行き場を無くす…「ツバメ」たち
こんにちは(`・ω・´)
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願い致します。
春先から夏にかけて一度は見るであろう野鳥である「ツバメ」
「おかえりなさい」
と言える稀有な野鳥でもあります。

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(また返ってきた「ツバメ」たち)
しかしながら…このまま推移していけば、
「ツバメ」の姿を見る事は出来なくなる可能性もあるのです。
本日は、
「ツバメの近年における状況」
についてのお話です。

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(「ツバメ」の状況は…よくありません)
「ツバメ」の巣を壊したのは…
「ツバメと人の繋がりが消失しつつある」
ショッキングな言葉です。

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(近隣の状況はどうでしょうか…)
「日本野鳥の会」の調べによると、
「ツバメ」が子育てに失敗した例として挙げられる原因が…
・天敵に襲われた ⇒ 30%
・人間に巣を壊された⇒ 8%
正直驚きました。

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(できるだけ寛大な心で接したいもの)
今はガレージなどに営巣する「ツバメ」が多いです。
「フンが汚い」
などの理由から巣をつついて落としてしまうのです。
これまで守ってもらう対象であった人間に受け入れてもらえない…
確かに繋がりが消えつつあるのです。

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(生活の変化と共に道を違えたのでしょうか)
日本家屋が減少して、マンションなどが増えたことも一因です。
「ツバメ」が営巣する場所そのものが減少しているのです。

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(もはやビル群に「ツバメ」の居場所は…)
都心部に生活する人にとって、
「ツバメ」
との距離感は確実に開いています。
「ツバメ」の巣を壊すのは違法です
「ツバメ」の巣を破壊した場合。
環境省の鳥獣保護法により罰せられる可能性があります。

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(巣作りに失敗する個体もおります)
どうしても問題のある場合、
・お住まいの市区町村に相談する
・可能な限り見守る
・フンが落ちないよう対策をする
などの対策をしてみてはいかがでしょうか?
駅の中に営巣した「ツバメ」のフンが乗客に当たらないよう、
「ビニール傘」を広げて見守った例もありました。

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(これも共存の一つの方法です)
反対に毎年の「ツバメ」の来訪を楽しみにしているという家もあります。
なんとか共存出来る道を探せないものでしょうか?

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(工夫次第で「共存」できるはずです)
環境に翻弄される「ツバメ」たち
いま都市部は「アスファルト」で固められています。
地面がむき出しの場所が減っています。
そのため巣の材料となる「土」が不足しています。

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(「道路舗装」のイメージ 人には歩きやすいものだが…)
また昔は普通にあった「溜池」や「貯水池」といった場所も減少傾向にあります。
水場は野鳥にとって必須です。

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(害虫の発生や安全性から埋められるケースも)
飲水や水浴び、
そして餌となる小虫が採れる場所でもあります。

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(このままでは「ツバメ」はいなくなってしまう)
都市部で営巣する「ツバメ」たちは、
巣の材料になる土と草の調達に困っているようです。
餌と水場も足りていません。
このまま個体数が減り続ければ、
将来的には絶滅してしまう可能性すらあるのです。

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(「スズメ」ですら将来的には絶滅の可能性がある)
詳しくはこちらをご覧下さい⇩
https://www.wbsj.org/activity/conservation/research-study/tsubame/
日本野鳥の会
「消えゆくツバメを守ろう」
プロジェクトのホームページです。
他にも、
都心部でがんばる「ツバメ」たちが落命してしまう原因の一つにこんな物もありました。

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(外観が映り込むため衝突の危険性が高い)
それはビル全体が鏡のようにガラスで覆われている、
「ミラービルディング」
です。
近年では高速で飛ぶ「ツバメ」がビルに映る空を勘違いして、
衝突死してしまうケースも見られるそうです。
※「ツバメ」に限らず鳥類全般とされます
見守ろう「ツバメ」の子育て
・春を告げる鳥として
・益鳥として
・幸運を呼ぶ鳥として
人々に親しまれてきた「ツバメ」たち。

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(彼らの居場所はもうないのでしょうか?)
状況は好ましくないようです…
野鳥である「ツバメ」を保護、飼育することは出来ません。
そんな中で私達が何をできるでしょうか?

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(野鳥や自然との距離感は難しい)
これはあくまで一例です。
巣を「カラス」に壊されたのを見た家の方が、
巣のあった場所に「タッパー」を置いたのだそうです。

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(「タッパー」を巣代わりに)
ヒナたちはきちんと成長して巣立ちをしました。
ここまでできる方は稀だと思います。
せめて穏やかに見守るくらいはできるのでは無いでしょうか?
今、私達は都市型の生活をしている方も多いです。
その中で「ツバメ」と接点を持つことは少ないかもしれません。

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(少ないチャンスを生かしたいものです)
いくつか巣の代わりになるアイデアを、
共存するための方法を実践している所もあるようです。
【「ツバメ」のためのアイデア】
・「タッパー」や「カップ麺の容器」を使用する
・「ビニール傘」による「フン避け」
・「ツバメ」の営巣台の設置

画像は「日本野鳥の会ホビーズワールド」様のものです
(画像クリックで遷移します)
消して私達と繋がりが消えたわけではないと思いたいです。

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(水を求めてやってきた野鳥たち)
今年も「ツバメ」を見かけたら…
「優しい気持ち」
「温かい目」で見守りませんか?

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(「温かい目」で見守りましょう)
・人と自然
・人と野鳥
・開発と環境
・自然と気候変動
人の営み全てが、
自然の一部であることを忘れてはいけません。

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(開発により多くの種が絶滅している)
次回は「ツバメの登場する物語」についてまとめます。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.5 加筆修正)
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