クリスマス : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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タグ:クリスマス



北欧に伝わる「小さな妖精」のお話



こんにちは(☆゚∀゚)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


最近は「サウナ」の流行で注目を浴びた、

「トントゥ」

をご存知でしょうか?



tontu

画像はイメージ フリー画像です
(帽子がトレードマークです)



北欧諸国に伝わる「小さな妖精」です。


「クリスマス」には大いに関係のあるのです。


本日は北欧諸国の妖精「トントゥ」について、
ファンタジーのお話です。


BlogPaint

画像はフリー画像 イメージです
(「トントゥ」のイメージ)



人気の「サウナ」にもいる「トントゥ」



「トントゥ」は北欧地方に伝わる「小さな妖精」のことです。


森の中や家の中…色々なところに住んでいます。


jinjaburedo

画像はイメージ フリー画像です
(時に「ジンジャーブレッド」が減っていたら…)



家事をお手伝いしてくれたりするのです。


たまに「ジンジャーブレッド」をくすねたりします。


愛すべき「いたずらもの」


とでも言えるでしょう。


tontu1

画像はイメージ フリー画像です
(「クリスマス」と縁が深い「トントゥ」)



近年では「サウナ」が流行しています。


「サウナ」発祥のフィンランドでは、
各家庭に「サウナ」がほぼあるとされています。


そしてその守り神が、


「サウナ・トントゥ(サウナの妖精)」です。


finrandosauna

画像はイメージ フリー画像です
(「フィンランドサウナ」には「トントゥ」がいるのです)



「サウナ・トントゥ」が一番最後に入るから、

常に「サウナ」の中を清潔に掃除しておこうと子供達に言い聞かせるのだそうです。



「クリスマス・イブ」には、人間はいつもより早めに出て、

後で「トントゥ」達が「サウナ」を楽しめるようにしてあげるという慣習もあります。


それくらい当たり前であり定着している存在なのです。


saunahatto

画像はイメージ フリー画像です
(「サウナハット」も「トントゥ」の帽子がモチーフ)



「サウナ」の熱から頭部を守る「サウナハット」も、
「トントゥ」の帽子がモチーフだと言われています。


中には「トントゥ」を形どった「サウナストーン」もあります。


saunasuto-n


画像はイメージ フリー画像です
(「サウナ」で見かける事もあるでしょう)



北欧各地で変わる呼び名


ちなみに北欧各地で呼び名が変わるようです。


フィンランド ⇒ 「トントゥ」

スウェーデン ⇒ 「トムテ」

デンマーク
ノルウェー  ⇒ 「ニッセ」



これらはみな同じ「妖精」の名前です。


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画像はイメージ フリー画像です
(きちんと性別が分かれています)



きちんと男の子と女の子がいるそうです。

男の子が身長15センチくらい、
女の子は身長12センチくらいで、大体300グラムくらいの体重だと言われています。


設定が細かいのが面白く、微笑ましくもあります。



tontou

画像はイメージ フリー画像です
(置物なども豊富にあるようです)



好物は「ハーブティー」


普段は、

・野草
・きのこ
・木の実

などを食べているそうです。


kinomi

画像はイメージ フリー画像です
(「リス」などと分け合っているのでしょうか)



彼らの好物はお茶。

ミントティーなどの「ハーブティー」が大好きなのだそうです。



mintothi



画像はイメージ フリー画像です
(好物もどこか「おしゃれ感」があります)



普段はのんびり暮らしている「妖精」さんようです。


中には上述の「サウナの守り神」のように、

特別な役割を持った「トントゥ」もいるのです。



ヨウル・トントゥ(クリスマス・トントゥ)


「ヨウル・トントゥ」(クリスマス・トントゥ)は、

「サンタクロース」(ヨウル・プッキ)のお手伝いをする「トントゥ」です。


※「ヨウル」⇒「クリスマス」の意味


yourutontu

画像はイメージ フリー画像です
(「ヨウル・トントゥ」のイメージ)



