ジアスターゼ : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

フェイクグリーン アーティフィシャルフラワーなら四つ葉のくまさん! ハンドメイドサイト minne(ミンネ)にて多くのインテリア雑貨を出品中です。 アレンジ リース スワッグ 壁飾り 手作りの花瓶など 新作を紹介しています。 気まぐれに今さら聞けないお料理ガイド 作り置き惣菜 簡単レシピなど。 自然や雑学 言葉や健康に関するお役立ち情報もお届けしています。 お気軽にご覧くださいませ˚*・.。 ꕤ

タグ:ジアスターゼ



栄養素は「葉」にもたっぷり



こんにちは(*・ω・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「根菜類」

野菜のうち土壌中にあるものを食用するものの総称

→Wikipediaより引用


ありがたく大地の恵みを頂きたいものです。

本日は、
柔らかく「胃腸に優しい」野菜「かぶ」です。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(「大根」とはまた違った食感が楽しめる)



「春かぶ」と「秋かぶ」それぞれ違う味わい


【かぶの基本情報】


・アブラナ科
・アブラナ属
・中央アジア、ヨーロッパ西南部原産


kabu

画像はイメージ フリー画像です
(「旬」が2回あるのも特徴です)



お漬物にしても美味しい「根菜類」である「かぶ」
「大根」と同じ白い根菜ですが、違う食感が楽しめるお野菜です。


・漬物やピクルス
・煮物
・焼き物
・炒めもの


など使い方は様々です。


kabunotukemono

画像はイメージ フリー画像です
(柔らかい「かぶ」の漬物)



「旬」にあたる時期が2回あるのも特徴です。

1回目 ⇒ 3~5月
2回目 ⇒ 10~12月


suzuna

画像はイメージ フリー画像です
(「春の七草」における「スズナ」)



「春の七草」における「スズナ」は「かぶ」の事です。

「春かぶ」はとろっと柔らかい食感。
「秋かぶ」は甘みの強い濃厚な味わい。

それぞれの季節に違いを楽しむことが出来ます。



「かぶ」と「かぶら」の違い


「かぶ」には別名が多いです。


上述の「スズナ」を始めとして、

・かぶら
・かぶらな
・かぶな

などがあります。


akakabu

画像はイメージ フリー画像です
(「赤かぶ」と呼ばれる品種も)



「かぶ」と「かぶら」には違いはありません


主に、

関西方面 ⇒ かぶら
それ以外 ⇒ かぶ

と呼ばれることが多いようです。


kabura

画像はイメージ フリー画像です
(関西では「かぶら」表記が多い)



その他の別名も「地域差」であり、
野菜の品種の違いなどではありません。


例えば京都の「聖護院かぶ」のように、

その土地の「地野菜」として生産される「かぶ」もあります。


shougoinkabu


画像はイメージ フリー画像です
(「聖護院かぶ」は「千枚漬け」で有名)



すぐれた「胃腸へのサポート」効果


【主な栄養素】(代表的なもの)


・カリウム
・カルシウム
・ビタミンC
・リン


imotare


画像はイメージ フリー画像です
(つらい「胃もたれ」を防ぎます)




【特筆すべき栄養素】


「ジアスターゼ」などの「消化酵素」

igusuri1

画像はイメージ フリー画像です
(市販薬にも多く用いられる成分です)



非常にすぐれた「天然の胃腸薬」としての効能があります。

「第一三共胃腸薬」
「スクラート」

といった胃腸薬の成分としても知られています。



また辛味成分である「グルコシアネート」は、


「がん予防」や「アンチエイジング」に役立つ優れものです。


antieiizingujosei

画像はイメージ フリー画像です
(「アンチエイジング」のイメージ)



「グルコシアネート」の効能


・発がん性物質を解毒
・活性酸素の除去




「葉」も頂くことで栄養効率が大幅UP


【調理のポイントなど】


頂く際は、必ず「葉」も一緒に食べましょう。
「葉」にも栄養素がたくさん入っています。


kabunoha

画像はイメージ フリー画像です
(「葉」がみずみずしいものは新鮮)



白い根の部分は大根同様に「ジアスターゼ」がたっぷり含まれます。

焼くと香ばしくなって美味しいです。
焼き加減で食感と甘味が変化するのでお好みの加減で。


シンプルにトースターなどで焼くのもおすすめです。


yakikabu

画像は「nomina」様のものです
(画像クリックで遷移します)



