「かさ」と同程度の栄養素を含み香り高い「軸」
こんにちは(●´ω`●)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。
昨今では、
「フードロス削減」
が提唱されています。
少し意味は変わりますが、
意外と捨ててしまう部分に栄養素がたっぷり含まれています。
余すことなく頂きましょう。
本日は「しいたけの軸」についてのお話です。
画像はイメージ フリー画像です
(しいたけは「かさ」と「軸」で構成される)
「軸」は「かさ」と比べても遜色ない栄養素
通常しいたけは「かさ」を食べます。
いわゆるきのこの本体が「かさ」です。
市販の「生しいたけ」は「軸」付きで販売されています。
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(スーパーにおけるしいたけのイメージ)
【軸のイメージ】
・固い
・土が付いているようだから捨てる
・そもそも食べられないもの?
という方もいらっしゃると思います。
しかし「軸」の部分にも「かさ」と遜色のない栄養素が詰まっています。
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(原木から栽培されるしいたけ)
しいたけの「軸」は栄養素もさることながら、
味わい深く香りも高い。
捨てるのはもったいない食材です。
「石づき」と呼ばれる一番先端だけを落とせば後は食べられます。
「軸」の独特の風味が好きという方もおり、
「軸」だけが袋詰されて販売されています。
冷凍保存も出来て食材として価値があります。
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(しいたけの「軸」のみを乾燥させたもの)
「かさ」と同等の栄養素…プラスアルファの香り成分
しいたけの「軸」には「かさ」と同等の栄養素が含まれています。
正しく調理することにより、
問題なく頂けます。
是非しいたけをを余すことなく頂きましょう。
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(「軸」まで含めてしいたけです)
【しいたけの軸の主な栄養素】
・ビタミンD
・カリウム
・食物繊維
・レンチナン(香り成分)
etc…
「かさ」と比べても見劣りしない栄養素です。
ビタミンDはカルシウムの吸収に役立ちます。
骨の形成促進など期待できます。
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(大切な身体を守る免疫力)
食物繊維も豊富に含まれます。
血糖値の急激な上昇などを抑えます。
香り成分のレンチナン。
これはしいたけの芳しい香りの成分です。
この香り成分に免疫力UPの効能があるとされています。
しいたけの下ごしらえ
しいたけは主に3つの部位に分けられます。
正しく切り分けて用いましょう。
画像はイメージ フリー画像です
(3つの部位からなるしいたけ)
左から、
・かさ
・軸
・石づき
です。
この内食べられないのは「石づき」の部分だけ。
「軸」の先端の本当に固い部分だけです。
基本的にきのこは洗ってはいけません。
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(水洗いをすると傷むもとになります)
「かさ」の部分の汚れはキッチンペーパーや刷毛などで払います。
「軸」の部分は縦に繊維が入っています。
手で割くと簡単に細く割くことが出来ます。
その状態で色々なお料理に活用できます。
おすすめの調理方法
【スープやお味噌汁】
最もオーソドックスなのが、
「かさ」と一緒に「軸」も入れて頂きましょう。
火を通すことで普通に頂くことが出来ます。
汁物にすると「かさ」よりも濃厚なダシが出て美味しく頂けます。
画像は「マルコメ」様のものです
(しいたけだしのお味噌汁)
「マルコメ」様の詳しいレシピはこちら
【バター炒めやきんぴら】
・しいたけの軸を割く
・フライパンに油やバターを引き炒める
・お醤油や砂糖などで適宜味付けをする
画像はイメージ フリー画像です
(軸を割いて炒めます)
もちろん、他の具材を合わせてもOK。
例えば大根の皮などと節約レシピにしてもよいでしょう。
【餃子やハンバーグの具に混ぜる】
・通常のひき肉だねに混ぜます
・繊維が気になる場合は細く刻みます
・通常通り餃子なら包みハンバーグは成形して焼きます
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(「軸」から濃厚な旨味がでます)
しいたけの「軸」は旨味成分が凝縮されています。
そのために肉だねなどに混ぜるととても美味しくなります。
・「かさ」⇒ みじん切り
・「軸」 ⇒ 細く割く
ダシがでて美味しいお料理になります。
冷凍保存も可能です
しいたけの「軸」をまとまった量にするには、
それなりに「かさ」も食べないとなりません。
日頃のお味噌汁などは一緒に煮てしまえば問題ないです。
・きんぴら
・佃煮
といった調理方法を試したいならば、
ある程度の量になるまで冷凍保存することが可能です。
画像はイメージ フリー画像です
(「かさ」も「軸」も冷凍できる)
前述の用に「軸」だけを販売している物を使用してもよいでしょう。
ある程度の量になるまで、
割いた状態で冷凍しておく方法もあります。
まとまった頃に一度に使えばロスなく頂けます。
せっかくの食材です。
余すことなく頂きましょう。
家庭における「フードロス問題」は、
こうした小さな事から始めればいいのです。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2023.10 加筆修正)
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