彼らは「サンタクロース」やトナカイ達と、

フィンランドで共同生活をしているのだとか。


「クリスマス」を迎える今の時期、

実は彼らは大変忙しい時期を過ごしています。


finrando

画像はイメージ フリー画像です
(フィンランドのイメージ)



日本よりも「クリスマス」が身近である北欧諸国。


こうした「小さな妖精」たちにとっても、

「クリスマス」は大切な一大イベントです。


BlogPaint

画像はいつかの作品にみる「トントゥ」
(荷物の仕分けなどもするようです)



彼らは役割分担をして、

「サンタクロース」のお手伝いをしてくれる愛すべき存在です。


santa

画像はイメージ フリー画像です
(今年も出会えるでしょうか?)



子供たちにプレゼントが届くのは、

「トントゥ」さんたちの頑張りがあっての事なのです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2024.12 加筆修正)




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「ブルークリスマスの奇跡」 【創作寓話】 よつくま




【「ブルークリスマスの奇跡」】



ある古びた村の外れに一本の大きな「もみの樹」がありました。
この村に残っている子供はもう彼一人…



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かつては栄えたこの村も、
「鉱山」の閉鎖とともに衰退していきました。

生きる希望を無くすもの。
街へと移住していくもの。


この物語はそんな村に住むとある少年が起こした、
小さな「希望」の物語です。


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一枚の写真


寂れた村の片隅。

彼の家はもちろん裕福でなく、
いつも同じ「ぼろの服」を着て教育も受けられず。


たった一人「もみ樹」の下で遊んでいました。


BlogPaint

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鉱山の事故で父母は他界…祖母が一人の彼の家。


とある日、彼は家で古びた写真を見つけました。

そこには村はずれの「もみの樹」に、
きらびやかな飾りが輝いたクリスマスの夜の写真でした。


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「ばあちゃん、これ村はずれのもみの樹?」


祖母は答えました。

「ああ…懐かしいね……この村も昔は栄えていたからねぇ」

「昔はねあのもみの樹の周りでクリスマスのお祝いをしたもんさ…きれいだったねぇ」

遠い目をする祖母。


その時でした、

少年は何かを決意したように家を飛び出していきました。


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「あ、これ…どうしたんだい!」


祖母が声を上げた時には、
もう少年は見えなくなっていました。



「小さな少年」の「小さな決意」


その日から彼は一人で「もみの樹」に飾りをつけ始めました。


豪華な飾りなどあるわけもなく…


「木の枝」
「木の実」


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少し壊れてしまった「自分のおもちゃ」など…一生懸命に飾りました。



しかし「もみの樹」は大きく上の方までは手が届きません。

「どうしよう…」


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途方に暮れていると、

空から「ぴちち」と声がしました。
上を見ると青い小鳥がこちらをみていました。


彼は、

「小鳥さん手伝っておくれよ…もみの樹を綺麗に飾りたいんだ」

と話しかけました。


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やや間があり、

小鳥は首をかしげて飛び去ってしまいました…



青い小鳥…希望


次の日もその次の日も、

雪が降りしきる中、少年は粗末な飾りを造っては樹に飾っていきました。


「もみの樹」がよみがえったら村も元気になると思ったのです。
「クリスマスのお祝い」をできると思ったのです。


それは純粋な気持ちでした。


mominoki

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「上にも飾りたいんだけどなぁ」

ふぅとため息を付いて空を見上げる少年。



その時でした。

「ぴちち」と声がすると例の青い小鳥が飛んでいます。

口に草花で造った飾りを持っています!