葉の部分は栄養の宝庫です。

・カロテン
・ビタミンB1、B2、C

などをを豊富に含むのでおすすめです。


kabunoha

画像はイメージ フリー画像です
(「葉」は「カロテン」や「ビタミン」が豊富)



「カロテン」は油脂と相性が良いので、
油炒めなどの調理方法は理にかなっています。


葉を切って販売されている「かぶ」は鮮度が低い場合もあります。


できれば「葉付き」が理想です。


・葉がみずみずしいもの
・緑が鮮やかで均一のもの
・葉がピンとしているもの


を選びましょう。



ご飯がすすむ「かぶの葉」レシピ


【おすすめの調理方法】


「かぶの葉とちりめんじゃこの炒め」


ご飯のお供に…「ふりかけ」のように頂けるレシピです。


kabunoha2

画像はイメージ フリー画像です
(ご飯が進みます)




【作り方】


・「かぶの葉」はさっと塩ゆでして食べやすい大きさに切る
・フライパンにごま油を入れちりめんじゃこを焦げないように炒める
・「かぶの葉」を混ぜ合わせ軽く炒める
・塩コショウ、しょうゆやお砂糖で味を整える


hihunohogo

画像はイメージ フリー画像です
(「カロテン」は皮膚や粘膜の保護に役立つ)



お弁当や常備菜としても使えて便利です。

豊富な「カロテン」や「ビタミン」で美容効果も期待できます。


「油揚げ」などを混ぜたり、
剥いた「かぶの皮」を細く切って入れてもOKです。


「かぶ」は葉から皮まで、
すべて頂けて捨てるところがありません。



買ってきたらまず葉と切り分ける


「かぶ」の鮮度を保つには、

買ってきたらまず葉と根の部分を切り分けます。


大根も同じですが、
葉が根の水分をどんどん吸い取ってしまうのです。



kabunoha1

画像はイメージ フリー画像です
(まずは「葉」と「根」を切り分ける)



スーパーなどで葉などを短く切って販売しています。

・省スペースの為
・鮮度を保つため

ではあるのですが、


しっかり葉付きで販売をしているお店のほうが、
信頼のできるお店です。


「大根」とは違う食感を持ち、
栄養価にもすぐれた根菜です。

コンソメスープなどで煮ても美味しく頂けます。


kabunokonsomeni

画像はイメージ フリー画像です
(「かぶ」と「かぶの葉」…鶏肉のコンソメ煮)



和食だけでなく洋風にも用いる事ができ、
お料理の幅が広い野菜です。



身体を温める効果のある根菜たち、
上手に大地の恵みを頂くことにしましょう。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2024.4 加筆修正)



合わせて読みたい記事です





ご登録頂ければ嬉しいです






※ご登録頂くと記事が更新された際にアプリで通知が届きます。
見逃したくないブログやよく閲覧するブログなどに便利な機能ですꕤ


X(ツイッター)のんびり更新中です






  



「純白」の「スズシロ」…まるで天然の胃腸薬



こんにちは(。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「春の七草」と呼ばれる植物があります。


季節を感じさせる響きとともに、
様々な効能を持っている「薬草」でもあります。


本日は「スズシロ」についてのお話です。
どのような「言われ」や「効能」があるのでしょうか?


suzusiro

画像はイメージ フリー画像です
(「春の七草用」に育てられた「スズシロ」)




「スズシロ」の基本情報


分類 アブラナ科ダイコン族
名称 スズシロ(蘿蔔、晴白、涼白)
別名 大根(一般名称)


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(私達が普段頂いている「大根」と同じもの)



「春の七草」の一つ。
野草というよりは食すために栽培される事が普通です。


私達が普段頂いている「大根」と同じものです。
その小さいものを「スズシロ」と呼んでいます。

春の七草では、
葉を含め根まで全体を「スズシロ」と呼称します。


suzusironohana

画像はイメージ フリー画像です
(白にやや紫がはいった涼やかな花)



「根菜類」ですので根を頂きますが、

葉を含めて全体を食用とします。


daikon

画像はイメージ フリー画像です
(一般的な大根のイメージ)



※野草は知識のある方と…誤食に注意しましょう!



