「薬」の如く…お料理に風味を加える 初心者必見!
こんにちは∥(*゚~゚*)モグ
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
【「薬味を添えます」そもそも「薬味」って何?…】

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(適切な「薬味」を用いたいものです)
レシピの言葉には初心者が戸惑うものが多いです。
「薬味」の意味をしっかり理解することは、
お料理上手に一歩近づくことと言えます。
今さら聞けないことを勉強していきましょう。
本日は、
「薬味とは何か…その効能」についてのお話です。

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(「薬味」にも色々あります)
※この記事はお料理初心者向けの記事です
本日の超基本 「薬」のような効能があるから「薬味」
お料理のレシピに時々出てきます。
「薬味に◯◯が合います」
「薬味」の意味がわからないのであれば、添えようがありません。

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(「香味野菜」は「薬味」に多く用いられる)
【薬味とは?】
料理に少量添える「香味野菜」や「香辛料」などのこと。
香りや味が強いものが多く独特の芳香や酸味…辛味を持つ。
お料理の風味を良くするだけでなく…
「薬膳」のように消化を促進したり、
もたれを防いだりする効能もある。

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(独特な風味を持つ「香味野菜」)
【代表的な香味野菜】
・ネギ類
・みょうが
・大葉
・三つ葉
・にんにく
etc…

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(「わさび」は代表的な「薬味」であり「香辛料」でもある)
【代表的な香辛料】
・わさび
・しょうが
・からし
などが挙げられます。

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(「薬味皿」に盛られた「薬味」)
いずれも主役を引き立てる役割をもった添え物です。
代表的な料理と「薬味」の組み合わせ
「薬味」には先人の知恵がたくさん詰まっています。
料理人が工夫をこらしてたどり着いた組み合わせなのです。
普段私達が口にしているものばかりです。
【日本蕎麦+ねぎ+わさび】
こちらは定番中の定番です。
反対に付いていないと少し寂しいくらいです。

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(「わさび」を溶かさないのが「食通」の食べ方)
その昔「冷蔵技術」がなかった頃は、
「そば」は「食あたり」を起こしやすいお料理でありました。
「わさび」は「強い抗菌作用」で「食あたり」を防ぎます。
現在では味覚としても大切なものです。
【冷奴+みょうが+大葉】
さっぱり頂きたい「冷奴」
「みょうが」と「大葉」2種類の「薬味」をプラスした贅沢な組み合わせです。

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(普通の「冷奴」をより美味しくする)
「香味」によりより美味しく頂く事ができます。
他にも、
・ごま
・刻み海苔
・鰹節
・しょうが
などを用いても美味しく頂けます。

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(普通の「冷奴」が「ごちそう」になる)
【魚の味噌煮+しょうが】
味の濃い煮付けなどには「しょうが」がよく用いられます。
「青魚」などは魚の臭みも強いので、
「しょうが」を添えることで臭みを抑えさっぱりと頂くことが出来ます。

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(「しょうが」は青臭さを消してくれる)
【丼物+みつば】
「親子丼」や「かつ丼」などの丼物にぴったりなのが「三つ葉」です。
爽やかな風味をプラスすると共に、
茶色1色になりがちな丼物の彩りとしても活躍します。

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(彩りにも活躍…美味しく見えます)
また「お吸い物」に「三つ葉」を浮かべるだけで、風味が良くなります。
和風ダシと「三つ葉」の組み合わせはよく用いられます。

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(「三つ葉」の入った「お吸い物」のイメージ)
【ふろふき大根+ゆず皮】
「大根」をコトコト煮込み、甘めの味噌をかけて頂く「ふろふき大根」
「ゆず皮」の強い芳香を加えることでアクセントが効いて、
全体の完成度がグレードアップします。

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(上品なお料理に早変わり)
お正月の「なます」などにも「ゆず皮」は必須です。

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(「紅白なます」に「ゆず」の香りをプラス)
それぞれの「薬効」は?
「薬味」には「薬」という文字がある通り…
様々な「薬効」を持っています。
古くは一緒に食べるとお腹を壊さない「毒消し」であったのです。

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(わさびは「毒消し」となる)
代表的な「薬効」をまとめておきます。
【ねぎ】
「硫化アリル」という成分が、
・臭み取り
・殺菌作用
・血流促進
・免疫向上
などに役立ちます。

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(直前に切ることで効能アップ)
「硫化アリル」は揮発成分です。
できれば食べる直前に切ると効果が倍増します。
【三つ葉】
香り成分である「クリプトテーネン」
芳香だけでなく、
・食欲増進
・消化促進
・リラックス効果
などの効果があります。

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(「茶碗蒸し」などでもおなじみです)
【しょうが】
香り成分の「シオネール」と辛味成分「ショウガオール」
香りと辛味のダブルパワーです。
・食欲増進
・身体を温める
・強い殺菌作用
お寿司に添えられる「ガリ」には殺菌や食あたり防止の意味があります。

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(脂っこいものと一緒に)
【わさび】
辛味成分「アリルイソチオシアネート」
ピリッとした風味です。
・強い抗菌作用
・食欲増進
・血栓予防
・免疫向上
食材を細菌やカビなどから守る心強い味方です。

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(生魚を抗菌して守る「わさび」)
【ゆずの皮】
多くのビタミンCを含みます。
・疲労回復
・肌荒れ
などに効果的です。

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(皮を使う珍しい薬味)
香りそのものも「ごちそう」になります。
また、果汁よりも皮の方がビタミン含有量が多く、
千切りやすりおろしで最大限に効果を活かせます。
「薬味」と「トッピング」の違い
「丼物」や「そばうどん」などに使う言葉で、
「トッピング」
という言葉があります。
「薬味」とはどう違うのでしょうか?

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(「トッピング」でより華やかに)
【トッピング】
相性の良い食材を一緒に頂く事で…
・見た目をよくする
・より美味しく頂ける
・栄養価をプラスする
etc…
お料理の付加価値をプラスするのが「トッピング」です。

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(好きな「天ぷら」などを選べる「うどん専門店」)
お料理を美味しく頂くという意味では共通です。
「薬味」との大きな違いは「薬効」の有無です。
例えば丼物の「温玉+チーズ」トッピングの場合。
「卵」と「チーズ」がプラスされますので、当然栄養価が上がります。
栄養バランスはプラスされますが、カロリーや塩分は上がります。

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(「冷たいうどん」に「天ぷら」などは注意)
場合によっては「消化不良」や「胃もたれ」を起こす事も…
・足りない栄養素を補う
・消化の妨げになる場合も
・食べ合わせに注意
体調に合わせて選ぶと良いでしょう。
本日のお料理上手ポイント さりげない「薬味」が料理を引き立てる
何気なく添えられている「薬味」には、
・お料理を美味しく食べてもらいたい
・お料理を食べて健康になってもらいたい
・安全な食事を提供したい
といった心意気を感じます。

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(古くから伝わる料理の伝統)
ぜひ先人の知恵にあやかって美味しくお料理を頂きましょう。
「薬味」は蓄積された「料理の知恵」が生きているものです。

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(「食の安全」や「技術」を継承してきた)
それらは「冷蔵技術」がない時代から、
「食の安全を守る」
べく発達した「知識」であり「技術」なのです。
本日はここまでです。
また一緒に勉強していきましょう。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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