草花・自然 : 四つ葉のくまさんの癒しのお花、時々お料理日記

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カテゴリ:生活・暮らし > 草花・自然



海外でも「KAKI」で通じる「柿」



こんにちはヾ(´ω`=´ω`)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


「花言葉」は知っていると、

少しだけ心が豊かになるもの。


使い分けることができる人になりたいものです。


hanakotoba


画像はイメージ フリー画像です
(知ることで広がることもある)



中には少し変わった「花言葉」を持つものもあります。


本日は、

「柿」の「花言葉」のお話です。


kaki

画像はイメージ フリー画像です
(季節を告げる果実でもある「柿」)



お花は目立たずひっそりと


【柿とは】


原産地 日本、中国
分 類 カキノキ科 カキノキ属
別 名 Kaki


BlogPaint

画像はイメージ フリー画像です
(あまり注目されることは無いお花)



「柿」は5月から6月くらいにひっそりと開花します。


果実は季節を告げるものとして注目されますが、

お花はとても地味です。


kakinohana

画像はイメージ フリー画像です
(開花に気が付かない人も多い)



花色は少しオレンジかかった色。

「柿」の「ヘタ」の部分に名残を見ることが出来ます。


kakinoheta

画像はイメージ フリー画像です
(「柿」の「ヘタ」のイメージ)



別名のとおりヨーロッパなどでも「Kaki」で通じるようです。


英語表記では「persimmon」(パーシモン)と言います。

あまり馴染みが無いです。


「パーシモン」はどちらかと言うと、

「木材」としての「柿」に用いる事が多いとのことです。


goruhu

画像はイメージ フリー画像です
(ゴルフの「ウッドドライバー」のイメージ)



ゴルフに用いる「ドライバー」は、

現在は金属製が主流です。


しかしながら現在でも「パーシモンドライバー」は存在します。


vinte-zi

画像はイメージ フリー画像です
(「ヴィンテージウッド」のイメージ)



「柿の木」を用いたもので、

「ヴィンテージ品」として取引されているものもあります。



実りの季節を体現する「花言葉」


【一般的な花言葉】


「自然美」
「恵み」



kaki1

画像はイメージ フリー画像です
(季節の恵みをもたらす「柿」の実り)



非常にわかりやすい「花言葉」です。


秋になると「恵み」をもたらす「柿の木」は豊かさの象徴であったのでしょう。

実りの秋というくらいです。


hosigaki


画像はイメージ フリー画像です
(保存食としても重宝する「柿」)



そのまま食べても、

干して保存食にしてもいいので重宝したことでしょう。



壮大な「花言葉」はミステリアス


【少し変わった花言葉】


「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」


kaki2

画像はイメージ フリー画像です
(自然に育まれ実をなす「柿の木」)



「実り」
「恵み」


といったポジティブな「花言葉」とはかけ離れた、

不思議な「花言葉」と言えるでしょう。


どうしてこのような「花言葉」がついたのでしょうか?


kaki

画像はイメージ フリー画像です
(秋から冬を連想させる「花言葉」です)



「根拠」に欠ける不思議な「花言葉」


【その由来】(詳細不明)


こちらの「花言葉」…実際にあるのです。

しかしこれといった「根拠」が発見できませんでした。


とてもミステリアスです。


kaki3

画像はイメージ フリー画像です
(落ちた実はやがて自然に帰っていく…)



一説には…


「柿」の実は熟すと地面に落ち、少しずつ自然へ還っていく。


この姿から生まれた「花言葉」なのではという説があります。


kaki1

画像はイメージ フリー画像です
(熟した実は地面に落ちる)



他には考察するしかありませんが、


・「誰ぞ」が詩で詠んだ
・なにかの詩のテーマであった
・「柿の木」と秋の夕暮れを投影した 

etc…


utawoyomu

画像はイメージ フリー画像です
(そのような詩があったのかもしれません)



どれも「根拠」に欠けるものです。

想像の域を出ません。



農村の「柿の木」を偲んで


※これは根拠のない考察です


農村の「柿の木」はどこかぽつんと生えている時があります。


kakinoki

画像はイメージ フリー画像です
(日本らしい風景でもあります)



