌汁の具にする

一度炒めることで甘みが更に増します

豚汁などには特におすすめの方法です。


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(具だくさん豚汁などにおすすめ)



【スライサーを用いて「無限キャベツ」】


スライサーなどを用いれば、「芯」ごとスライス出来ます。
薄くなるので問題なく頂けます。


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(芯を直角にするのがコツ)


スライサーの刃に対して「芯」を直角。
つまり山型のスライスにします。


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(葉の中央の「芯」が山型になる)



「無限キャベツ」


・葉も芯も食べやすくスライスする
・胡麻油、いりごま、塩コショウを入れる
・混ぜ合わせて味を整える

「芯」をあえて入れることで歯ごたえを出します。
塩を入れているので徐々にしんなりとしてきます。

「芯」の固さがかえってアクセントになり、
美味しく頂ける調理方法です。


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(このような市販品もあります)



「外葉」まで全部頂ける野菜です


キャベツは万能食材です。
適切な下ごしらえをすることで、
全てを美味しく頂けます。

「外葉」もきれいであれば、
お漬物などにして頂くと美味しいです。


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(「外葉」をぬか漬けにする方も)


「葉」の保存のためにくり抜いた「芯」をフライにする方法もあります。

少しホクホク感も味わえる珍味です。


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(フライとキャベツのイメージ)


他のフライの付け合せに「葉」を千切りにして、
「芯」をフライにして合わせるのも良いかもしれません。

みじん切りにすればコロッケの具にもなります。


せっかくの食材です。
余すことなく頂きましょう。


家庭における「フードロス問題」は、
こうした小さな事から始めればいいのです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.8 加筆修正)




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