「クリスマス」に「チキン」は日本の習慣?



こんにちは(*゚∀゚)っ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


日本では「クリスマス」に頂くお料理は、
圧倒的に「チキン」が多いです。


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画像はいつかの「ローストチキン」
(何らかの鶏料理は頂く事が多いです)



・フライドチキン
・ローストチキン
・鶏ももの照り焼き

などがメジャーです。


ところが本場である北欧諸国などでは、
少し事情が違うようです。


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画像はイメージ いつかの「ローストチキン」
(ごちそうであることには変わりありません)



北欧諸国では異なる「クリスマス」の食卓


「クリスマス」の本場である北欧諸国では「チキン」の習慣は無いようです。

・タラ
・サーモン

といったお魚のお料理が食される事が多いのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(ルーテフィスク「タラの灰汁漬け」)



ノルウェー北部では「干したタラ」を使った伝統料理があります。


また保存の効く「サラミ」などはクリスマスマーケットでも人気の品です。


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画像はイメージ フリー画像です
(「サラミ」の屋台はマーケットでも大人気)



他にも豚肉のお料理やローストビーフなど、
地域や地方によりかなり差異があるようです。

厳しい季節の「保存食」という位置づけもあるのです。


最近ではこうした伝統料理を避けて、
「ファストフード」などを頂く文化もあるようです。

どの国でも若者たちが新しい文化を作っていくのは同じでしょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(若者たちは新しい文化を作っていく)



アメリカに渡り変化した文化


元々アメリカの「クリスマス」の文化は、
北欧から伝わったものです。

その際に形が少し変わってきたのです。

アメリカでは「チキン」ではなく「ターキー(七面鳥)」を食べます。


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画像はイメージ フリー画像です
(七面鳥の丸焼きは大きい)



牛や羊、豚などの家畜をお祝いに食していたようですが、

開拓時代でまだ家畜を飼うことが難しかった時代です。


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画像はイメージ フリー画像です
(先住民たちがもたらした文化)



そんな開拓者達へアメリカの先住民族であった方々より提供されたのが、

「ターキー(七面鳥)」であったという説が有力です。

※諸説ある情報です


「七面鳥」は「鶏」よりずっと大きいので、
一羽をローストすることで皆がおなか一杯食べることが出来たのです。


そして次第に「クリスマス」には「ターキー(七面鳥)」が定着していきました。



日本における拡がり


ではなぜ日本では「チキン」を食べるのでしょう?

明治維新後には日本にも「クリスマス」の文化が入ってきました。
1970年ころまでは「七面鳥」を食べることもあったようです。


meiziisin

画像はイメージ フリー画像です
(明治維新によりもたらされた洋食文化)



しかし現在でも一般的な店舗では、

「七面鳥」

を取り扱うお店は少ないです。


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画像はイメージ フリー画像です
(骨付きだとクリスマスムードです)



その代替として入手しやすい「鶏肉」を用いたのは、
必然の流れであったのでしょう。


更に、この頃上陸した「ケンタッキーフライドチキン」が、

「クリスマスにはケンタッキー」

とCMを打ち出しました。


そして今はそれが当たり前のようになっていきました。


意外に知られていませんが、
「クリスマス」に「フライドチキン」を食べるのは日本の習慣なのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(現在はどこでも取り扱いがあります)



「クリスマス料理」も多様化の時代


近年では企業の宣伝などもあり、
「フライドチキン」一色から、「ローストチキン」へと回帰したり。

「ロブスター」などのクリスマス料理を提供するお店が現れたり。
ある意味「クリスマス料理」も多様化しています。


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画像はイメージ フリー画像です
(一部の大手が手掛けたロブスターの例)



本来の「クリスマス」は家族でゆっくりと過ごす日であり、
宗教上の理由がなければ特にお料理に決まり事は無いのです。

日本であれば和食でもOKなわけです。



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画像はイメージ フリー画像です
(手巻き寿司なら誰もが楽しめる)



多様化の時代です。
「食文化」も時代によって変わってくるものなのです。



「伝統食」で過ごす「クリスマス」


日本にも地方に伝わる「伝統食」と呼ばれる物があります。

「郷土料理」ともいいます。


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画像はイメージ フリー画像です
(北海道 ちゃんちゃん焼き)



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画像はイメージ フリー画像です
(秋田県 きりたんぽ鍋)



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画像はイメージ フリー画像です
(福岡県 鶏の水炊き)



「郷土料理」の中にも寒い季節に丁度よい、
食卓を囲むことが出来るお料理はたくさんあります。


こういった「伝統食」と呼ばれる日本古来の食卓で、
「クリスマス」をお祝いするというのもまた良いものです。



こんな「クリスマス」もありです


最後にちょっとしたメニューをご紹介して終わりにしたいと思います。

「CUP寿司」

です。


cup寿司

画像はいつかの「CUP寿司」
(好きな具材で小さなプラカップに作ります)



「手巻き寿司」の派生です。


様々な具材を、
小さなプラカップに乗せて様々な「ミニCUP寿司」を作ります。

具材は何でもOK。
それぞれが好きに乗せて作るのです。

並べれればとても華やかに見えてパーティにぴったりです。


和風の「クリスマス」も、
「チキン」にこだわらない「クリスマス」も、

大切な人と楽しく過ごせるならばまた「良い日」でしょう。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.12 加筆修正)




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