応用の効く「煮物」のテクニック
こんにちは(ㅅ´ ˘ `)♡
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
寒くなってくると「根菜類」などは甘みが増します。
「根菜類」は「旬」が秋から冬のものが多いのです。
蓄えた糖分が甘くなる冬場が美味しいとされます。

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(冬の「大根」は甘くて美味しい)
「大根」は代表的な根菜類の一つです。
美味しく「味しみ」で頂きたいものです。
本日は「大根」の「味しみ」のお話です。

画像はいつかの「鶏と大根の煮物」です
(「味しみ」でおかずにピッタリです)
「大根」を「味しみ」にするコツ
「大根」に一手間かけると、
簡単に「味しみ」にすることができます。
今回の「鶏と大根の煮物」以外にも応用できるので、
是非覚えておきましょう。

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(いつものように皮を剥きます)
「大根」の皮を厚めに剥いて、
「面取り」などを済ませて下さい。
厚めに剥いた皮は「きんぴら」などにできます。
美味しく頂きましょう。

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(「大根皮のきんぴら」のイメージ)
「おでん」
「ふろふき大根」
などの場合は厚めに切って隠し包丁を忘れずに。

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(「ふろふき大根」のイメージ)
【隠し包丁とは?】
「味しみ」を良くしたり、
火の通りを良くするために予め「大根」に筋を入れておく事

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(「こんにゃく」に見る隠し包丁)
【「味しみ」にするコツ】
①「砂糖」を加えた水で下茹でする
②「隠し包丁」をしっかりする
③ 味を入れたらしっかり冷ます

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(「隠し包丁」と「面取り」を済ませた「大根」)
②については説明することも無いでしょう。
①と③について軽く説明をしていきます。
お料理の「さしすせそ」に返ってみる
「砂糖」はお料理の「さしすせそ」の一番最初である「さ」に当たります。
つまり一番最初に入れる調味料ということです。

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(お料理の基本に返って考えます)
「砂糖」には、素材を柔らかくする性質があります。
つまりこういう仕組みです。
・「砂糖」が素材を柔らかくする
・「塩」が染み込む
・「醤油」で風味が決まる
実は特別珍しい手順でもないわけです。
「下茹で」というと「塩茹で」をイメージするので、
違和感があるのだと思います。

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(まずは「砂糖」から始まる調理)
大体、「大根」半分ほどを下茹でするのに、
「砂糖」⇒ 大さじ1~1.5杯程度
で下茹でしましょう。
「煮物」の味付けは「冷める」時に入る
「煮物」全般に言える事ですが、
出来上がり直後よりも、
冷めた後の方が味が染み込んで美味しいです。

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(火を止めて一旦「冷ます」事で味がしみる)
調味量を入れたら一度火を止めて「冷ます」
再び加熱して「冷ます」
と中まで「味しみ」の「大根」が出来上がります。
「おでん」の「大根」などにおすすめです。

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(「砂糖」で下茹でしてから調理する「おでん」)
「煮物」では温度が高いほど調味料が入り込みます。
かといって高温を維持する(煮続ける)と食品は崩れてしまいます。
これをいわゆる「煮崩れ」といいます。

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(「かぼちゃ」は非常に「煮崩れ」しやすい)
「煮崩れ」を防ぐために火を止めて「冷ます」
⇩
ゆっくり冷めている間に調味料が「しみる」
⇩
再度加熱して「冷ます」
⇩
再度調味料が「しみる」
これが「冷める時に味がしみる」仕組みです。
「旨味」の出る食材をプラスする
せっかく「大根」を「味しみ」にするので、
「旨味」の強い食材を一緒に煮ましょう。

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(今回は「鶏もも肉」を使用しました)
もちろん、
・ブリなどの魚
・厚揚げ
なども鉄板です。

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(「油抜き」して加えると雑味が減ります)
これらとダシの風味が、
冷める時に「大根」に染み込んでなんとも言えない味になります。
「鶏肉」なら分けて使用するのもあり
「鶏肉」などを煮すぎると固くなることがあります。
これを防ぐ方法として、
・具材用の鶏肉
・ダシ用の「端切れ」肉
に分ける方法もあります。

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(一口大に切ると「端切れ」が出る)
「鶏肉」をきれいにカットすると、
「端切れ」の部分が出ますので、そちらをダシ用として一緒に煮るのです。
最終的に「大根」が茹で上がってから、
具材用の「鶏肉」を入れれば煮すぎで固くなる事を防ぐことができます。
「大根」の下茹でがしっかりされていれば、
一度の調理で完成させることも出来ます。
身体を温める「根菜類」
「大根」などの「根菜類」は身体を温めてくれる食材です。
身体の内側から温める効果なので、
上手に利用したいものです。

画像はいつかの「鶏と大根の煮物」
(トッピングに青ネギを乗せて)
「鶏肉」も「大根」も柔らかく、
ご飯のおかずにピッタリです。
他の野菜も一緒に煮て「筑前煮」風にしても良いでしょう。
おいしい「煮物」を頂きましょう。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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