お料理の知識 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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アメリカで有名になった「スティックセニョール」



こんにちは(。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです🥦
本日もよろしくお願いいたします。


スーパーなどに行くと、

「地産地消コーナー」などで見慣れぬ野菜を見ることもあります。


tisantishou

画像はイメージ フリー画像です
(採れた土地で消費する…「地産地消」のイメージ)



本日ご紹介する、

「スティックセニョール」

はだいぶ知名度が上がってきた野菜です。


どのような野菜なのでしょうか?


スティックセニョール

画像はいつかの「スティックセニョール」です
(「痩せたブロッコリー」ではありません)



「スティックセニョール」とは?


【スティックセニョール】


・アブラナ科
・アブラナ属
・別名 茎ブロッコリー


suthikkusenyo-ru

画像はイメージ フリー画像です
(最近では種も市販されている)



「緑黄色野菜」に分類される野菜です。


和名は「茎ブロッコリー」です。
同じアブラナ科に属する野菜です。

春先に出回る「菜の花」にもよく似ています。


shokuyounanohana

画像はイメージ フリー画像です
(春先に出回る「食用菜の花」)




【中国野菜とのかけ合わせ】


「スティックセニョール」は、

ブロッコリー + 芥藍(かいらん)

をかけ合わせて誕生した野菜です。



【芥藍とは?】


「芥藍」については私達には馴染みがありません。
中国では高級野菜の代名詞的なポジションとされています。


kairan

画像は「芥藍」のイメージ
(「趣味の園芸」様のものです クリックで遷移します)



その味を形容すると、


「茎に甘みがあり、葉には爽やかな苦味がある」


中華料理では「炒めもの」にすると美味しく頂けるとされます。




oisutasosu


画像はイメージ フリー画像です
(「オイスター炒め」が美味しいそうです)



その「芥藍」の美味しさと、
「ブロッコリー」の栄養素をかけ合わせた野菜なのです。



「ブロッコリー」より柔らかく全部食べられる


実食しましたので感想を記載します。


・「ブロッコリー」よりも柔らかい
・茎の甘みが強い
・葉も全部食べられる


shutikkusenyo-ru1

画像はイメージ フリー画像です
(すべて食べられる「スティックセニョール」)



物により葉に苦味があるとの事でしたが、
癖がなく甘みも結構強い野菜です。

茎部分については「アスパラガス」の食感に近いです。


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画像はイメージ フリー画像です
(おなじみのグリーンアスパラガス)



「アスパラガス」のように根元が固くなく、
袴がついているわけでもないの調理が簡単です。


特徴は「甘み」と「食感」です。



簡単な調理方法


「ブロッコリー」や「アスパラガス」
そして「菜の花」と調理方法はほぼ一緒です。


基本的に塩ゆでなど火を通して頂きます。


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画像はイメージ フリー画像です
(さっと茹でて頂きます)




【茹ですぎ注意】


花雷の部分が「ブロッコリー」よりも柔らかく、
茹ですぎるとクタクタになってしまいます。


できれば茎の部分と花蕾の部分を分けて、
沸騰したお湯に塩を入れて塩茹でします。


・先に茎部分を1~2分
・花雷を入れて1分


ほど茹でれば充分です。


さっと冷水に当てて「色止め」をしてから頂きます。


青さがぐっと増して美味しそうな色合いになります。


aonanoirodome

画像はイメージ フリー画像です
(青菜などに見る「色止め」の一例)


※「スティックセニョール」は栄養素が流れやすく、流水に当てないほうがいいという意見もあります



色々使える便利な野菜です


【具体的な使い方】


・「キャベツ」や「ベーコン」と一緒に炒めてパスタに
・茹でて和え物に(マヨネーズや鰹節など)
・茎部分に「ベーコン」を巻いて
・バター炒めで


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画像はイメージ フリー画像です
(シンプルにバター炒めも美味しい)



基本的に「ブロッコリー」や「アスパラ」の使い方と一緒でOKです。

茎の食感が良いので、上手に利用しましょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(長い茎は甘く食感もよい)



実は逆輸入で有名になった


発売当初は「ブロッコリー二」という名前でデビューをしましたが、

余り売れなかったそうです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ブロッコリーニ」では人気はいまいちだった)



ところが輸入先のアメリカで、

「スティックセニョール」

として人気の野菜となりました。


その後、日本でも「スティックセニョール」名義で販売した所、

流通量が増えたとされています。


つまりアメリカからの逆輸入で有名になったわけです。


amerikayunyu

画像はイメージ フリー画像です
(輸出入のイメージ)




食べやすく美味しい野菜です。

もしスーパーなどで見かけたら一度試してはいかがでしょうか?


suthikkusenyo-ru1

画像はイメージ フリー画像です
(「スティックセニョール」と「ベーコン」の炒め)




彩りも美しく、パーティ料理などにも活躍する野菜です。




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「ブロッコリー」なのか「カリフラワー」なのか?



