見つけにくい小さな「野鳥」たち
こんにちは(。・ө・。)
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願い致します。
日本には様々な野鳥が生息しています。

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(近年急速に数を減らしている「スズメ」)
しかしながら「雀」よりも小さな野鳥も多く、
いざ「野鳥観察」と思ってもなかなか見つからないものです。
本日は、
「冬が野鳥観察のチャンス」についてお話です。

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(いつでも元気な「ヒヨドリ」)
「冬」がチャンスの理由
「野鳥観察」に慣れていないと、
どのような場所に野鳥がいるのかがよくわかりません。
なぜ「冬」がチャンスであるのでしょう?

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(代表的な野鳥である「スズメ」)
一番の理由は、
「樹木が生い茂っていない」
からです。

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(「冬」の木立のイメージ)
まだ植物に新芽が出ていない季節は、
葉が無いために野鳥が目立ちやすいのです。
基本的に野鳥は木立にとまる事が多いので、
樹木が生い茂る季節には葉に隠れて見えなくなってしまいます。
身近な公園などの木立でも、
比較的簡単に探すことが出来ます。

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(小枝にとまる「シジュウカラ」)
もう一つの理由は、
「野鳥はいつでも食事を探している」
からです。
まだ「小虫」や「草の種」などが無い季節、
野鳥たちは栄養素を摂る為に「花の蜜」などに集まります。

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(花に集まる「メジロ」たち)
つまり探す場所を絞れるということです。
「バードウォッチング」の経験が少なくとも、
野鳥を発見できる機会が増える季節なのです。

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(ピンクの背景だとよく見える「メジロ」)
「メジロ」などの小さい野鳥でも、
お花の風景の中ではかえって目立つ色合いです。
厳しい環境で生きる為に作る「コロニー」
一年中屋外で暮らす野鳥にとって、
「冬」はとても厳しい季節であることに間違いありません。
・寒さ
・餌の少なさ
これを乗り切る事が出来る野鳥は少ないとされています。

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(美しくも厳しい冬のイメージ)
その厳しさゆえに、
冬を越える事ができる野鳥は「エリート」だとされています。
・少ない餌場を発見する力
・雨や寒さを凌ぐ知恵や場所
・寒さに負けない体力

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(野鳥の寿命は飼い鳥に比べ短い)
これらを兼ね備えたものだけが、
「春」を迎える事が出来るのです。
わかっていても厳しい世界です…

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(「選ばれた鳥」のみが生き残る)
そんな厳しい世界を生き残るために、
野鳥たちは考えました。
「少しでも生存率をあげよう」
その為にこの時期特有のとある行動を取ります。
それが「コロニー」と言われる行動です。

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(「スズメのコロニー」の様子)
「スズメ」などは元々群れで行動する野鳥です。
寄り添うことで暖を取る事も出来ます。
外敵に一早く気がついたり、
餌場を独占したりすることも出来ます。
冬はこの行動が顕著に現れます。
またこの時期には別種の野鳥が同じ「コロニー」で暮らすこともあります。
・シジュウカラ
・メジロ
・エナガ
・コゲラ
・ヤマガラ
などの野鳥が一緒に行動する事があります。

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(小型の「キツツキ」である「コゲラ」)
個体数が多くない種の野鳥たちは、
別種でも協力して群れを作ることで生き延びる確立を上げるのです。

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(左が「シジュウカラ」右が「コゲラ」)
無事「春」になって、
「コゲラ」が開けた木の穴を「シジュウカラ」が巣に使うこともあります。
ふと見上げた木の枝に別種の野鳥が止まっていたら、
それは「コロニー」として共生している可能性があるのです。
冬鳥…美しい野鳥たち
なかなかお目にかかれませんが、
冬鳥と呼ばれる野鳥たちには、非常に美しいものもおります。

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(美しい姿の「ルリビタキ」)
普段は山間部に暮らしています。
山はもっと寒くなるために、
冬の間は平野部に降りてくる野鳥です。
「ルリビタキ」
出会えたらとてもラッキーです。
まさに「幸せの青い鳥」でしょう。

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(美しい水鳥「オシドリ」)
渡り鳥として日本に飛来する中にも、
非常に美しい野鳥がおります。
「オシドリ」
などはその代表例でしょう。

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(「おしどり夫婦」の語源にも)
「オシドリ」は飛来地が決まっており、
調べれば見ることが出来るかもしれません。
「おしどり夫婦」
の語源にもなっている野鳥ですが、
一生添い遂げるといった事は無いのだそうです。

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(美しいオスに比べるとメスは地味です)
澄んだ冬の空気の中で、
一層美しく見えるであろう野鳥たちです。
普段の散歩で見上げてみよう
普段の住宅地での散歩の際に、
鳥の声が聞こえたらそっと木立を見上げてみましょう。
運が良ければ複数種の野鳥を発見できるかもしれません。

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(「冬」だからこその景色を)
梅や椿、寒桜といったお花が咲く頃には、
それを目的に野鳥が集まる姿を見ることも出来ます。

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(お花と野鳥が同時に楽しめる)
野鳥たちにとっても、
「春」の訪れはありがたいものです。
優しい気持ちで見るようにしましょう。
野鳥に学ぶ事は多い
寒ければ群れで集まって暖を取る。
生き残るためには種類が違っても協力する。

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(時には喧嘩もありますが…)
見習うべき所があるのではないでしょうか?
身近な野鳥たちを発見するよい機会です。
散策や散歩のついでに探してみましょう。

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(花と共に…「ヤマガラ」と思われる野鳥)
そして共に「春」を迎えられたことを、
語り合う余裕が欲しいものです。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
【参考文献】
日本野鳥の会 大きさでわかるおさんぽ鳥図鑑
日本野鳥の会 新 山野の鳥
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