ビタミンC : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:ビタミンC



近年見直された「きゅうりの噂」とは?



こんにちは( ´∀`)つ
四葉のくまさんことよつくまです🍅
本日もよろしくお願いいたします。


「食べ合わせ」は栄養素を増したりするものと、
反対に「損」をするものがあります。


「意外に知らない損な食べ合わせ


本日は、
「きゅうりとトマト」についてお話します。


kyuuritotomato1

画像はイメージ フリー画像です
(こんな定番の組み合わせにも「損」が?)



「サラダ」の定番と「きゅうりの噂」


殆どの「サラダ」で組み合わされているこの食材。

もしかしたら朝食で頂いたかもしれません。
それほど身近なものです。


kyuuritotomato

画像はイメージ フリー画像です
(本当にこの組み合わせが「損」なのでしょうか?)



夏場はもちろん、
それ以外の季節でも普通に食卓に上がります。

「食べ合わせが悪い」

とは聞いたことがありません。


kyuuri


画像はイメージ フリー画像です
(「きゅうりの噂」知っていますか?)



しかしとある「きゅうりの噂」を聞いたことがないでしょうか?

「きゅうり」のとある成分が、
「トマト」の栄養を損なうというものです。

ではその理由を探ってみましょう。



損な食べ合わせ「トマトのビタミンCの破壊」


こちらの食べ合わせの「損」は、


ビタミンCアスコルビナーゼが破壊する」


と言われている事です。


tomato1

画像はイメージ フリー画像です
(「リコピン」や「ビタミンC」の宝庫です)



「きゅうり」に含まれる酵素の「アスコルビナーゼ」

こちらの成分が「トマト」に豊富に含まれている「ビタミンC」を破壊する。
(正確には酸化させる)


長い間そのように言われて来ました。


bitaminc

画像はイメージ フリー画像です
(熱にも弱い「ビタミンC」)



野菜類には豊富に「ビタミンC」が含まれています。

「きゅうり」を食べただけて、
本当に「ビタミンC」が破壊されるのでしょうか?

それならば「サラダ」に「きゅうり」を入れることが間違いになります。


近年では研究が進みだいぶ話が変わってきたようです。


kyuurisarada

画像はイメージ フリー画像です
(「きゅうりの噂」では長年悪者扱いされてきた)



「お酢」や「ドレッシング」で簡単解決します


【簡単な解決策】


「お酢」をプラスする事で解決です。

「ドレッシング」などに含まれる「お酢」でもOKです。


「お酢」が「アスコルビナーゼ」の働きを止めてくれます。

「アスコルビナーゼ」が「ビタミンC」を酸化するのは本当なのです。


saradadoresing

画像はイメージ フリー画像です
(最も普通の方法で回避できます)



この解決策でしたら何の問題もありません。


ただドレッシングには「お酢」を含まないものもあります。

・塩を振るだけの方
・そもそも何もかけない方

は大丈夫なのでしょうか?



sinpyousei

画像はイメージ フリー画像です
(「お酢」が苦手な方もいます)



意外にたくさんある「アスコルビナーゼ」


この聞き慣れない「酵素成分」ですが、
実は多くの野菜や果物に含まれています。

・人参
・キャベツ
・かぼちゃ
・りんご
・バナナ

etc…


「きゅうり」だけが問題でなく、
結構身近な成分なのです。


ninzin

画像はイメージ フリー画像です
(「サラダ」に入っている「人参」にも含まれる)



繊維を細かく切断する事でより効果を発揮する成分です。

「すりおろし」などが一番酵素が働くようです。


働きを抑制する方法が、

・加熱
・お酢や柑橘類などの酸

と言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(一絞りで効果を発揮します)



「サラダ」を塩だけで食べる方は、
軽くレモン汁を絞って頂くとさっぱり頂けます。

「ビタミンC」も酸化しないのでおすすめの方法です。



実は問題ない?新しくわかってきた事


今までの通説では、

「きゅうり」などの「アスコルビナーゼ」によって、


「還元型ビタミンC」⇒「酸化型ビタミンC」


に変化することを「破壊」としてきました。


kowasu

画像はイメージ フリー画像です
(「ビタミンC」は壊れやすい)



ところが近年の研究において、

「破壊(酸化)」した「酸化型ビタミンC」を取り込むと、
体内で再び「還元型ビタミンC」へと変化することが確認されたとの事です。


bitaminc

画像はイメージ フリー画像です
(「酸化型ビタミンC」も身体にて有益に働く)



