あなたの家ではどちらで呼んでいますか?



こんにちは(*^・ェ・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


同じお料理や食材であるのに「呼び名」が違うことがあります。
それはどうしてなのでしょうか?


「なんとなく気になる呼び名の違い」


を解消しましょう。


hatena

画像はイメージ フリー画像です
(別のお料理なのでしょうか?)



本日の「呼び名」の違いは、


「チャーハン」「焼き飯」です。


鮭とミョウガのチャーハン

画像はイメージ いつかの「チャーハン」
(「チャーハン」のつもりで作りましたが?)



「チャーハン」と「焼き飯」は何が違う?


まず文字を比べてみましょう。

「チャーハン」は「炒飯」と書きます。
つまり「飯を炒める」料理です。


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(中華鍋による調理)



これに対して「焼き飯」は「飯を焼く」と書きます。


「焼く」と「炒める」は火を入れる調理方法であり、
どちらも同じように感じます。
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(「チャーハン」のおなじみの盛り付け)



文字を比べてもはっきり違いがわかりません。


実は両者の違いは大変曖昧なものとなっているようです。


「チャーハン(焼き飯)」


などと表記されることもあり、同じものに感じます。



次に調理工程を見ていきます。


すると一つだけ違いがある工程がありました。

「卵のタイミングと飯の炒め具合」

この工程が2つの料理を区別する可能性があります。


tamagowaru

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(「卵」を入れるタイミングが違う)



また調理道具も差異が見られます。


「チャーハン」⇒「フライパン」
        「中華鍋」

「焼き飯」  ⇒「鉄板」


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(「お好み焼き」などで用いる「鉄板」)



このことを念頭に置き、
それぞれの調理工程を見ていこうと思います。



一般的な「チャーハン」の作り方


とりあえず具材は、

・卵
・ネギ
・チャーシュー

とします。


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(普段通り「ネギ」を刻みます)



【「チャーハン」の調理工程】


フライパンを熱して油を入れる
・そこに「ネギ」や「チャーシュー」を入れて炒める
・「卵」を割り軽く混ぜる
卵」が半熟のうちに白飯を入れて混ぜ合わせる
・塩コショウや鶏ガラスープで味をととのえる


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(美味しそうな「チャーハン」)



極めて一般的な「チャーハン」です。


「卵」を割って半熟のうちに白飯を入れて混ぜることで、
「卵」と絡んでパラッと仕上がるわけです。

「卵」の使い方は「チャーハン」の仕上がりと深い関係があります。



一般的な「焼き飯」の作り方


とりあえず具材は、
「卵」「ネギ」「チャーシュー」で同じにします。



【「焼き飯」の調理工程】



鉄板を熱して油を引く
・「ネギ」や「チャーシュ」を軽く炒める
・白飯を入れて混ぜあわせ先に軽く焼く
・「卵」を割り入れて混ぜわせる
・塩コショウや鶏ガラ、または醤油やソースで味をととのえる


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(本来の「焼き飯」は鉄板調理)



あくまで一般的なものです。

「焼き飯」は、
関西圏における「鉄板料理」の一つであるとされます。

調理には鉄板」を用います。


飯は「卵」より先に軽く焼き付けます。
味付けも様々で塩味とは限りません。

ソースをベースにした「焼き飯」も多く見られます。


神戸名物の「そばめし」なども「焼き飯」の一種と言えるでしょう。


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(神戸名物である「そばめし」)



ソースなど液体で味付けをした場合、
「チャーハン」のようにパラッと仕上げる必要もないわけです。

また「鉄板」による高温の「焦げ」も魅力となります。


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(「鉄板」で作った「焼きそば」は一味違う)



「焼き飯」は東日本では別の料理を指す場合も


「焼き飯」は主に関西圏で用いられています。

関東圏や東日本において「焼き飯」が別の料理を指すことがあるそうです。


焼いたご飯…つまり「焼きおにぎり」です。


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(確かに「焼き飯」であるのに間違いありません)



一節にはそれを区別するために、
東日本では「チャーハン」と呼ぶようになったとも言われています。

※諸説ある情報です



ただ両者の区別は非常に曖昧です。

「焼き飯」と検索しても「チャーハン」のレシピはたくさん出てきます。


それほど気にしていないというのが現状かもしれません。


kusikatu

画像はイメージ フリー画像です
(「串カツ」にみる関西圏の「ソース文化」)



お店により両者を味で区別するところもあるそうです。

塩味      ⇒ 「チャーハン」
醤油又はソース味⇒ 「焼き飯」

という具合です。



本来は別のお料理だか…境界線は曖昧


「チャーハン」と「焼き飯」は本来は別の料理です。


一応、

・調理工程
・調理器具
・味付け

などで区別されているものの境界線は曖昧といえます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「アウトドア」における「焼き飯」作り)



「鉄板」で作られる「焼いた飯」を、
「焼き飯」と呼ぶのが正しいかもしれません。


一部関東圏において「焼き飯」は「焼きおにぎり」を指すこともあります。


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画像はイメージ フリー画像です
(それぞれの家庭で生まれる料理と文化)



家庭の台所を預かる方が、
どちらで呼んでいるのか?によって、

その家庭においての名称は決まってくるのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(ステーキ店などで提供される「ガーリックライス」)



「鉄板焼」や「ステーキ店」において、
締めに提供される「ガーリックライス」なども「焼き飯」の仲間と言えます。



地域や地方、
家庭により異なる食文化を明確にするのは難しいものです。



「なんとなく気になる呼び名の違い」


解消できましたでしょうか?



よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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