タンニン : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:タンニン



「栗の渋皮」にこれだけの美容成分



こんにちはヾ(´ω`=´ω`)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです🌰
本日もよろしくお願い致します。


栗の季節になると、
高速道路のサービスエリアなどでも大量の栗を販売しています。

一度の「栗ご飯」では消費しきれません。


本日は季節の素材「栗」を用いた優しいおやつ。
「栗の渋皮煮」のお話です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「栗」は季節の恵み…ひと手間かけましょう)



「栗」の栄養素は「渋皮」にあり


「栗」は2つの皮で覆われています。

・硬い外皮である鬼皮
・薄く内側にある渋皮


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画像はイメージ フリー画像です
(硬い外皮…「鬼皮」の中には「渋皮」がある)



この「渋皮」ごと煮込んだものが「栗の渋皮煮」です。



【渋皮に含まれる栄養素】


「渋皮」には「タンニン」という成分が含まれています。

「タンニン」というのはポリフェノールの一種です。


少し話が逸れますが…

白ワインと赤ワインならどちらが多くポリフェノールを含むでしょう?

答えは ⇒ 赤ワイン 

です。


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画像はイメージ フリー画像です
(ポリフェノール目的なら赤ワインが優れる)



赤ワインは皮ごと加工する為に、
ポリフェノールが多くの含まれるのです。


「栗」でも同じことが言えます。
ポリフェノールは抗酸化力が大変強い成分なのです。

また皮などに多く含まれています。



【ポリフェノールの主な効能】


・お肌を引き締める
・軟便の改善
・強い抗酸化力による老化防止効果
・悪玉コレステロールを抑えて生活習慣病の予防
・メラニンを抑えて美白効果


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画像はイメージ フリー画像です
(嬉しい効能ばかりです)



「栗」には他の栄養素も豊富に含まれています。

・ビタミンA
・ビタミンB
・ビタミンC
・カリウム
・たんぱく質

美容には大変良い食材の一つです。



「栗」の下ごしらえ


「栗」はどうしても下ごしらえが必要です。

ひと手間かかりますが、
これも美味しい「秋の味覚」を頂く為…と思いましょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(何事も下ごしらえが大切)



①栗をたっぷりの水につける

時間の目安⇒半日ほど浸けるとよい

もし虫食いの栗があったとしても、ここで除去できます。
その後ザルにあけておきます。


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画像はニチレイさんのものです
(水に浸けることで虫を除去する)



②沸騰したお湯に鬼皮のまま栗を入れる


お湯が沸騰したら火を止めて、栗を入れます。

そのまま5分ほど放置します。


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画像はイメージ フリー画像です
(沸騰したら火を止めて栗を入れます)



③一つづつトングで取り出して鬼皮を剥く


栗の底(ザラザラしている方)から刃をいれると良いです。
鬼皮が柔らかくなっているので、剥きやすくなります。

刃を入れて切れ目から、鬼皮を引っ張るように剥きます。

お湯に入っている方が鬼皮が柔らかいので、
一つずつ作業していきます。


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画像はニチレイさんのものです
(お尻側から刃を入れて引っ張る)



④鬼皮を剥いたら別のボウルに水を張って入れておく


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画像はニチレイさんのものです
(渋皮の状態で水に浸ける)



熱湯に入っていた栗は熱いので、
軍手などを用いて火傷をしないように気をつけましょう。

手を切るのを防ぐ予防にもなります。


こちらの手順は、
ニチレイさんの「ほほえみごはん」を参考にしています。


他の裏技もありますのでこちらからご覧下さい。



「渋皮煮」の作り方


下ごしらえが終わったらいよいよ煮ていきます。

手順は面倒ですが基本は、

・煮る
・アクを取る
・洗う

の繰り返しです。


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画像はイメージ フリー画像です
(ひと手間かけて美味しい「秋の味覚」作り)



【準備するもの】


・栗の重さの半分の砂糖
(栗が500gなら250g)
・調理用の重曹
・仕上げ用のブランデー
(無しでもOK)



①栗(渋皮の状態)を掃除する


竹串を使い、大きな皮を取り除きます。
穴を開けたりしないように、取り扱いは優しく。



②アク抜きをする(一回目)


鍋に栗をいれて、「かぶる」くらいの水をいれます。
調理用の重曹を小さじ1ほど入れて、中火にかけます。

アクが出てくるのですくいます。

そのまま10分程度茹でます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「かぶる」くらいの水のイメージ)



10分ほど茹でたら、火からおろし、
水が透明になるまで流水で流します。


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画像はイメージ フリー画像です
(鍋の縁に少なめの水量で行うと上手く行きます)



③アク抜きをする(2回目)


工程は②と同様です



④アク抜きをする(3回目)


工程は②と同様です



⑤仕上げをする


水を「ひたひた」になる程度にします。

砂糖を加えて中火にかけ、沸騰直前で弱火にします。
そのまま20分程度煮ます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ひたひた」のイメージ 少し頭が水から出る)



⑥仕上げのブランデーを入れる


煮上がったら仕上げ用のブランデーを大さじ1程度入れます。

そのまま火を止めて粗熱が取れたら完成です。


栗の渋皮煮レタッチ

画像は実際に完成した「栗の渋皮煮」
(手間はかかりますが工程は単純です)


