強い香りは「効能」の証
こんにちは(*・ω・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
「緑黄色野菜」は意識して摂りたい食材です。
「まごわやさしい」
における「や」が野菜類です。

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(常に意識しておきたい「や」の食材)
その中でも鍋料理の隠れた主役、
「風邪によい」とされる野菜です。
寒い季節はもちろん一年中活躍する「長ネギ」についてのお話です。

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(寒い季節の「長ネギ」は特に美味しい)
「長ネギ」の基本情報
【長ネギ】
・ユリ科
・ネギ属
・原産地 中国西部 シベリア
「長ネギ」は「緑黄色野菜」です。

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(香味野菜としての顔も持つ「長ネギ」)
独特の芳香が特徴で、
古くから薬効のある野菜として知られる「長ネギ」
「長ネギ」に含まれる芳香成分は、
「硫化アリル」の一種である「アリシン」です。
「アリシン」はスタミナが付く野菜の定番である、
「にんにく」にも多く含まれています。

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(同じ成分を含む「にんにく」)
「薬味」としての顔を持ち、
「魚」や「肉」の臭みを取る力があります。
また「日本そば」や「うどん」、
「ラーメン」といった麺料理では必ず用いられる野菜です。

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(多くの料理で「薬味」として活躍する)
寒い季節に頂くことが多い鍋料理でも、
必ず「長ネギ」は用いられる事が多いです。

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(鍋料理の準主役「長ネギ」)
「ラーメン」のスープなどには、
必ずと言っていいほど「長ネギ」が用いられています。
身体を温める「アリシン」
【主な栄養素】
・ビタミンA
・ビタミンC
・カリウム
・カルシウム
・アリシン(芳香成分)

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(「カルシウム」も含まれる 栄養士のイメージ)
「長ネギ」は「ビタミンA」「ビタミンC」を多く含み、
「免疫力」を高める効果が期待できます。
「カリウム」は高血圧予防や「むくみ」に効果的です。

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(体内の塩分を調整してくれます)
「ビタミンA」と「ビタミンC」両方を含む「長ネギ」は、
「免疫力」の維持に適しています。
「ビタミンA」の不足は粘膜の乾燥を招き、
感染症にかかりやすくなる可能性があるのです。
風邪などの感染症が流行する季節には欠かせない栄養素です。

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(寒い季節は「免疫力」の維持が大切)
独特の芳香成分でもある「アリシン」は、
「長ネギ」の辛味成分でもあります。
「アリシン」は殺菌作用や血行促進作用を持っています。

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(「血液サラサラ」のイメージ)
また、血管を拡張させて血流を促すことで、
身体を温める効果があります。
寒い季節に鍋料理などを頂くと、
「身体がポカポカする」
のは「長ネギ」の力も大きいわけです。

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(身体が温まることで免疫力も上がる)
一般に身体が冷えると免疫力が低下することが知られています。
鍋料理に「長ネギ」は理想的なのです。
西は「青ネギ」東は「白ネギ」
古くから東(関東地方)では「白ネギ」が好まれ、
西(関西地方)では「青ネギ」が好まれてきました。
関東地方の「白ネギ」は、
別名「根深ネギ」とも呼ばれます。

画像は「やまむファーム」様のものです
(画像クリックで遷移します)
このように深く土を被せて栽培することで、
白い部分をあえて作っているのです。
関西地方ではほぼ全てが青い「九条ネギ」などが好まれます。

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(青い部分の多い「九条ネギ」)
「根深ネギ」の青い部分は固めです。
「九条ネギ」は青い部分までが柔らかく、
先端まで頂く事が出来ます。
両者には食感や味の違いだけでなく、
栄養素の点でも差異が見られます。

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(どちらが栄養価が高いのでしょう)
「白ネギ」の白い部分だけと、
「青ネギ」を比べた場合は「青ネギ」に軍配があがります。
味覚として「白ネギ」はとろけるような食感に特徴があります。
加熱すると非常に甘くなるのもポイントです。
【「青ネギ」が勝る栄養素】
・ビタミンA、C
・鉄分
・カルシウム
青い部分までが「長ネギ」
「白ネギ」は青い部分まで食べてこそ、
もれなく栄養素を取得できます。
今まで廃棄していた方は少し損をしています。

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(必ず青い部分まで頂きましょう)
【青い部分の有効活用】
・刻んで薬味にする
・炒め物や鍋物
・混ぜて具材にする
・細かく刻んでソースに使う

画像は「Foodie(フーディー)」様のものです
(画像クリックでレシピページへ)
「うどん」「そば」の薬味はもちろん、
具材として調理すれば美味しく頂けます。
「アリシン」は熱に弱いので「生食」が最も効果的に殺菌効果を得られます。
時々「長ネギ」の青い部分の中に、
「ゼリー状の物質」を見かけることがあります。
意外に知られておりませんがこちらにも名前があります。

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(実際は「ネギ」の中に入っています)
こちらを「フルクタン」といいます。
もちろん食べて害はありません。
それどころか多くの効能を持っています。
【フルクタンの効能】
・免疫細胞の活性化
・血糖値の上昇を抑える
・ミネラルの吸収を促進する
etc…

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(「免疫細胞」を活性化させる)
「フルクタン」は加熱に強く効能が落ちません。
そのまま鍋物などに使って食べましょう。
「フルクタン」をたくさん蓄えている「長ネギ」は「美味しいネギ」の証です。
「長ネギ」を首に巻くと風邪が治る?
「ネギを首に巻くと風邪が治る」
古くから伝えられている言葉です。
これは本当なのでしょうか?

画像はイメージ フリー画像です
(ある意味「都市伝説」の一つです)
これには一定の根拠があります。
「アリシン」の持つ、
・殺菌作用
・抗炎症作用
が元になったとされています。

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(「殺菌」のイメージ)
「アリシン」は揮発性の物質であり、
首に巻くことで鼻や口から「アリシン」を吸い込みます。
結果鼻や喉の粘膜の殺菌をしてくれたり、
鼻の通りがよくなったりしたことがあったのかもしれません。
ただし、首に巻くことで皮膚にかぶれが出来たりする可能性もあり得ます。
風邪症状がある場合は、
・しっかり休養する
・然るべき医療機関を受信する
ことが大切です。

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(他の感染症の可能性もあります)
「長ネギ」の薬効
終わりに古くから伝えられている「長ネギ」の薬効について記述します。
【頭痛】
「長ネギ」と「生姜」を水から煮出す
煎じたものを「生薬」として飲む
発汗、解熱効果があるとされています。

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(「頭痛薬」を使いたくない…場合に)
【不眠症】
「長ネギ」をたくさん刻む
キッチンペーパーなどにくるみ枕元に置く
「アリシン」がリラックス効果をもたらすとされています。

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(「睡眠薬」を使いたくない…場合に)
いずれも100%の効能があるかと言われたら疑問です。
「試しに…」程度の気持ちで良いと思います。
※持病などがある方は、事前に主治医に相談してください。

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(寒い時期に「旬」を迎える「長ネギ」)
寒い季節に必要な効能である、
「免疫力UP」
「身体を温める」
これだけで「長ネギ」を頂く充分な理由になります。
是非美味しく頂きましょう。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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