こんにちは(*´ェ`*)
四つ葉のくまさんことよつくまです🥦
本日もよろしくお願いいたします。


スーパーの「地産地消」コーナー、
旅行時のサービスエリアにある「産直」コーナーなど、


珍しい野菜を見かけることがあります。


mitinoeki

画像はイメージ フリー画像です
(近年人気の「道の駅」の「産直」コーナー)



本日ご紹介する、

「ロマネスコ」

は最近ではだいぶ定着化してきた野菜です。


本日は「螺旋状」が面白い野菜、

「ロマネスコ」についてのお話です。


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(不思議な形状の「ロマネスコ」)



「ロマネスコ」とは?


【ロマネスコの基本情報】


・アブラナ科
・アブラナ属
・別名「黄緑サンゴ」


romanesuko

画像はイメージ フリー画像です
(先端の特徴的な形状を「サンゴ」とも)



「ブロッコリー」と「カリフラワー」のかけ合わせで誕生した野菜です。


分類学上は「カリフラワー」になるようですが、

呼び名は「ブロッコリー」という不思議なポジションです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「ローマ」とつくが歴史は浅い野菜)



「ロマネスコ」


という名称は「ローマのブロッコリー」の意味になります。

イタリア料理ではおなじみの野菜であるそうです。


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画像はイメージ フリー画像です
(アブラナ科の野菜「花蕾」を食用とする)



1990年代から、
フランスのブルターニュ地方で大規模な栽培が始まりました。


日本においては、

・福岡県
・宮城県


が2大産地ですが、そもそもの流通量は少なめです。


romanesuko

画像はイメージ フリー画像です
(「ロマネスコ」栽培のイメージ)



「花蕾」を頂くのも「ブロッコリー」や「カリフラワー」と一緒です。



甘みがあり「カリフラワー」に近い食感


実食しましたので感想を記載します。


・甘みが強い
・味は「ブロッコリー」寄り
・食感は「カリフラワー」に近い



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画像はイメージ フリー画像です
(中心に芯があり房に分かれている)



実際の使用感覚も両者とそう違いはありませんでした。

房ごとに切り分けて、軽く茹でて頂きます。


簡単に調理できる割には、

少し「おしゃれな印象」に仕上がるのがポイントです。

ちょっと特別感があります。


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画像はイメージ フリー画像です
(両者の良さを合わせた野菜です)



「旬」12月頃ということなので、
華やかな食卓を飾るには非常に適した食材と言えるでしょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(華やかなパーティなどにもよく似合う)



「クリスマスパーティ」


などに用いてみるのも良い方法です。



「ピクルス」なども美味しい


【具体的な使い方】


・塩茹でして
・塩炒めで
ピクルス
・バーニャカウダーに


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画像はイメージ フリー画像です
(「おしゃれ感」のあるバーニャカウダー)




形がおしゃれなので、特別な日に「ブロッコリー」の代わりに。


「ブロッコリー」は「ピクルス」にするのは難しいですが、
「ロマネスコ」は「カリフラワー」に近いため「ピクルス」も向いています。


romanesukopikurusu

画像はJA仙台様のものです
(画像クリックでレシピに入れます)



◆詳しいレシピはこちら



食感がよく、美味しく頂けます。


また「ブロッコリー」に見られる「青臭さ」はほぼ感じません。

苦手な方には良いかもしれません。



栄養素も充分含まれる


野菜としての栄養素は充分含まれています。

茹でた時にクタッとしにくいのも特徴です。


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画像はイメージ フリー画像です
(魚介と「ロマネスコ」のサラダ)



【主な栄養素】


・カリウム
・ビタミンC
・カルシウム
・カロテン


ほぼ「ブロッコリー」と同等。
ビタミンCなどはやや「ブロッコリー」に劣ります。


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画像はイメージ フリー画像です
(栄養素も充分です)



種子も販売されており菜園で栽培も


種子についても市販されており、
家庭菜園での栽培も可能です。


しかしながら、得意な形状(螺旋状)が形成されることが難しい為に、
中級レベル以上とされています。



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画像はイメージ フリー画像です
(「ホームセンター」などでも流通されている)



「ブロッコリー」の栄養素を摂りたいけれど食感が苦手。
少し食卓をおしゃれに演出したい。


そのような場合には便利な野菜です。


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画像はイメージ フリー画像です
(茹でるだけで「おしゃれ感」がある)



難点は、

・流通量が少ない
・価格が割高である


といった所です。


もしスーパーなどで見かけたら一度試してはいかがでしょうか?
(流通量は少なめです)


「おしゃれ感」があり見た目が楽しい野菜です。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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「牛乳」の「膜」の正体は?