「渋皮」をきれいに残さないとなりませんので、
「栗」の扱いは丁寧にしましょう。

ブランデーは風味づけなのでお好みで。


甘さは砂糖の種類により変わってきますので、適宜調整して下さい。


今回はスッキリした甘さが特徴の「グラニュー糖」を使用しました。
「上白糖」だとちょっと甘すぎる感じがします。



身体にやさしいおやつ


「栗の渋皮煮」は身体にやさしいおやつです。

とはいえ注意点もありますので記載しておきます。



【栗の渋皮煮の注意点】


・栗は大変に高カロリー(主成分がでんぷんのため)
・タンニンが歯に付着すると黄ばみの原因になる
・食べ過ぎるとかえって便秘を起こす


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画像はイメージ フリー画像です
(美味しいお茶請けになります)



普通にお茶請けに頂く程度でしたら、
全く問題無いと思います。

「天然のおやつ」ですから、
お菓子を大量に食べるよりよっぽどいいのです。


それなりに手間もありますが…身体にいいおやつという感覚で堪能しましょう。


フレッシュな「栗」が手に入ったときは、
自作することをおすすめいたします。

苦労して作った「栗の渋皮煮」は美味しさもひとしおです。




よつくまがお届けいたしました˚*𓂃 ꕤ




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ビタミンB群を含む野菜は珍しい


こんにちは(*´꒳`*)♡
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「根菜類」

野菜のうち土壌中にあるものを食用するものの総称
→Wikipediaより引用


ありがたく大地の恵みを頂きたいものです。

本日は、
食感も楽しめるミネラルの宝庫「れんこん」です。

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画像はフリー画像 イメージです
(先がよく見通せるように…)



シャキシャキが美味しい万能野菜


◆基本情報

・スイレン科
・ハス属
・中国、インド原産

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画像はイメージ フリー画像です
(れんこんの収穫は重労働です)


れんこんと言えば食感です。
きんぴらも美味しい野菜です。

・炒めもの
・煮物
・酢の物
・天ぷら

一通りの調理方法はこなせる万能野菜です。

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画像はイメージ フリー画像です
(縁起物の側面もあるれんこん)


6~9月に新れんこんが出回ります。
こちらはあっさりとした味わいですが日持ちしません。

「旬」としては冬場
11~3月頃が甘く美味しい時期です。

れんこんはお正月にも頂く縁起物。
食感がしゃきっとして美味しい根菜です



身体を内側からきれいにする


◆含まれる主な栄養素(代表的なもの)


・カリウム
・葉酸
・ビタミンC
・食物繊維


【特筆すべき栄養素】


ビタミンCも豊富
野菜には珍しくビタミンB群も多く含みます。


タンニン
ポリフェノールの一つ。
消炎止血作用、収れん(止血、鎮痛、防腐など)作用があります。

胃腸のトラブルなどに優れた効果を発揮します。

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画像はイメージ フリー画像です
(胃腸トラブルにはれんこんがおすすめ)



皮との間には栄養素がたっぷり


◆調理のポイントや一言メモ

れんこんの栄養素は皮との間にたっぷりと含まれています。

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画像はイメージ フリー画像です
(泥を落とし穴の中を水流で洗います)


たわしなどでしっかりと洗い泥を落とします。
皮ごと使用するのがお勧めです。

鉄分や亜鉛、銅などミネラルの宝庫…しっかり頂きましょう。

ちなみに切ったときに出る糸はムチンによるものです。
消化不良、風邪予防などに効果があります。

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画像はイメージ フリー画像です
(鮮度の良いものを選びたい)



おすすめの調理方法


◆おすすめの調理方法

「れんこんと牛肉のオイスター炒め」

れんこんは炒めものも美味しい野菜です。
中華料理などで使用することが出来ます。

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画像はイメージ フリー画像です
(充分ごちそうになります)


【作り方】

・れんこんは3ミリほどのスライスに(乱切りでも)
・牛肉は適当な大きさにカットしてフライパンで炒めます
・牛肉の色が変わってきたられんこんを入れてさっと炒めます
・味付けはオイスターソース、酒、砂糖などで
・仕上げにごま油を混ぜ合わせて完成です

彩りにピーマンなどを加えたり…
にんにくを効かせても美味しく頂けます。

比較的簡単に作れ、かつメインのおかずになります。
貧血予防、心臓病の予防などに効果的です。



ミネラルの宝庫を味わう…万能野菜です


れんこんは野菜の中でもビタミンC、B群。
カリウム、カルシウム、亜鉛、銅、鉄などミネラルの宝庫です。

食物繊維も豊富であるので、身体を内側からきれいにしてくれる野菜です。
こんにゃくなどとの組み合わせもおすすめです。

・血中コレステロール低下
・動脈硬化予防
・心臓病予防

などに効果的です。


癖のない食材で、どのような調理方法でも頂けます。

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画像はイメージ フリー画像です
(れんこんはハンバーグにしても美味しい)


すりおろして丸めて焼く
レンコンハンバーグなど多彩な食材です。

美味しく頂いて内側からきれいになる…そんな野菜です。



身体を温める効果のある根菜たち
上手に大地の恵みを頂くことにしましょう˚*・.。 



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