夏バテに「鰻」は間違いではないが…



こんにちは(*゚∀゚)っ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


暑い時期は「疲労」も相当なもの。
汗をかくのはそれだけ身体が頑張っている。

溜まった疲労は回復しなければなりません。


本日は「疲労回復」についてのお話です。

「鰻よりも疲労回復によい食べ物」をお届けします。


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(夏バテに鰻…昔からそう言われています)



夏バテに効くという「鰻」の話


夏バテには「鰻」

やはり土用丑の日の文化が大きく影響しているようです。

この習慣は本当なのでしょうか?


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(鰻重のイメージ)



【土用丑の日の話】


江戸の話…売上に悩んでいた鰻屋は、
有名な「平賀源内」に相談をしました。

「丑」の日に「う」のつく鰻を食べると夏バテしない。

と銘打って「鰻」を販売(つまりキャッチコピー)

験担ぎが好きな江戸の人にこれが大当たりしたのです。

その風習が現在に至るまで続いています。


※諸説あります



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(「平賀源内」銅像)


「キャッチコピー」としては大当たりしたわけです。

では「鰻」の「疲労回復」効果はいかがなものなのでしょう?



「鰻」の主な栄養素


はじめに栄養素から見ていきましょう。


【鰻の栄養素】(主なもの)


・ビタミンA
・ビタミンB群
・DHA(血液サラサラ成分)


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(ビタミンAが多く含まれる)


流石に健康的な成分が多く含まれます。

ビタミンA ⇒ 皮膚や粘膜、目の健康維持
ビタミンB ⇒ 糖質の代謝に関わりエネルギーを生産


確かにビタミンBは「疲労回復」効果が高いといわれています。


ところがこのビタミンBを摂取する目的なら、
豚肉など肉類のほうが効果的なのです。


ビタミンAは非常に豊富なため、
目を酷使する現代の仕事には効果的と言えます。


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(目が疲れると肩も凝る)



「鰻は精がつく」の実情



「鰻は精がつく」


聞いたがないでしょうか?


これは昔の日本の食生活で、
圧倒的にビタミンB1が不足していたからです。

ちょうど玄米食から白米食に変わった江戸の頃には顕著でした。

流行した奇病「江戸わずらい」の原因も、
ビタミンB1不足からくる「脚気」でした。

(下段リンク参照)


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(一汁一菜のイメージ)



現代の食生活では肉類を多く取っていることが多いので、
慢性的なビタミンB1不足は起こりにくいそうです。

また「鰻」は脂質の多い魚でカロリーも高めです。
鰻丼などにした場合は高カロリーになります。


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(鰻丼はカロリーも高い)


「平賀源内」が考えたとされる、

・「鰻を食べると夏バテしない」のキャッチコピー
・高カロリーで栄養価が高い

これらの事と時代背景から、

「精がつく」

という言葉が生まれたとしても不思議ではありません。


身体にとって「ごちそう」であるのは間違いないのです。



「疲労回復」目的に食べるなら


「疲労回復」という観点で見た場合何を食べたらいいのか?

医師が口をそろえていう食材があります。


それが「鶏の胸肉」です


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(渡り鳥が飛び続けられる秘密でもある)


渡り鳥が何千キロも飛び続ける秘密がこの胸肉に含まれる、

「イミダゾールジペプチド」

という成分です。


医学的に疲労回復効果が認められています。
鶏の胸肉100gを毎日採ると2週間もすると効果が実感出来るとのこと。


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(マグロは回遊魚であり泳ぎ続ける)



同様にマグロなどの回遊魚の尾びれの部分にも多く含まれます。

・鳥が羽ばたくための胸の筋肉
・魚が泳ぎ続けるための尾びれの筋肉

説得力があります。



「行事食」は大切にしていくべき


「疲労回復」する目的で「鰻」を食べる必要はないという話ですが、

「行事食」としての「鰻の蒲焼き」
こちらは大変大切なものと考えます。


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(お値段が気になる所です)


栄養素がどのようなものがよりも、

「食事で心が満たされること」

これこそが大切と考えます。


今まで通り「土用丑の日」には「鰻」を食べて下さい。


暑い季節の「行事食」としての側面も持っているのです。



どうしても「疲労」が溜まる季節です。

上手に付き合っていく必要がありそうです。


本当に「疲労」を感じる場合は「休息」をとることが何よりも大切。
無理はしないようにしましょう。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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