秋になると夕暮れも早くて、「柿の木」は夕景によく映えます。

夕日は影をとても長く見せます。


そのような情景と暮れゆく農村の自然美。


kaki5

画像はイメージ フリー画像です
(夕暮れの「柿の木」はどこか切ない)



「この夕暮れのように変わることなく永遠に眠っていたい」


そんな思いを馳せたのではないでしょうか?



huyunohazimari


画像はイメージ フリー画像です
(やがて実が落ち冬が近づいている)



または「柿」の実が落ちれば今度は寒く厳しい冬がやってくる。


そのような情景が生んだ「花言葉」なのかもしれません。



「桃栗三年柿八年」


「柿の木」は実がなるようになるのに、

約8年の年月を要するということを例えた言葉です。


そのような事情も「花言葉」に影響をもたらしたことが考えられます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「柿」の実を食べに来た「ヒヨドリ」)



「柿の木」は実をつけるようになれば、

人だけでなく野鳥などの動物たちにも「恵み」をもたらします。


kakinoki1

画像はイメージ フリー画像です
(「柿の木」がもたらす「恵み」)



それは紛れもない自然の「恵み」なのです。



「花言葉」も時代により変わりゆく


「花言葉」というのは時代により変化していきます。


例えば「青いバラ」を例にすると…


昔の青いバラの花言葉 ⇒ 不可能
今の青いバラの花言葉 ⇒ 夢叶う


aoibara

画像はイメージ フリー画像です
(美しい「青いバラ」)



昔は不可能とされた「青いバラ」が、

技術の進歩(努力)により可能となった一例です。



hanakotoba

画像はイメージ フリー画像です
(花ごとに様々な「花言葉」があります)



「花言葉」


いささか古めかしいものですが、

知っていると心が豊かになる素敵な知識です。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.10 加筆修正)




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「秋の空」はなぜ高く見える?



こんにちは(*´∇`*)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


気持ちよく晴れた秋の空。

「秋の空は高い」

という言葉を聞いたことがないでしょうか?


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画像はイメージ いつかの青空
(晴れれば気持ちの良い季節です)



また「秋の空」はとても青く澄んで見えます。

それはどうしてなのでしょうか?


高さそのものは変わらないはずですが…


本日は素朴な疑問です。

「高くて青い秋の空」についてのお話です。


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画像はイメージ いつかの青空
(特徴的な秋の筋状の雲)



「高気圧」にも出身地がある


日本列島を訪れては、

また去っていく「高気圧」


基本的には「高気圧」が近づけばお天気は晴れ。

「低気圧」が近づけば曇りや雨になります。


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画像はイメージ フリー画像です
(「高気圧」はどこからやってくるのか)




【高気圧の出身地】


とある「高気圧」が発生した場所が出身地になります。



koukiatu

画像はイメージ フリー画像です
(「高気圧」にも出身地がある)



実はこの出身地よる違いが、

・空の高さ
・空の青さ

と密接に関係しているのです。


koukiatu

画像はイメージ フリー画像です
(「高気圧」の移動のイメージ)



秘密は含まれる「水蒸気」


【夏の高気圧】


夏の「高気圧」は南国出身です。

海上で発生し北上してきます。


海上を移動するためにその途中でたくさんの水分、

つまり「水蒸気」を多く蓄えています。


suijouki

画像はイメージ フリー画像です
(最も身近な「水蒸気」)



この「水蒸気」は夏の蒸し暑さをもたらす原因にもなっています。


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画像はイメージ フリー画像です
(真夏の「入道雲」のイメージ)




【秋の高気圧】


秋の「高気圧」は西方の大陸出身です。

西から東へと移動してきます。



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画像はイメージ フリー画像です
(日本の西には大陸が広がる)



大陸には水が少ないため、

当然ながら含まれる「水蒸気」の量が少なめになります。


カラッとした晴天の要因ともなっています。


suijouki

画像はイメージ フリー画像です
(代表的な「水蒸気」であるやかんの湯気)



