意外にある「登録商品名」



こんにちは(*´꒳`*)♡
四つ葉のくまさんことよつくまです
本日もよろしくお願いいたします。


缶詰などでおなじみの「ツナ」

「サンドウィッチ」などで頂く機会の多い定番の具材です。


tunasando

画像はイメージ フリー画像です
(好きな方も多いでしょう)



同じような缶詰ですが、

「シーチキン」

と表記されているものとそうでないものがあります。



本日は素朴な疑問です。

「シーチキン」と「ツナ」

の違いについてのお話です。


BlogPaint

画像はイメージ いつかのツナサンド
(パン店で購入したものです)



「シーチキンサンド」と呼ぶ人は少ない


「サンドウィッチ」の中でも、

・玉子サンド
・ハムサンド
・ツナサンド

などは最もメジャーな具材です。


sankakusand

画像はイメージ フリー画像です
(ランチでお世話になる方も多いです)



コンビニエンスなどにも並んでいます。


いわゆる「ツナ」を挟んだものを、

「シーチキンサンド」

という名称では販売されていません。


dotti

画像はイメージ フリー画像です
(「言われてみれば」です)



コンビニエンスだけでなく、
大手スーパーなどでもだいたい「ツナサンド」表記です。


これはどういうことなのでしょうか?



「ツナ」と「シーチキン」の違い


実は両者には決定的に違う所があります。



【ツナ】


「ツナ」(TUNA)

スズキ目サバ科マグロ属の魚一般の事。
「マグロ」や「カツオ」なども含まれる。


それらを原材料に使用した、
加工食品や缶詰などに「ツナ」を用いるのが一般的です。


tunakan

画像はイメージ フリー画像です
(原材料に「カツオ」も含まれます)




【シーチキン】


「はごろもフーズ(株)」の「登録商品名」
つまり「商品名」なので一般呼称ではない。

食感が「鶏のささ身」に似ているから命名されたと言われています。
si-tikin
画像はイメージ フリー画像です
(「シーチキン」を名乗れるのは「はごろも」だけ)



「シーチキン」は数ある「ツナ」のブランド名の一つです。


他の会社は同じクオリティの商品を開発しても、

「シーチキン」

を名乗ることは出来ません。


naruhodo1

画像はイメージ フリー画像です
(「商品名」なので一般的には使われない)



両者の決定的な違いは、


「ツナ」    ⇒ 一般呼称 魚(原材料)の名称
「シーチキン」 ⇒ 「登録商品名」であり一般呼称ではない


ということになります。



他にもある「商品名」の事例


このように「商品名」が一般化しているものは他にもあります。


例えば、

「タバスコ」

を名乗れるのはアメリカの「マキルヘニー社」のみです、

tabasuko

画像はイメージ フリー画像です
(ピリッと辛い「タバスコ」)



一般呼称では「辛味調味料」となります。

なんだか味気ない名称となります。



ジャンルはだいぶ違いますが、文房具にもあります。

「ホッチキス」

も「商品名」となります。

hottikisu

画像はイメージ フリー画像です
(事務用品にもありました)



一般呼称は、

「ステープラー」

となります。


hotikisu

画像は「マックス」様のものです
(画像クリックで遷移します)



こちらはアメリカの会社が最初に開発したとされており、

「E. H. Hotchkiss社」

が作成したものをそのまま「ホッチキス」と和訳したのが始まりです。

※諸説あります



「ホワイトツナ」とは何か?


稀に、


「ホワイトツナ」使用。


と銘打っている商品を見かけることがあります。


こちらは原材料が別の魚なのでしょうか?


binnagamaguro

画像はイメージ フリー画像です
(やや淡い色合いの「ビンナガマグロ」)



こちらは、

「ビンナガマグロ」

を原材料としている物が多いようです。


binnagamaguro


画像はイメージ フリー画像です
(比較的入手しやすい「ビンナガマグロ」)



スーパーによっては、

「ビンチョウマグロ」

という表記の場合もありますが、同じものです。




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画像はイメージ フリー画像です
(「ホワイトツナ」表記の一例)



お刺身で頂いても少し色合いが淡いので、

「ホワイト」

をあてているのだと思われます。


「ホワイトツナ」も「ツナ」も、
原材料は「マグロ」であり、基本は同じものです。



缶詰の「原材料」を見てみましょう


今度缶詰を購入した際には、
「原材料」の「裏書き」を見てみましょう。


tunakan1

画像はイメージ フリー画像です
(ちょっと気にしてみましょう)



・マグロ
・ビンナガマグロ
・カツオ

などが書いてあると思います。


あえて差別化をして、

「はごろもシーチキンを使用」

と謳った商品も存在します。


「しっかりしたブランドの原材料を使用しています」

という安心感のためなのでしょう。


ツナサンド

画像はいつかの「ツナサンド」
(一般的には「ツナ」呼称が多い)



もちろんながら「シーチキン」に「鶏肉」は入っておりません。


tunakan

画像はイメージ フリー画像です
(おにぎりなどでも人気の「ツナ」)



例えば「レシピ」などでも、
あえて「シーチキン缶」と表記されることは無いです。

「ツナ缶」と表記されていると思います。



今度「ツナサンド」を頂くときに、

少しだけ思い出していただければ幸いです。




よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ




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