「お花見」が「桜の木」の寿命を早める?



こんにちは(´・ω・`)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


近所の公園の「桜の木」が伐採された。

以前は「桜」の真下まで入れた…


各地で様々な変化が起こっているようです。


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画像はイメージ フリー画像です
(毎年見ている「桜」であればショックです)



寿命が60年とされる「ソメイヨシノ」

「お花見シーズン」に気をつけたいこともあるのです。


本日は「ソメイヨシノの名所ゆえの問題」について、

お話したいと思います。


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画像はいつかの「ソメイヨシノ」
(数多くの名所で実際に起こっている事です)



日本人は「お花見」好き


日本人にとって「桜の名所」は特別な場所です。

春の訪れとともに…一度は訪れることでしょう。


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(日本人にとって特別な風景です)



新型ウィルスの流行により、一時は閑散とした場所もありました。


近年ではインバウンド増加もあり、

以前にも増して混雑している場所もあります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「桜の木」の下での語らいは楽しいものです)



「桜の名所」にはとにかくたくさんの人が訪れます。


「桜」の下でお弁当を広げて、

楽しい一時を過ごすのは日本人なら必ず経験があるでしょう。


「お花見」では飲食を伴うケースが多いのも特徴です。


海外で「桜」を見る文化がある国でも、

飲食は伴わないというのが通例のようです。



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画像はイメージ いつかの「ソメイヨシノ」
(ビル街などにも「お花見」のスポットはある)



この「お花見」が「桜の木」にとっては、

時として大きなダメージとなる事があるのです。



「根」を踏まれることによるダメージ


「ソメイヨシノ」はその成長特性から、

旺盛に枝を伸ばします。


隣り合う「桜の木」の枝が広がっても重なるように伸び続けます。
(「クローン」ゆえの特性)


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画像はイメージ フリー画像です
(枝の成長も盛んな「ソメイヨシノ」)



樹齢や重なった枝などが原因で木自体が弱ってくると、

「ソメイヨシノ」は「根」を伸ばして生き長らえようとします。


「ソメイヨシノ」は決して生命力が弱いわけでないのです。


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(「根」を広げる「桜の木」)



日本人はもとより、

諸外国にも人気がある日本の「桜」


開花の時期は大変混雑します。


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画像はイメージ フリー画像です
(「桜の名所」と言われる場所は大混雑)



「ソメイヨシノ」の成長ピークは40年と言われています。

40年が経過し最も成長した「ソメイヨシノ」はそれは見事で人を魅了します。


そしてたくさんの観光客が訪れて…「根」を踏んでしまうのです。


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(「桜の根」は想像以上に広がっている)



「根」を踏まれた部分に傷がつき、

そこから菌に侵されて壊死してしまうことも…実際あるそうです。



観光地化するための整備が拍車をかける


「桜の名所」を謳って「一大観光地」としてツアーなどを組めば、

それは多くの方が来場するでしょう。


「観光客が来る」ということはそこまでの道を整備しないとなりません。


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(「根上り」を起こした「桜の木」)



荒れた道では、ケガをしたり転んだりするリスクがあるからです。


・「根」を囲み道路舗装を行う
・人が歩くのに邪魔になる枝を剪定する
・掘り起こす作業中に「根」を傷つける


結果として「桜」を目玉として人を呼び込む為に、

「桜」の寿命を早める結果になりかねないという事です。


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画像はイメージ フリー画像です
(地域の活性化には良い方法なのです)



ようやく、

「これではいけない」と気がついたのでしょう。

近年では「桜に優しい整備」を行う自治体もあります。


また「桜の木」の周囲に立ち入れないようにしている場所もあります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「桜の木」も生きているのです)



問われる「お花見」のマナー問題


観光客のマナーの悪さもよく指摘されています。


・幹に文字を掘る
・「根」に腰を下ろす
・根元でバーベキューを行う
・写真撮影で枝を折る

etc…


挙げたらキリがありません。


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画像はいつかの「ソメイヨシノ」
(撮影の為に枝を折るなどもってのほかです)



このような事態が続くのであれば、

「桜の名所」

はきちんと管理料金を取るなどの措置が必要です。


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画像はイメージ フリー画像です
(大切な「桜の木」を守ろう)



・桜の幹には近づけないようにする
・食事や宴会の禁止
・有料化による人数制限
・「根」を踏まれないような道路の整備



「桜の保存」を考えた場合、

致し方ないことであるのではと思います。


現在の状況に合わせた対策や管理は必要でしょう。



「コロナ禍」に於ける影響


新型ウィルスによる大規模な自粛があった昨今。


とある「桜の名所」では、

「桜の木」のダメージが回復したという報告がありました。


つまり「根」を踏まれたりせずに、

人もまばらであったため生命力を取り戻したと言えます。


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画像はイメージ フリー画像です
(根からも新芽を出す「桜の木」)



この事実は一考の価値があると言えるのでは無いでしょうか?


「桜の木」も自然の一部です。

それを長く楽しむにはそれなりの接し方が大切です。


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画像はイメージ フリー画像です
(芽を摘むのが人であってはならない)



次回は、

「ソメイヨシノを守るには」について。

書いていきたいと思います。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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