エコロジーと大豆ミートの関係性


こんにちは(*^・ェ・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


ヘルシー志向の高まりを受けて、富裕層を中心にブームとなった。

「大豆ミート」

について少し話したいと思います。


本日は「その拡がりと地球環境」についてお届けします。

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画像はイメージ フリー画像です
(大豆ミートのハンバーガー)



アメリカにおける「大豆ミート」の拡がり


アメリカでは既に大手チェーンが、
「大豆ミート」のハンバーガーを販売しています。

アメリカに限った事ではありませんが、

・成人病の蔓延
・肥満率の高さ
・ヘルシー志向の波

により市場規模は急速拡大しました。



ここに一例をあげます。


【バーガーキング】


「インポッシブルバーガー」という「大豆ミート」のハンバーガーを発売しています。

こちらは遺伝子組み換えである「ヘム」を用いて、
ジューシーな肉の風味を再現したのだとか…
なんと牛肉の風味と味覚、嗅覚までを再現しているそうです。

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(「0%BEEF」をウリにする日がくるとは)



【サブウエイ】


「ビヨンドミート」を使用。

こちらはナチュラル志向で、
遺伝子組み換えの「ヘム」を用いていないのが売りです。
ハンバーガーだけでなく、チキン、ポークにソーセージまで…
「大豆ミート」で再現しているとのこと。

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(ビヨンドミート開発のナゲット)


これらが上陸するのも近い将来になりそうです。


但し両者のコンセプトは全く違います。

「より肉らしく」⇔「できるだけヘルシーに」

とアメリカ国内でも割れているようです。



日本における展開


日本ではスーパーなどの一角に「大豆ミート」が定番商品となりました。
また大手コンビニエンスなどでは加工食品も販売中です。


一例をあげます。

「大豆ミートのそぼろご飯」
「大豆ミートのビビンバ丼」
「大豆ミートのからあげ」
「野菜と大豆ミートのタコスミート」

etc…


健康に敏感な方は既にお試しの方もいらっしゃるでしょう。

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(かなり早くから商品化されています)



「野菜と大豆のタコスミート」

こちらは実食したことがありますが、
正直意識しないと「大豆ミート」であることを忘れてしまうかもしれません。



【ケンタッキーフライドチキン】

アメリカでは「大豆ミート」フライドチキン発売。
上述「ビヨンドミート」との共同開発。
日本未発売。



【スターバックスコーヒー】

「ソイハンバーグイングリッシュマフィン」発売中。
全粒粉のマフィンに「大豆ミート」のパティを挟んだバーガースタイル。



【モスバーガー】

「ソイモス野菜バーガー」発売中。
パティを「ソイパティ」に変更したハンバーガーを発売中。


他社も追随が予想されます。



「大豆ミート」への変更は地球環境問題とも繋がる


ハムやソーセージと言った加工肉にはもともと添加物が使用されています。
その安全性も疑問視されている中でこんな意見も。

「大豆ミートを食べるほうが加工肉を続けるより安全」

難しい問題です。

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しかし一つ間違いない事実があります。
間違いなく「大豆ミート」のほうがエコロジー的に優れているのです。


◆アメリカを例にしたケース

年間で約1180万トンもの肉(主に牛肉)を消費している

・牛を育てるために牧場を作り(伐採)
・牧草の栽培をする
・大量の水を消費する(牛一頭で約4万リットル)
・大量のCO2を排出(農機具の運転・一説には牛のゲップ)

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(大規模農園に置ける散水設備の様子)


これがアメリカ国内消費だとすると、
輸入を含めて我々が食べているものを考えた場合。

地球規模の環境問題と言える事がわかります。


「大豆ミート」に切り替えることで、
ある程度改善することが最大のメリットと言われています。

結果大豆の作付けが増えれば変わらないのかもしれませんが。



遺伝子組み換え問題以外にも課題はある


もちろん「大豆ミート」にもデメリットがあります。
そちらをまとめた、

⇒「大豆ミートのメリットとデメリット」はこちら


もし全ての肉が「大豆ミート」に切り替わった場合
現在畜産に携わる方の仕事が消滅してしまいます。
これもまた大きな問題です。

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(限りある水資源)


近年の「大豆ミート」の拡がりに置いて

・地球環境問題
・資源の不足(エネルギーや水資源など)
・労働力の行き場

こういった背景もあるのだという事も覚えておいて下さい。



自身で試して選択する事が大切


「大豆ミート」は、

栄養価にすぐれた食品であることは間違いありません。

そして現在当たり前に流通されている「肉」が、
今後一生供給されるか…
それはわかりません。

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(当たり前でなくなる日が来るかもしれません)


世界はコロナ禍であっさりと変わってしまいました。

それは食の世界でも同じことが言えます。


例えば牛肉などの肉類がすべて輸入できなくなったりしたら…
高額な国産肉をずっと食べ続けることが可能でしょうか?

そんな時のために各メーカーとも準備に入っているのかもしれません。

私達もそのような事態の準備をしておく意味で、

「大豆ミート」

を使ってみるのもありなのかなと思います。


全く合わなければ止めればいいだけです。
もしかしたら「意外と美味しい」と思う方も多いかもしれません。



「大豆ミート」についてまとめ


「大豆ミート」とは?

・牛肉などの代替として大豆から作られた加工食品
・「大豆ミート」は美味しく進化している
・アメリカなどでは代替肉としてポジションを得ている
・地球環境に優しい食べ物である
・カロリーが低く栄養が豊富
・成人病の予防には効果的である
・安全性の確立にはもう少しかかる…かもしれない
・すでに日本でも一部拡がり始めている

このような感じになります。


一番気になる安全性については、
もちろん食品衛生基準に沿ったものです。

直ちに健康を損なう品は販売出来ません。

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画像はイメージ フリー画像です
(フィレタイプの「大豆ミート」の炒めもの)


まずは「ミンチ」タイプのカレーなどを試してみて、

「フィレ」 ⇒炒めものなど
「ブロック」⇒唐揚げなど

と試していく方法がおすすめです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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