基本を守る安全なお弁当づくり



こんにちは(´・ω・`)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


傷みにくいお弁当づくりには、
抑えておきたいポイントがあります。

また職場の環境や保存場所などで、
大きく影響を受けます。


状況に合わせた準備をすることが肝心です。


本日は、
「傷みにくいお弁当づくりのコツ」を説明していきます。


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(梅とシソの抗菌作用を生かした組み合わせ)



傷みにくいお弁当にはある程度のコツがある


傷みにくいお弁当づくりは暑い時期に限ったことではありません。

・比較的空調の効いたオフィス
・工場などの現場
・屋外での作業者
・学校などの施設

それぞれの環境次第では通年気をつける必要があります。


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(職場環境は人それぞれ…)


ある程度のコツを覚え、実践することで、
傷みにくいお弁当を作ることが可能です。

①しっかり火を通す
②冷ます
③殺菌作用を利用する
④仕切りを活用する
⑤味付けを工夫する


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(美味しいお弁当は活力に繋がる)


この5つのコツをマスターしておけば、
お弁当作りは問題なく続けられます。

大切な家族やご自身の健康・安心や活力に繋がるのです。



①しっかり火を通す


【食材は必ず芯まで火を通す】


食中毒発生の中心となるのは、

・肉
・魚
・加工食品
・卵

と言われています。


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(しっかり火を通すことが重要です)


どの食材も必ず「火を中心まで通すこと」を徹底してください。

いかに唐揚げが優秀だと言え、中心が生焼けでは意味がありません。


その場で頂く場合とお弁当では加熱具合が異なるのです。


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(子供に人気のキャラ弁はかわいいのですが…)


反対に火を通さないものは使わないのが一番です。

・かまぼこ
・ちくわ(揚げは除く)
・生野菜
・チーズ
・ハム

etc…


子供に人気の「キャラ弁当」は暑い時期は避けたほうが無難です。


どうしてももたせる場合は、
保冷機能が付いたお弁当箱や保冷バックを活用してリスクを減らしましょう。



②きちんと冷ます


【温かいものは冷ましてから詰める】


何でも炊きたてや揚げたてが美味しいのは、
普段頂く場合です。


お弁当の場合は、

火を入れる ⇒ 冷ます

の後でお弁当箱に詰めるのが鉄則です。


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(まずご飯を平たくして冷ます)


ご飯が冷めにくいときは平らなバットに広げましょう。
おかずを作っている間に冷めます。


揚げ物などは冷たくする必要はありません。
揚げたての粗熱が取れた状態でOKです。

茹でたブロッコリーなども水で冷まし、
キッチンタオルで水分を取ります。


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(茹でた後水分をしっかり取ります)


熱々を直接お弁当箱に入れるのではなく、
一旦冷ますクセを付けると良いでしょう。



③殺菌作用を利用する


【殺菌作用の強い食材を活用する】


食材にはもともと殺菌作用を持つものが存在します。
古い言い方をすれば「毒消し」です。


具体的にはこのようなものが該当します。

・梅干し(はちみつ梅などを除く)
・生姜
・わさび
・からし
・各種ハーブ類

etc…


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(梅干しの効果は弁当全体に及ぶ)


古くから親しまれている、

「日の丸弁当」

これは白米の中心に梅干しを一つ置いたものです。


梅干しの殺菌効果は非常に強く、
一粒あるだけでもお弁当全体に効果が及ぶといいます。

もし苦手な方で梅干しが食べられなくとも、
殺菌作用を有効にするために入れておくと良いでしょう。



「お酢の有効活用」


お酢には強い殺菌効果があります。
もちろん和え物などにも活躍します。


お弁当箱を酢で拭くだけでもかなり違うそうです。


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(米酢がおすすめです)


ご飯自体を傷みにくくする方法もあります。

「お米3合につきお酢を小さじ1杯」

こちらで普通に炊飯します。


これだけで傷みにくいご飯になるのです。

この量であれば酸味はそれほど感じないと思います。


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(寿司も生魚と酢の組み合わせ)



④きちんと仕切る


【水分はお弁当の天敵と知る】


細菌が繁殖するのに必要な物は何でしょうか?