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「手伝ってくれるの!」


「ぴちち!」


小鳥たちは行ったり来たりしながら飾りをつけていきます。


BlogPaint


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青い小鳥たちのおかげで樹の上の方まで、飾りつけははかどっていきました。


「もしかしたら、もしかしたら、元気になるかもしれない」


そんな事を考えながら毎日夕暮れまで、

ただ一生懸命に飾り付けを続けていきました。



冷めた大人たち


そんなある日、村のおじさんが通りかかりました。

手には斧を持っています。


kikori


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「ぼうずなにやってんだ?」


ぶっきらぼうにおじさんは言いました。



「もみの樹をよみがえらせるんだよ…昔はクリスマスにお祝したんでしょ?」

と少年。


「けっ!」


おじさんは言い放ち。


「この樹はもう駄目だ…切り倒して売っちまうんだ」


「どけっぼうず!」


なんと少しでも収入を得るために、
「もみの樹」を切り倒すつもりなのです。


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おじさんは少年の手を引っ張って樹から引き剥がそうとします。


「やめてよ!僕が復活させるから…」
「きっと復活するんだよ」


泣きながら訴える少年。


「ちっ!」


舌打ちしておじさんは行ってしまいました…




少年の熱意に打たれて


12月23日になり「もみの樹」は飾り付けられていました。
もちろん粗末なものです。


「破れた靴下」
「車輪のない車のおもちゃ」に「松ぼっくり」


matubokkuri

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そして小鳥達の造った「草花のリース」
でも彼は思っていました…


これで「もみの樹」はよみがえるんだと。

そう信じて疑わなかったのです。


kotori


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青い小鳥の見る目線の先に、

物陰に隠れるきこりのおじさんがおりました。


突然ごそっと音がして現れた黒い影に、
少年は驚き尻もちをつきました。


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のそっと現れたのはこの前のおじさんでした。


「その、こないだは悪かったな…」

「まさかこんなに飾り付けするまであきらめないとは思わなかったよ」


ばつが悪そうに言いました。


「ぼうず!ツリーなら電球つけなきゃな!」


とウインクしてくれました。


「うん、ありがとうおじさん!」


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純粋な彼の気持ちが通じ、
村の数人が手伝って電球をつけてくれました。


久しぶりのお祝いに村の人たちの気持ちも、
あの頃のように…よみがえっていったのでした。



「ブルークリスマスの奇跡」



今日はクリスマスイブの夜12時です。

数人の村人が「もみの樹」の前に集まっています。


「さあ電気をつけるぞ」


とおじさん。


「3,2,1」カチッ! 反応はありません。



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「ん?」



カチッ!カチッ!


何度やっても電気はつきません…


「畜生おんぼろめ!いかれやがったか」


おじさんは機械を蹴っ飛ばしました。


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少年は呆然としました。


頑張ったのに…
小鳥も手伝ってくれたのに…
おじさんも村の人たちも手伝ってくれたのに…


自然に空に手を合わせていました。


空には月が出ていました…その月に向かって手を合わせました。


BlogPaint

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その時でした。


どこからともなく

「シャンシャンシャン!」
「シャンシャンシャン!」


と聴こえる鈴の音…



彼はふと空を見上げました。

「ほっほっほ~」

とトナカイのそりのシルエット!


「Mary Christmas!!」


あたりは蒼い光で包まれたのです。


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みんな目を開けていられません。

まばゆく蒼いそんな輝きがあたりを包んだのです。


少年はゆっくりと目を開きました。



一瞬の静寂が訪れ…蒼く…どこまでも蒼く…
「もみの樹」の電球が一斉に蒼く光り、


小鳥たちも、

「ぴちち」「ぴちち」

と大はしゃぎです!



村人が見守る中「もみの樹」が復活したのです!


BlogPaint

image freepicture



「おぉあの頃のようじゃ!」

おばあちゃんも村人も目を輝かせています。



「ぼうずに教えられちまったな…」


「あきらめてたのは大人たちだったんだな…ありがとうよ」


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彼の純粋さが村に奇跡を起こしたのです…聖なる夜に奇跡が起こったのです。


