普段は余り気にすることも無いかもしれません
こんにちは(。・ω・)ノ゙
四つ葉のくまさんことよつくまです🐓
本日もよろしくお願いいたします。
同じ読みをする漢字でも、
シチュエーションによって使い分けをする場合があります。
本日のテーマは「たまご」
余り気にしないで使っているかもしれません。
本日は「卵」と「玉子」についてお話したいと思います。

画像はイメージ フリー画像です
(むしろ「値上がり」に苦しんだかも)
何気ない言葉ほど漢字が難しい
「たまご高いですね」
などと日常会話で用いていますが、
いざ漢字となると…どちらを用いるか困る事があります。

画像はイメージ フリー画像です
(毎日お世話になる「たまご」ですが)
このように単純な言葉を漢字にすると、
「あれ?どちらだっけ」ということも。
そんな日常の疑問に応える、
正しい日本語の使い方についてのお話です。

画像はイメージ フリー画像です
(時に考えてしまう事もあります)
本日は、
「卵」と「玉子」の使い分けについて、
考えていきたいと思います。
「生物学」的なもの 「卵」を使うケース
【「卵」を使うケース】
「鶏」だけでなく子孫を残すために孵化前提のもと残されるもの。
「生物学」的な「卵」のこと。

画像はイメージ フリー画像です
(「いくら」も鮭などマス類の「卵」)
元々私達哺乳類は「卵」ではなく「赤ちゃん」として誕生します。
これは「卵」よりも確実性が高いからです。
非常に「生物学」的な考えであれば、
「卵」の目的は「子孫を残すため」です。
そのために産み落とされるのが「卵」であるわけです。

画像はイメージ フリー画像です
(「爬虫類」も卵を産む)
・爬虫類の卵
・昆虫の卵
・金魚が卵を産んだ
などは「卵」を使います。
「食材」を前提とする 「玉子」を使うケース
【「玉子」を使うケース】
「食材」として調理を前提にした「鳥類の卵」に対して使用する。

画像はイメージ フリー画像です
(基本は鶏の卵を指すことが多い)
あくまで調理が前提であるために、
同じ鳥類でもペットのインコなどが産んだ「卵」に対しては使用しません。
・うずらの玉子
・鴨の玉子
などかなり限定的です。

画像はイメージ フリー画像です
(「うずら」の玉子のイメージ)
もちろんペットとして飼育している鳥類が産んだ「卵」は、
「食材」ではありません。
鳥類であっても「玉子」を使うことはありません。
「卵」には例外的な使用方法も
「卵」は子孫繁栄の為のものです。
しかしながら比喩表現として「卵」を用いる事もあります。

画像はイメージ フリー画像です
(「医者の卵」である医学生)
例えば、
「医者の卵」
「役者の卵」
などが当てはまります。
これは、
いつか医者になる事を前提に勉強している「医学生」が、
医者になる(孵化する)を例えた比喩です。

画像はイメージ フリー画像です
(「孵化」のイメージ)
似たような言葉に、
「殻を破る」
があります。
こちらも「孵化」の際に自らが殻に穴を開けて誕生する事から来ています。
実は曖昧な境界線
「生物学」と「食材」
として区別するのは確実な方法です。
ところがこのようなケースも実際あります。

画像はイメージ フリー画像です
(記載はバラバラです…)
レシピや本などに、
「卵2個」
「卵かけご飯」
と記載があったとしても間違いと思うこともありません。
「卵」といえば基本「鶏卵」であり、
「玉子」と書いていなくても意味が通じるからです。
多く見かけるのは、
・生の状態のもの ⇒ 卵
・加熱加工したもの⇒ 玉子
という曖昧な線引きです。

画像はイメージ フリー画像です
(「玉子焼き」のイメージ)
寿司店の場合は、必ず「玉子」と書いて「ぎょく」と読んだりします。

画像はイメージ フリー画像です
(寿司店の玉子寿司)
どちらも通じる言葉なので、
普段それほど深く考えない言葉なのかもしれません。
英訳してみましょう
難しい日本語を英訳することで、
意外とわかりやすくなることもあります。
今回の「たまご」に当てはめてみましょう。

画像はイメージ フリー画像です
(「英訳」して考えると見えることも)
「卵」 ⇒ eggs
「玉子」⇒ egg
となるのです。
翻訳によっては同様の「egg」の場合もあります。
これは「卵」に子孫繁栄のために、
複数個産むため…と考えるのは飛躍し過ぎでしょうか。
さらには蛙や魚等の卵について
「蛙や魚の卵」 ⇒ spawn
という表現があります。

画像はイメージ フリー画像です
(産卵の為にお腹に「卵」を抱えて川を登る)
これは「たくさんの卵をお腹に抱えている様」を表現する単語です。
「産卵のために鮭が川を上る」
というような時に使用するようです。
魚卵の場合単純に「fish eggs」でも通じます。
「玉子」を使うのは調理後のお料理名
日本人でも漢字の使い分けに迷っている始末。
これを外国人に説明するとなると、
「骨が折れます」
説明するほうが言葉選びに迷ってしまいそうです。

画像はイメージ フリー画像です
(「日本語」は漢字が難しい)
生物学及び調理前のたまご ⇒ 「卵」
調理後のたまご ⇒ 「玉子」
例えば「たまご丼」で考えた場合。
「玉子丼」 ⇒ 調理後の煮た玉子が乗っている
「卵丼」 ⇒ 調理前の生卵が乗っている
そんなイメージで良いのだと思います。
実際は「玉子丼」と表記される事がほとんどです。

画像はイメージ フリー画像です
(調理後の「玉子丼」のイメージ)
また機会があれば一緒に勉強していきましょう。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
合わせて読みたい記事です

ご登録頂ければ嬉しいです




※ご登録頂くと記事が更新された際にアプリで通知が届きます。
見逃したくないブログやよく閲覧するブログなどに便利な機能ですꕤ
ツイッターのんびり更新中です



コメント