・栄養素
・温度
水分

です。


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(仕切りも数種類揃えると便利)


巷で人気の「のっけ弁当」ですが、
暑い時期のお弁当としてはふさわしくありません。


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(暑い時期は避けたほうがよい)


お弁当づくりの基本の一つでもあります。
きちんと仕切りを入れて、おかず同士が混ざらないようにする事。

煮汁や揚げ油などが他のおかずや白米に混ざらないように、

・バラン
・仕切り用CUP

など100円均一のアイテムを活用しましょう。


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(サニーレタスはバランに変更しましょう)


野菜などを揚げ物の下に引くのは、
野菜が熱で傷んで腐敗する可能性があるので危険です。



⑤味付けを工夫する


【濃い目の味付けは日持ちする】


味を濃い目にすると食品自体が傷みにくくなります。

これは食品内の水分と砂糖や塩が結びつくことで、
食品内の水分が出にくくなるからです。


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(保存が効く食品は塩辛い物が多い)


長期保存が可能な食品はこの技術を応用しています。

・佃煮
・梅干し
・ジャム
・塩漬けや砂糖漬け

etc…


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(佃煮は味もかなり濃い)


但し健康状態を考え、
塩分や糖分を調整して下さい。

共に摂り過ぎはよくありません。


※摂取制限のある方はそちらに従って下さい



保存状態をよくする(保冷する)


5つのコツを踏まえて、
どんなに気をつけて作ったお弁当でも、
高温の場所に放置してしまえば傷んでしまいます。

・屋外
・ロッカーの中
・車内
・冷房の無い室内

などが該当します。


涼しい場所や冷蔵庫に入れることが出来ない状況ならば、
お弁当自体を保冷することを心がけましょう。


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(保冷バックの一例 保冷剤と共に使用する)


保冷バックや保冷エコバックは種類も豊富で、好きな柄が選べます。

またお弁当の蓋が保冷剤になっている、
便利なものも発売されていますので適宜利用しましょう。


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(保冷剤を蓋裏に挟むタイプ)


避けるべきですが、
どうしても生野菜やフルーツなどを持っていきたい場合には、


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(フードコンテナの一例)


別容器に単独で入れてしっかり保冷します。

ドレッシングは別添えで、
できればお弁当用の使い切りを準備します。



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(使い切りのドレッシングが便利)


またはフードコンテナ複数持ちがおすすめです。

・ご飯コンテナ
・おかずコンテナ
・野菜コンテナ

小さいサイズも市販されています。



先人の知恵を甘く見ることなかれ


便利な保冷剤などがない時代。

先達たちは天然の材料を用いて殺菌をしてきました。
その代表的な例が、

「竹の皮で包んだおにぎり」

です。


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(もちろん具材は梅干しです)


天然素材である竹の皮は殺菌作用を持ちます。
こういったものは今でも同様に使うことが出来ます。


わっぱのお弁当箱は海外で非常に高い評価を受けています。

・日本的な美しさ
・機能性

を兼ね備えているからにほかなりません。


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(海外でも人気のわっぱ)



基本を守って安全なお弁当づくりを…


お弁当作りといっても実にたくさんの配慮が必要です。
とても大変です。

しかしこれらの対策は実は、

「お弁当作りの基本」

とも言えることばかり。


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(お弁当も3食のうちの1食です)


これを守っていれば、一年中問題なくお弁当が作れるのです。


また日常のお惣菜づくりなどにも応用が効きます。

・中心まで加熱する
・冷ましてから保存する
・お酢を上手に利用する
・塩や砂糖は保存をよくする

etc…


間違いなくお料理上手になることが出来ます。


ですが時には無理をせずに、
自然解凍OKの冷凍食品なども活用しましょう。

そして出来るだけ涼しいところに保管するように、
お弁当を渡す相手に説明することも必要です。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.6 加筆修正)




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