「ツバメ」にまつわる「天気俚諺」(てんきりげん)



こんにちは(*´∇`*)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


動物などの行動から天気を予測する…

いくつか伝わっている言葉があります。


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(ときに地面付近を飛ぶこともある「ツバメ」)



「ツバメが低く飛ぶと雨」


も昔から伝わる言葉の一つです。


本日は、

「ツバメと天気の関係」

についてのお話です。


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(電線で休む「ツバメ」)



「天気俚諺」(てんきりげん)とは何か?


「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」


一度は聞いたことがあると思います。


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(低空飛行をする「ツバメ」のイメージ)




天気のことわざ…

いわゆる「天気俚諺」(てんきりげん)の一つです。


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(こちらも有名な「天気俚諺」です)



他にもこのようなものが挙げられます。

「猫が顔を洗うと雨」
「蛙がなくと雨」

etc…


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(夕焼けがきれいな翌日は「晴れ」とされます)



動物だけでなく、

「飛行機雲が長く残ると雨」
「夕焼けは晴れ」

etc…


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(長く伸びる「飛行機雲」はお天気が下る可能性)



どれか一つは聞いたことがあると思います。


例えば「飛行機雲」が長く残るには、

大気中の水分が多いことが条件です。


大気中の水分が多い = 雨が近い


といった科学的根拠が証明されているものもあります。


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(「天気予報」などない時代です)



様々な形で「天気俚諺」が今日まで伝わっています。



天候予測も大切であった


「天気予報」などがない時代。

もちろん農作物の育成に天候は大切な事でした。


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(農作物には「晴れ」も「雨」も大切)



それ故に様々な言葉が伝えられてきたのです。


その中の一つ、

「ツバメが低く飛ぶと雨」

はたして「正しい」のでしょうか?


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(低空飛行を行う「ツバメ」)



この言葉には「ツバメ」の生態が大きく関係しています。


「ツバメ」は基本的に空中を飛んでいる小さい羽虫を捕まえて餌とします。


餌となる小虫たちは湿度が高くなると身体が重くなり、

高く飛べないのだそうです。


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(低気圧は湿度と雨をもたらす)



【「ツバメ」が低く飛ぶ理由】


・低気圧が近づき湿度が上昇する
・小虫たちが高く飛べなくなる
・低い位置の小虫を捉えるために「ツバメ」が低く飛ぶ


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(「ツバメ」が低く飛ぶのはごく自然な行動)



こうして整理してみれば、

合点のいく言葉である事がわかります。


全てではないにしろ間違いでは無いでしょう。



野鳥や動物たちは人よりも敏感


「猫が顔を洗うと雨」


も実は同じ理由から来ています。


「猫」には「ノミ」などがおりますが、

湿気が高くなると「ノミ」が活発に動きます。


それを嫌がって「猫」が顔をなめて綺麗にするのです。


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(しきりに顔を洗うときは湿度が高い)



反対に「ツバメ」や「スズメ」などの小鳥が水浴びをしている時。

(「ツバメ」は飛びながら水浴びをする)


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(「スズメ」の水浴び)



こちらは空気が乾いて、

晴れている、または晴れが続くときと言われています。


また野鳥たちは晴れの朝にはよくさえずるとも言われています。


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(よく晴れた日はさえずる野鳥が多い)



人も野鳥も晴れの日は気持ちが良いものです。



昔の人は「ツバメ」の行動をよく見ていた


「一度ツバメが低く飛んでいるのを見た」⇒「雨が降る」


とまではいきませんが、

何度もしきりに低く飛ぶようなときは雨が降る可能性が高いと言えます。


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(農作物には雨もまた必要です)



そんな事を念頭に置き、飛んでいる「ツバメ」を眺めてはいかがでしょうか?

また違った印象で見られるかもしれません。


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(人も「ツバメ」のことをよく見ていた時代)



昔の人は農作業の合間に「ツバメ」のことを、

今よりもずっとよく見ていたのです。



次回は「ツバメの近況」についてまとめます。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.5 加筆修正)




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