つまりこの食べ合わせは現在は「問題なし」と言えるのです。


もちろん上述のお酢や酸を用いて、
そのままの状態で「還元型ビタミンC」を取り入れればなお良しです。


たとえ一部が「酸化型ビタミンC」に変質したとしても、
栄養素はきちんと取り込まれているので心配はありません。


「きゅうり」にとっては迷惑なお話でした。


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画像はイメージ フリー画像です
(「栄養学」も常に新しくなっている)



通説とされてきた事が覆る事もまたあるようです。

「食べ合わせ」

とは…面白いものです。



また次回お伝えしていければと思います。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2024.3 加筆修正)




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「大根の皮と葉」を捨てるなんて…損です



こんにちは(*ˊᵕˋ* )
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


昨今では、

「フードロス削減」

が提唱されています。


少し意味は変わりますが、
意外と捨ててしまう部分に栄養素がたっぷり含まれています。

余すことなく頂きましょう。


本日は「大根の葉と皮」についてのお話です。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(葉は切られている場合もありますが…)



「皮と葉」全て頂くことで健康効果が増す


残念ながら「大根の葉」はスーパーで切られている場合があります。

・「葉」を切らないと日持ちが悪くなる
・流通サイズの問題(箱の大きさなど)

の理由があります。


daikonha

画像はイメージ フリー画像です
(立派な「大根の葉」)


反対に「地物野菜」のコーナーなどで、
「葉付き」で販売されているものは、採れたての証でもあります。

「葉」は鮮度が落ちやすくきれいな緑色のものは新鮮です。



また「大根の皮」については、

「剥いて捨てる」

が一番多いのではないでしょうか?


daikonkawamuki

画像はイメージ フリー画像です
(日常の光景です)


「大根の葉と皮」には多くの健康効果が含まれます。
正直捨てるのはもったいないほどです。


あえて「葉付き大根」で勝負しているお店は、
鮮度の良いものを販売しているお店です。


※もちろん地域差や収穫時期の問題もあります


それぞれどのような健康効果があるのでしょうか?



皮に近いほど栄養素が豊富


大根の栄養素は皮に近いほど多く含まれています。

しかしながら煮物などに使用する場合は、
ピーラーなどで剥くよりも包丁で厚く剥くほうが、
「味しみ」の関係上適しています。

厚く剥いた皮は別のお料理に活かしましょう。


大根と厚揚げの煮物

画像はいつかの大根と厚揚げの煮物
(常備菜としても活躍します)



【大根の皮の主な栄養素】


・食物繊維
・ビタミンC
・ルチン
・ジアスターゼ

etc…


daikonnoha

画像はイメージ フリー画像です
(葉まで含めて大根です)


【大根の葉の主な栄養素】


・カロテン
・ビタミンC
・カルシウム

etc…



注目すべきはビタミンCです。

・抗酸化作用
・コラーゲンの生成に必要

などの作用があり、
美容ビタミンとも言われる栄養素です。


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画像はイメージ フリー画像です
(美容成分は見逃せません)


「大根の皮」付近には、
普段食べている部分のおよそ2倍のビタミンCが含まれています。

葉にもビタミンCやカロテンなど、
たくさんの栄養素が含まれています。

大根の根よりも葉の方が栄養効果が高いと言われるほどです。


双方合わせて摂ることで大根の栄養素を余すことなく摂取出来ます。


ビタミンCは蓄えることが出来ない為に、
常に補充する必要があります。

毎日の食卓で活かしたいものです。



「大根の皮」を何故厚く剥くのか?


日本の残留農薬の基準は大変厳しいものです。

国産のお野菜を使用するなら、しっかり洗浄で充分OKです。

先述の通り調理法によっては皮をしっかり剥いたほうが良い場合もあります。


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画像はイメージ フリー画像です
(代表的な調理例「ふろふき大根」)


「大根の皮」を厚く剥く事には意味があります。

・特有の「エグみ」を軽減する
・味が染み込みやすくなる

等の利点があります。


皮に近い部分は繊維が固く、
調味液の風味が入り込みにくいのです。

また特有の「エグみ」があります。


daikonnokawa

画像はイメージ フリー画像です
(厚めに剥いた皮を別途調理する)



「剥いた皮」は別に調理して頂くことで、
全ての栄養素を摂ることが出来るのです。

「大根の葉」については大根の鮮度の目安にもなります。
葉がしなびていたらそれは時間が経過しているものです。

葉がしゃきっとしている大根がベストです。



おすすめの調理方法


【大根の皮のきんぴら】


厚く剥いた「大根の皮」はごぼうの代わりになります。
きんぴらが美味しい頂き方です。


daikonkawakinnpra

画像はイメージ フリー画像です
(作り方はごぼうと同じです)