実はこの「水蒸気」の量が空の透明度に密接に関係しています。


「水蒸気」の少ない秋の「高気圧」は「透明度の高い空」をもたらします。


例えるならば、

夏の高気圧 ⇒ ミストサウナ
秋の高気圧 ⇒ ドライサウナ


視界の差は歴然です。


misutosauna

画像はイメージ フリー画像です
(「ミストサウナ」は水蒸気を用いる)



透明度の高さは「空を高く見せる」要因になっているわけです。



「秋の空」が青く高い理由


【秋の空が高く青い理由】


夏の「高気圧」は海上を進むため「水蒸気」が多く湿度が高い

秋の「高気圧」は大陸出身で乾燥した状態で上陸する。


これが「秋の空」が高くそして青い空を生み出す理由です。


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画像はいつかの秋の青空
(透明度が高く青く見える)



夏の「水蒸気」を含む「高気圧」は、

同時に「入道雲」のような夏の雲を作り出します。


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画像はイメージ フリー画像です
(「入道雲」は厚く重なった雲)



秋の高気圧は「水蒸気」が少ないため、

雲は「入道雲」のようにならず薄く伸びるようになります。


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画像はいつかの空
(秋になると薄い雲が広がるようになる)



春の「高気圧」も大陸出身


「高気圧の出身が大陸ならば空が青くなる」


ならば同じ大陸出身の「高気圧」がやってくるのに、

春はどうして「かすみがち」なのでしょう?


harugasumi

画像はイメージ フリー画像です
(春特有の「春霞」のイメージ)



これには別の理由があります。


大陸の春は雪解け後で、地面がむき出しになっている状態です。

そのために土や砂を舞い上げやすくなっているのです。


kousa

画像はイメージ フリー画像です
(やや誇張された「黄砂」のイメージ)



春先に「黄砂」と呼ばれる現象が大陸からもたらされます。

それは舞い上げた土や砂が埃やチリのように飛んでくる現象です。



では秋はどうなのでしょうか?


秋に大陸で産まれた「高気圧」は同じように日本にやってきます。

しかし夏の間生い茂った植物によって地表が覆われているのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(夏の間に緑に覆われた大地)



そのために砂埃などを巻き上げにくい状態で「高気圧」がやって来ます。


自然環境が完全に破壊されてしまえば、

私たちは美しい青い空を見れなくなってしまう可能性もあるのです。


もっと自然や植物たちに感謝をしなければなりません。


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画像はイメージ フリー画像です
(植物や地球環境と青い空は密接に関係している)



気温が下がることで起こる変化


秋にはもう一つ現象が重なっています。

それは気温の低下です。


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画像はイメージ フリー画像です
(こちらは水の対流…基本同じ現象が起こる)



夏の間は温められた空気がいわゆる「対流現象」を発生させます。

つまり空気をかき混ぜるのです。


この際に低めの層にある汚れた空気を、

一緒に巻き上げてしまうと言われています。


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画像はイメージ フリー画像です
(巻き上げた水分を一気に降らせる「夕立」)



秋の日照減少により空気が温められなくなると、

「対流現象」が起きなくなります。


汚れた空気の層をかき混ぜなくなるので、

こちらも「秋の空は高い」に一役買っています。



本当に「秋の空は高かった」


いろいろな自然現象が重なって、

結果として「秋の空は高い」と言えます。


sorawomiru

画像はイメージ フリー画像です
(美しい青空を見ることができます)



【秋の空が高く青い理由】


・大陸出身の水蒸気の少ない「高気圧」
・移動中に土埃を巻き上げずに移動する
・夏に生い茂った植物が土埃をガードする
・気温が下がることにより対流現象が起きなくなる



このような現象が重なった結果として、


「秋の空は高い」

「透明度が高く青い」と言えるのです。


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画像はイメージ フリー画像です
(実は夕焼けも秋が美しい)



近年では開発などにより山などが削られて、

土埃を巻き上げやすい状態を自ら作ってしまっています。


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画像はイメージ フリー画像です
(自然環境は密接につながっている)



普段何気なく見ている植物たちにも大切な役割があり、

人間も生態系の一つであることを認識する時期なのかもしれません。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
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「秋の七草」に数えられます



こんにちは(・◇・)
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願い致します。


お花や植物の中でも、時に漢字が難しいものがあります。

難読漢字にある「女郎花」もその一つです。


gimon

画像はイメージ フリー画像です
(そのまま読んでも…読めません)



秋頃に咲くお花で、

日本に古くから自生する植物です。



皆さんは読めますか?