こんにちは(´・ω・`)
四つ葉のくまさんことよつくまです🥛
本日もよろしくお願いいたします。


栄養豊富な飲み物として有名な「牛乳」

寒い季節は温めて「ホットミルク」を飲む方も多いでしょう。


考える

画像はイメージ フリー画像です
(なんとなく気になっていましたという方も)



ここで素朴な疑問です。


表面に薄っすらと張った「膜」

気になりませんか?


本日は「牛乳の膜」に関するお話です。


hotmiruku

画像はイメージ フリー画像です
(寒い季節は出番の多い「ホットミルク」)



あなたは「食べる派」or「食べない派」


「牛乳」を温めると、

最初は何もなかったはずなのに…薄っすら「膜」が張ります。


gyuunyunomaku

画像はイメージ フリー画像です
(やや誇張したイラストです)



この「膜」はそもそも何なのでしょう?


またこの「膜」を

・食べる
・食べない


で意見が分かれるようです。


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画像はイメージ フリー画像です
(あなたはどちら派でしょうか)



この「現象」にはきちんと名前があり、

「膜」の「正体」もわかっています。


気になっていた方がいれば、

参考になさって下さい。



「ラムスデン現象」とは?


温めた「牛乳」に「膜」が張ることを、

「ラムスデン現象」

と言います。


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画像はイメージ フリー画像です
(「牛乳」は栄養豊富な飲み物です)



具体的には、

「牛乳」を「40℃以上」に温めると発生する現象です。


そして「膜」の正体は、

「たんぱく質」

です。


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画像はイメージ フリー画像です
(様々な食材に含まれる「たんぱく質」)



「牛乳」を加熱すると、
空気に触れている「牛乳」の表面部分から、

「水分」が「蒸発」します。

つまり表面部分が部分的に「濃縮」される状態になるのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(「蒸発」のイメージ 表面部分が濃くなる)



結果元々「牛乳」に含まれる「たんぱく質」などが固まりとなり、
表面に「膜」を作ります。


これが「牛乳」に「膜」を作る、

「ラムスデン現象」

です。



「膜」は食べても大丈夫?


答えは「大丈夫」です。

全く問題ありません。


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画像はイメージ フリー画像です
(「膜」は食べても大丈夫です)



「膜」の成分は、

・たんぱく質
・脂質
・乳糖

となっています。


むしろ栄養は豊富であり、
「牛乳」の栄養素を摂取する目的であれば、

「食べたほうがよい」

ものになります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「酪農」のイメージ)



しかしながら、

・何となく苦手
・もそっとして食感が悪い

という意見もあります。


どうしたら良いでしょうか?



「膜」が出来にくい温め方


【鍋で温める場合】


手鍋で温める場合。


・火加減を中火以下に保つ
・鍋底からかき混ぜ続ける
・沸騰させない


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画像は「明治おいしい牛乳」様のものです
(画像クリックで遷移します)



じっくりと温めるのがポイントです。

小さめのホイッパーなどで混ぜるのが良いでしょう。




【電子レンジの場合】


電子レンジを使用する場合。


・ラップを掛ける
・半分温めて取り出ししっかり混ぜる
・もう一度温めて完成


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画像はイメージ フリー画像です
(吹きこぼさないように気をつけましょう)



どちらの方法も、

表面から水分が「蒸発」することを防ぐ為に、
しっかりと混ぜる事がポイントです。



結論「牛乳」の「膜」は問題の無い物


「牛乳」を温めて出来る「膜」は、

「牛乳」に含まれる栄養成分が、
水分の蒸発などにより固まったもの。


これを「ラムスデン現象」という。


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画像はイメージ フリー画像です
(栄養素を摂るなら食べましょう)



「膜」は栄養豊富なので食べたほうが栄養は摂取出来る。


ただし気になる場合は、
「膜」が張りにくくなる方法があるのでそちらを試す。


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画像はイメージ フリー画像です
(骨を元気に保つカルシウムを含む「牛乳」)



ということがわかりました。


何となく避けていた方は、
気にせずに混ぜて頂いてしまいましょう。


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画像はイメージ フリー画像です
(正体がわかれば気になりません)



食感がどうも苦手な方は、

上記を参考に温め方を工夫してみてはいかがでしょう。



いずれにしても栄養豊富な「牛乳」
美味しく頂きたいものです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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