・「大根の皮」を細切りにする
・ごま油などで軽く炒める
・お醤油やお酒、砂糖などで味付けをする
(めんつゆで代用可)
・いりごまなどを混ぜ合わせる


フライパン一つで出来るお弁当のおかずです。




【大根の葉と皮の漬物】


「大根の葉と皮」を同時に頂くおいしいレシピです。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(美味しいのでご飯が進んでしまいます)


・「大根の皮」は適宜細切りにする
・「大根の葉」はざく切りにしてよく洗う
・ジップロックなどの袋へ入れる
・調味液(酢+砂糖+塩)を入れる
(浅漬けの元でもOK)
・一緒に塩昆布を入れる
・空気を抜いて冷蔵庫でしばらく置く


「大根の皮」がしんなりしたら完成です。
塩味は塩昆布のみでもOKです。

適宜調節をして下さい。


少し鷹の爪を入れると味が締まります。
また傷みにくくなります。

・お酒のつまみに
・お茶漬けにしても美味


お味噌汁などは皮付きでも細切りにしてしまえばOK。
その場合は「葉」も入れましょう。

煮すぎないように「葉」は後から少しだけ煮ます。



効率よく頂きましょう…「大根の葉と皮」


大根は捨てる部位がなく頂ける食材です。

季節により辛味や「エグみ」の変化はあるものの、
適宜調理することで抑えられます。

大根はお味噌汁の具としても定番です。

葉も刻んで後から入れると食感が変わり美味しく頂けます。


daikonhanomiso

画像はイメージ フリー画像です
(これだけで立派な健康食です)



せっかくの食材です。
余すことなく頂きましょう。


家庭における「フードロス問題」は、
こうした小さな事から始めればいいのです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.7 加筆修正)




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「毛の生えたもの」中身は美味


こんにちは(´~`)モグモグ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


海外旅行は難しくとも、
トロピカルフルーツなど珍しいものは入手することが出来ます。

日本語では「熱帯果樹」

しかし意外に知らない種類も多いです。


本日は「ランブータン」についてお届けします。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(はじめにこの果実を食べようと思った人…すごい)



ライチの仲間…果実は美味!


◆ランブータンって?


原産地 マレー半島
分 類 ムクロジ科 ランブータン属
別 名 トゲレイシ

レイシというのはライチの仲間のようです。

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画像はイメージ フリー画像です
(実のなるランブータンの様子)


語源のなっているのはマレー語で「rambut」=「毛」

「~のものを」意味する
「~an」がついて

ランブータンです

つまり「毛の生えた物」という意味です。



白くジューシーな果肉


◆美味しいの?


東南アジアでは人気の果実で通常食べられているそうです。
赤いいがぐり状の皮の中に白くジューシーな果肉。

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画像はイメージ フリー画像です
(中身は白くきれいです)


ジューシーで甘酸っぱく爽やかな香気とされています。

ビタミンCがとっても豊富でカルシウムがたくさん含まれています。
紫外線から肌を守ると言われています。

暑い国の知恵とでも言うべきでしょうか?
やはりその土地に生きるべく…なのでしょう。



石鹸の原料にもなっている


◆特筆すべき事


特筆すべきは油脂に富んだ種です。
オレイン酸が大量に含まれています。

普段私達が利用している化粧品や石鹸の原料になっているそうです。

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画像はイメージ フリー画像です
(天然せっけんのイメージ)


更にはランブータンの根や樹皮は医薬品や染料として利用され、
まさに捨てるところがない果実と言えます。


タイなどではランブータンのお花の蜜をミツバチが集めるそうです。
間接的にはちみつの原材料にもなっています。



残念ながらフレッシュの入手は難しい


日持ちしない果実です。
そのため日本で生を入手できるチャンスは少ないです。

ただ缶詰も発売されているそうですので、
まずはそちらで頂いてみるのはいかがでしょうか?

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画像はイメージ フリー画像です
(ランブータンの缶詰)


ちなみに冷凍でしたら普通にネットなどで購入出来ます。
一度試してみてもいいかもしれません。


見た目とは裏腹にとっても役に立つトロピカルフルーツです。

ほぼ全てが有益に使われているのです。




意外に知らないトロピカルフルーツ特集①
お届けいたしました。


また次回お会いしましょう。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2022.8 加筆修正)



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