手が届かないから…「高嶺の花」


こんにちはΣ(´д`;)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


ご存じの方も多いと思いますが…

「高嶺の花」

これはシャクナゲの事を指します。


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いつかのシャクナゲの花
(神社仏閣などでも見ることが出来ます)



昔は危険と隣り合わせであった「シャクナゲ」


【シャクナゲの基本情報】


・分 類 ツツジ科ツツジ属

・原産国 日本、中国、ヒマラヤ、ヨーロッパなど
・別 名 石楠花

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画像はイメージ フリー画像です
(美しい「高嶺の花」)


「シャクナゲ」は今でこそ神社仏閣など身近に見ることが出来ます。

その原種は高山植物です。
未開の岩山の上や崖など危険を伴う場所に生えていました。


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画像はイメージ フリー画像です
(命がけの登頂が必要でした)



手に入れるのは大変難しいです。
それはきれいな花を咲かせることから、

「高嶺の花」

の語源になったと言われております。

「手が届かないきれいなもの」

というたとえです。


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画像はイメージ フリー画像です
(高山植物のイメージ)



「危険」「警戒」などの花言葉を持つ


この「シャクナゲ」ですが、花言葉も少し変わっています。

・荘厳
・威厳
・危険
・警戒


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画像はイメージ フリー画像です
(高嶺の花はなかなか届かないから美しい)


・簡単には手に入らない事
・美しさに圧倒される事
・入手の難しさ


そのような様子を現した花言葉がついたのかもしれません。


またシャクナゲは有毒植物です。

葉には「痙攣」や「嘔吐」を引き起こす、
「ロードトキシン」という物質が含まれます。

海外では「はちみつ」に含まれる毒素にて、
中毒反応が報告されているそうです。


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画像はイメージ フリー画像です
(ネパール高山地方等 土産物でも報告があるそうです)


取りに行くこと自体が危険であり、
滑落事故なども多かったのでしょう。

やっと手に入れた「シャクナゲ」はそれは美しかった事でしょう。


花言葉も、ことわざも。
「シャクナゲ」の特性を現している事が伺えます。



人に贈るのには向かないお花


「シャクナゲ」はネガティブな花言葉を持ちます。

その方が「シャクナゲ好き」である事を知っている。
またそのような間柄で贈るのであれば問題ありません。

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画像はイメージ フリー画像です
(美しいピンクの西洋シャクナゲ)


そのような関係性でないのであれば、

・警戒
・危険

の花言葉を持つ「シャクナゲ」をあえて贈る必要も無いでしょう。


美しく荘厳な、

「高嶺の花」

今では石楠花寺と言われる名所が点在しています。


そちらで楽しむのも一つの方法です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「高嶺の花」が見られるのもありがたい石楠花寺)



ウィキペディアに全国の石楠花寺がありましたので、
こちらに載せておきます。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.3 加筆修正)



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