調理用ラップの使い方 初心者必見!


こんにちは(*ˊᵕˋ* )
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


【「ラップをふんわり掛ける」乗せるだけでいいのかしら?】


電子レンジ調理が当たり前になった昨今、
結構見かけるようになった言葉です。


今さら聞けないそんな事を勉強していきましょう


第22回 
「正しいラップをふんわり掛ける」です。

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画像はイメージ フリー画像です
(お料理でもお菓子作りでも活躍します)


※なおこの記事は「お料理初心者」向けに記述されています



本日の超基本 「ラップふんわり」正しく出来ていますか?


電子レンジ調理では当たり前の調理用ラップ。
(以下ラップと呼称)

「ふんわり掛けた」はずなのに、
どこか仕上がりが違うような気がする…。

正しい「ふんわり掛ける」が出来ていますか?

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画像はイメージ フリー画像です
(これは「ふんわり」ではありません)


電子レンジでラップを用いる場合、
多少のコツが必要です。

簡単に分類しても、

・ラップをしっかり掛ける
・ラップをふんわり掛ける
・ラップでくるむ
・ラップの一部を開ける

etc…


使用方法が違う場合があります。


その中でも厄介なのが、
「ふんわり掛ける」や「優しく掛ける」といった表現です。



ラップを掛けることの意味


まずは電子レンジ調理において、

ラップを掛ける意味を考えていきましょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(もはや必須ともいえる電子レンジ)



【ラップを掛ける意味】


電子レンジは食材を加熱する際に用います。

そしてラップを掛ける目的には以下のような事が挙げられます。

・食材の乾燥を防ぐ
・食材の火の通りを早くする
・食材の飛散を防ぐ
・加熱後の熱を使って蒸らす

etc…


反対に言えば、
ラップを掛けないでレンジ調理をすれば食材は乾燥するのです。

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画像はイメージ フリー画像です
(レンジで焦げ目がつくグラタンのイメージ)


レンジ専用のグラタン等は、
基本ラップを掛けないでレンジ調理します。

レンジ調理なのにグラタンに焦げ目が入ったりするのは、
ラップをしていないからなのです。


揚げ物をレンジで温める場合も、
ラップを掛けないで調理して暫く置くと、
比較的水分を含まず温められます。

ラップを掛けて温めるとべシャッとした食感になります。



正しい「ラップをふんわり掛ける」は?


では表題の「ラップをふんわり掛ける」についてはどうでしょうか?

実は結構正しく理解していない方が多いのです。

・ラップを掛ける時にふわっと乗せる
・山なりになるように掛けて端は浮かせる
・大きめにカットして優しく乗せる

実はこれらの方法は誤りなのです。

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画像はイメージ フリー画像です
(左はピッタリ 右はふんわり)



【正しいふんわりラップの方法】


・器に対して少し大きめにラップを切る
・ラップをピンと張らずにゆるく乗せる
・ラップの端は器にピッタリと付ける


この方法は熱膨張で膨らんだ時に、

・ラップが破れる
・衝撃でレンジ庫内が破損する

事を防ぎかつ、

・食材からの水分を逃さずしっかり加熱する

為に行う方法です。


冷凍食品やレトルトカレーなどを加熱すると、
真ん中あたりが膨らんできます。

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画像はイメージ フリー画像です
(冷凍チャーハンなどの例)


これらの商品は「蒸気孔」がついており、
一定の加熱で蒸気が抜けるようになっています。

ですので破裂することはありません。
(上下の逆に気をつけましょう)


ピッタリとラップをした場合同じことが起こり、
かつ蒸気の抜け場がない為にラップが破損することがあるそうです。

ラップの端を開けることで防ぐことが出来ますが、
その場合蒸気が抜けてしまい「蒸す」工程は不十分になります。

・蒸し鶏
・根菜の蒸し物

等の場合加熱不足になる恐れもあります。



家電メーカーの見解は?


上述の情報は家電メーカー「パナソニック」が、
SNSに投稿して話題を読んだものです。

動画などもありますので詳しくはこちらを。


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画像はイメージ フリー画像です
(レンジも販売している家電メーカーの見解です)



【以下公式ページよりの引用です】


レンジで加熱するときは、ラップはふんわり・ゆったりとかけてください。

ラップをピンと張ってかけると、あたためた食品の水分が蒸気になって膨らんだときに、ラップが破れたり、飛び散った食品などでレンジ庫内が汚れる原因になります。
また、衝撃で庫内の底面の破損につながることがあります。
食品の蒸気で膨らんでも大丈夫なように「ふんわり」とラップをかけてください。

ラップの端は蒸気を逃がさないように器にぴったりとつけてください。
水分を逃がさず、より上手に、おいしくあたためることができます。



本日のお料理上手ポイント 「ふんわり」をマスターして使い分け


レンジ調理は主に火を通すために行います。

・予備加熱として
・温め直しとして
・水分を用いた「蒸す」調理
・水分を飛ばした「熱する」調理

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画像はイメージ フリー画像です
(温めすぎには注意しましょう)


基本の温めは「ふんわり」でOKです。

また「温めすぎ」にはご注意を…

あまりにも長時間加熱すれば食材の暴発や飛散。
硬化(固くなる)などを招きます。


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画像はイメージ フリー画像です
(手早く出来るレンジ調理本の例)



「レンジで作る◯◯」
「レンジだけでOKのおかず」

このようなタイトルのレシピ本ならラップの方法も記載があるでしょう。

正しく使い分けて便利に利用して下さい。



第22回はこの辺で(๑'ᴗ'๑)

また一緒に勉強していきましょう。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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