こんにちは(ﾟдﾟ)！
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


「春の七草」があるように、
「秋の七草」も存在します。


意外に全ては知らないものです。




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（「秋の七草」の一つ「女郎花」）



その「秋の七草」が、
将来的に「秋の五草」になるかもしれません。


本日は意外に知らない「秋の七草」についてのお話です。




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（全部覚えているでしょうか？）





「秋の七草」


の歴史は非常に古く「万葉集」にその姿を見ることが出来ます。





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（日本最古の歌集である「万葉集」）




【万葉集とは】







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（「山上憶良」が詠んだとされる歌の石碑）



その中で、

山上憶良(やまのうえのおくら)

が詠んだ歌に「秋の七草」が記されています。


「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」




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（「秋の七草」のイメージ）



「万葉集」の成立は759年から780年とされており、
当時の暮らしや人々の思いが綴られた歌集です。


「秋の七草」


も当時から日本の秋を彩る自然が忍ばれるものです。





それでは「秋の七草」をご紹介します。


あくまで野生種としてであり、
「切り花」などで流通するものとは違います。



「萩」（はぎ）




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（「萩の花」のイメージ）



「ヤマハギ」や「マルハハギ」などを含む「ハギ類」を差します。



「尾花」（ススキ）




画像はいつかの「ススキ」
（お月見などでも有名です）



お月見などで知られる「ススキ」を差します。
一説には「動物の尾」に見立てて「尾花」とも言われます。



「葛」（くず）




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（「葛の花」のイメージ）



大きな根からは「葛粉」を作る事ができます。



「撫子」（なでしこ）




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（「カワラナデシコの花」のイメージ）



河原などで見られる「カワラナデシコ」を差します。



「女郎花」（オミナエシ）




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（「女郎花の花」のイメージ）



河原や土手などで見られます。



「藤袴」（フジバカマ）




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（「藤袴の花」のイメージ）



近年野生種は激減しています。



「朝顔」（桔梗）




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（「桔梗の花」のイメージ）



表記は「朝顔」ですが、「桔梗」のことを差します。

近年野生種は激減しています。



これらの草花を「秋の七草」といいます。


もちろん今でも身近にある野草たちです。

「万葉集」に歌われる程古くから、
日本に自生していた植物たちという事が言えます。





「秋の七草」の中でも、

「藤袴」
「桔梗」

の2種類は「絶滅危惧種」として「レッドデータブック」に記載されています。




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（このまま推移すると「絶滅」してしまう種）



あと100年も経過しないうちに、


「秋の五草」


へ変わってしまう恐れがあるとのことです。




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（芳香もよく「香り袋」などでも利用された「藤袴」）




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（「戦国武将」の「家紋」としても有名な「桔梗」）



日本に古くから自生する植物が、

・土地の開発
・気候変動
・外来種

その他様々な要因で消えゆくのは悲しい事です。





「秋の七草」は「春の七草」に比べると、
やや知名度が低い気がします。




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（「春の七草」のセットイメージ）



「春の七草」は「七草粥」として頂く事ができます。

その為、触れる機会も多く、
なんとなく名前も覚えている方も多いでしょう。


比べて「秋の七草」は鑑賞するものです。





画像はイメージ　フリー画像です
（それぞれが美しい和の風景です）



例えば「ポストカード」などを飾るなどはいかがでしょうか？


・季節を知り
・季節を感じること


これも大切な日本の文化である…と思うのです。




よつくまがお届けいたしました˚*･.｡ ꕤ




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