お花に詳しい方にはご存知の事と思います。


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画像はイメージ フリー画像です
(小さな黄色いお花をつける「女郎花」)



「秋の七草」の一つ「オミナエシ」


答えは「オミナエシ」です。


開花時期は7月から10月くらいまで。

オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物です。


ominaesi

画像はイメージ フリー画像です
(黄色が美しいお花です)



春に種を撒くと、子株が育ちます。


子株を植えておくと翌年の秋には大きく育ち、

黄色い小さな花をたくさん咲かせます。


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画像はイメージ フリー画像です
(「女郎花」の群生)



背が高く、60センチから100センチほどに成長します。


日当たりが良い場所を好むので、

河原などの土手でよく見かける植物です。





akinonanakusa

画像はイメージ フリー画像です
(意外に全部知っている方は少ない)



「秋の七草」


にも数えられる植物です。



「オトコエシ」(男郎花)もある


少し不思議な漢字が当てられている「オミナエシ」ですが、

近縁種に「オトコエシ」も存在します。


こちらは「男郎花」と書きます。


otokoesi

画像はイメージ フリー画像です
(やや大振りな「男郎花」)



「オミナエシ」よりも一回り大きく、

丈夫な花姿をしています。


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画像はイメージ フリー画像です
(「女郎花」を女性「男郎花」を男性とすることも)



また白い花を咲かせるので、区別をすることが出来ます。


このことは「女郎花」の名前の由来とも関わりがあります。



「女郎花」の由来


不思議な文字を当てる「女郎花」ですが、

その由来は諸説あります。


その中で有力と思われる2説をご紹介します。




【女性らしさの印象から】




wasoubizin


画像はイメージ フリー画像です
(和装の女性のイメージ)



上述の「男郎花」の力強い花姿に比べると、

「女郎花」の花は小さく女性らしさがあります。


「男郎花」に対して少し控えめな「女郎花」


ということから呼ばれるようになったとされます。


otokoesi1

画像はイメージ フリー画像です
(「男郎花」は力強く見える)




【「女飯」からの派生】



その昔男たちは「もち米」を炊いた「白飯」を食べていました。

その白いご飯を「男飯」と呼びました。


awa

画像はイメージ フリー画像です
(「あわ」を炊いたご飯は薄く黄色になる)



それに対し女性は「粟」を炊いた「粟飯」を食べることが多かったとされます。

これを「女飯」と呼びました。


また「女飯」は「粟」の薄く黄みががったご飯でした。


ominaesi


画像はイメージ フリー画像です
(「粟飯」と色味などが似ているとされる)



その黄色いご飯と「オミナエシ」の花がよく似ていた事から、

「オンナメシ」⇒「オミナエシ」

に転じたというものです。


awamesi

画像は「八戸の郷土料理」様のものです
(画像クリックで遷移します)



現在の多様性の時代からすると、

少し違和感を覚える話ではあります。


双方の説が混じり合って生まれたというのが正しい…そう考えます。



「花言葉」に「美人」もある


「オミナエシ」は女性を表すお花であることを象徴するように、

「花言葉」にも面白いものが含まれています。


・永久
・忍耐
・親切
美人



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画像はイメージ フリー画像です
(「永久」に「美人」でありますよう…)



そのものズバリ「美人」という「花言葉」を持っています。


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画像はイメージ フリー画像です
(古民家と「女郎花」のイメージ)



昔は、一歩下がった女性が良いとされた時代。

そのような時代背景からも「女郎花」という言葉が生まれたのかもしれません。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
(2025.9 加筆修正)




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