諦めないこと…
純粋な事…

そして行動するものに幸運が訪れたのでした。



この出来事は近隣の村へ伝わっていきました。


毎年蒼く光る「もみの樹」を見に人々が集まるようになりました。
人々も徐々に増えていったようです。


hitominiao

image freepicture



いま少年の瞳に映っているのは蒼い光だけです。

村は徐々に栄えていきました。
だけど…それはまだちょっとだけ先のお話です。


おしまい(ぴちち)



aoitori2

image freepicture







【あとがき】


この物語で主人公の少年は実は何ももらっていません。
おもちゃも服も…物質的なものは何ももらっていないのです。
でもきっと彼は偉大な事をしたのです。
彼が起こした奇跡は、この後世界に拡がっていくのですから…
「ブルークリスマスの奇跡」として。



☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;




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大いに盛り上がる「クリスマスマーケット」



こんにちは(ㅅ´ ˘ `)♡
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「サンタクロース」の本場フィンランド。
北欧諸国やヨーロッパでは大変に盛り上がる時期です。

本場ではどのような「クリスマス」を過ごしているのでしょうか?


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画像はイメージ フリー画像です
(きらびやかなマーケットの明かり)



今年の「クリスマス」を祝うものが全て手に入る


「クリスマス」はまず「マーケット」から楽しむ事。
それが本場流です。

「クリスマスマーケット」には、
その年の「クリスマス」を楽しむためのアイテムが、

すべて揃っています。


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画像はイメージ フリー画像です
(マーケット自体がテーマパークです)



「楽しむと同時に準備をする場所」

とも言えます。

・クリスマスの飾り付け
・大切な方へのプレゼント
・当日に食べる食料やお菓子

etc…


全てがマーケットで入手出来ます。


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画像はイメージ フリー画像です
(ようやく戻りつつある「クリスマス」)



現在は「コロナ禍」の規制も解除されて、
ツアーなどが再開されている事ででしょう。



「オーナメント」を選ぶのも一苦労


クリスマスツリーに飾る「オーナメント」。

こちらを選ぶのも大切なことです。
種類が多いので選ぶ事自体を楽しむのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(どれも素敵です)


このようなオーナメントショップが複数あり、
ハンドメイドのお店もあり、
選ぶのは本当に迷いそうです。


きっと大事な人と選ぶ時間そのものを楽しんでいるのでしょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(一つ一つのオーナメントにも意味があります)



「オーナメント」に意味については別記事にまとめました。

よろしければこちらをご覧ください。



北欧のイルミネーションは…比較的質素


ヨーロッパ諸国に比べて、
また日本などのイルミネーションと比べて、

北欧のイルミネーションは比較的質素と言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(温かい灯り)


フィンランドでももちろんイルミネーション付けたりします。
ですが華美ではなく質素なが好まれるそうです。

自然の灯りを大切にする国民性なのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(北欧に伝わる妖精「トントゥ」さん)



キャンドル消費量は世界一


北欧では冬の時期にはキャンドルを大量に使用します。
「クリスマス」も例外ではなく、専門店も存在します。

その消費量は世界一と言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(色合いも質素です)



キャンドルの灯りをともし、
ジンジャーブレッドをかじりながら「クリスマス」を待つのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(キャンドルの灯りは「ほっこり」します)



また夜が長い為、自然とキャンドルの消費量も増えるのです。

・家族や友人との時間を大切にする
・ほっこりする時間をもつ

そういったヒュッゲの考えもあるのでしょう。



23日には全てのマーケットが店じまい


日本などではギリギリまで販売を続けています。
またクリスマスイブ、当日ともお店は繁盛しています。

北欧のマーケットでは23日になったら、
お店は締りマーケットも終わりになります。

街が静まり返るとも言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(「クリスマス」には店の人も休みです)



お店を経営している人も、
マーケットの出店者も、
もちろんお客さんも、

全てが家族や大切な人の待つ家に帰る。


日本ではなかなか難しいところです。


本場ではこうしてクリスマス当日までを楽しみます。


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画像はイメージ フリー画像です
(待ちわびた「クリスマス」の休暇)



日本では、

・利便性
・経済的な理由
・休暇が取りにくい

と言った様々な理由から、
お店の人や配送業者などを含めて全員が休むというのは難しいです。


幸福度の高い国はやはりどこかが違うようです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.12 加筆修正)



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