「春の七草」における「言われ」


【「スズシロ」が選ばれた理由】


「汚れのない純白さ」


肥大した根の色が、
汚れのない「白」であることから「縁起物」とされています。


「スズシロ」はその肥大した根を頂きますが、
根の色が白いのが特徴的です。

白は汚れのない様子を表し、
それを新年に頂く事で一年間の無病息災を願うものです。


moti

画像はイメージ フリー画像です
(お正月に頂く餅も白)



一説によれば、

「スズシロ」は、
「スズナ」の代わりになる野菜だから、
「すず代(しろ)」と呼ばれるようになったという説もあります。


kabutodaikon

画像はイメージ フリー画像です
(もしかしたら「春の六草」だったかも…?)



涼やかに白いから「涼白」の文字を当てたなどの説があります。



「スズナ」同様に葉から根までを全て頂ける野菜であり、
冬の貴重な「栄養源」であったことは変わりません。


hosidaikon

画像はイメージ フリー画像です
(「大根」を干している様子)



その色合いはもちろんのこと、
保存食としての有用性から「縁起物」として重宝された「春の七草」の一つです。

※諸説あります




「健胃作用」に優れる天然の胃腸薬


【主な効用】


・健胃作用
・消化不良や二日酔い
・冷え


onakawoatatameru

画像はイメージ フリー画像です
(お腹を温めることで全身が温まる)



胃もたれを防ぎ、胃炎を予防する作用があります。

根の部分には「ジアスターゼ」と言われる消化酵素が多く含まれます。
これは市販の胃腸薬にも用いられている成分です。


igusuri

画像はイメージ フリー画像です
(天然の胃腸薬と言われる所以です)



「スズナ」同様に「七草粥」に「スズシロ」を入れることは非常に理にかなっています。


寒い時期に食すことで、身体を温めてくれる効果もあります。
暖房などが乏しい時代にはさぞありがたかった事でしょう。



hieru

画像はイメージ フリー画像です
(「冷え」は万病の元です)




【主な栄養素】


・ビタミンA、C
・ジアスターゼ
・アミラーゼ
・カルシウム


suzusiroirasuto

画像はイメージ フリー画像です
(しっかり葉まで頂きましょう)



「スズシロ」は葉と皮を含めて全て頂きましょう。

特に葉の部分には多くのビタミンやミネラルを含みます。

また皮も柔らかいのできざんで一緒に食べることで、
栄養効率がアップします。



調理方法は「大根」と同様


【主な調理方法】


・漬物やピクルス
・煮物
・焼き物
・炒めもの

etc…


「スズシロ」は万能野菜の一つです。

何にでも便利にご利用頂けます。


daikonorosi

画像はイメージ フリー画像です
(お餅と一緒に食べてもOK)



消化酵素を生かしたい場合は、
「大根おろし」が最も効率的です。

お餅と一緒に食べる「辛味餅」はもたれを防ぎつつ美味しく頂けます。



karamimoti

画像はイメージ フリー画像です
(非常に効率的な「辛味餅」)



また「スズシロ」の葉にはカロテンを始め、
ビタミン類やミネラルなどがたくさん含まれています。

一緒に頂く事をおすすめします。


suzusirotukemono

画像はイメージ フリー画像です
(お漬物は是非…葉も一緒に)



先達が「春の七草」に込めた想い


「春の七草」には先達の想いが込められています。

その効能を考えるほどに、実に理にかなっているのです。

・消化を助ける
・風邪の予防をする
・身体の酸化を防ぐ
・二日酔いを防ぐ
・身体を温める


nanakusagayu2

画像はイメージ フリー画像です
(迎えた新年を無事に過ごせるように)



まだ科学が発達していない時代です。

その効能を自然に取り入れていた先達の知恵には頭が下がります。


「今年一年を健康に過ごせますように」


という最もささやかな、かつ大切な願いが見えてくるのです。


omikuzi

画像はイメージ フリー画像です
(ささやかなる願いを込めて)



先達が残してくれた風習や伝統は意味があるものです。

出来れば、伝え残していく文化であると…そう思うのです。



「七草粥」にはそんな思いが込められています。


飽食の時代である現代こそ、
必要な食文化の一つであるのかもしれません。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2024.1 加筆修正)




合わせて読みたい記事です





ご登録頂ければ嬉しいです






※ご登録頂くと記事が更新された際にアプリで通知が届きます。
見逃したくないブログやよく閲覧するブログなどに便利な機能ですꕤ


ツイッターのんびり更新中です





  

このページのトップヘ