「アーティフィシャルフラワー」にも色々ある
こんにちは(*・ω・)ノ
四つ葉のくまさんことよつくまです

本日もよろしくお願いいたします。
昨今では様々な場所で見られるようになった、
「アーティフィシャルフラワー」
ですが…その分ランクが随分幅広くなった気がいたします。
俗っぽい言い方をすれば、
「ピンからキリまで…」
という事です。
本日はそんな「アーティフィシャルフラワー」の見分け方についてのお話です。

画像は「アーティフィシャルフラワー」
(画像クリックでギャラリーへ入れます)
見分け方を知るとまた違って見えてくる
「アーティフィシャルフラワー」
はディスプレイなどにも使用されるようになり、
一応の認知をされたと考えております。

画像は「アーティフィシャルフラワー」
(色々なものがあり品質がわかりにくい事に…)
しかしながら、様々な品質が存在するのもまた事実です。

画像はイメージ フリー画像です
(「アーティフィシャルフラワー」にもランクは存在する)
【おおよそのランク分け】
Sクラス ⇒ デパートのディスプレイなどに使用しているもの
Aクラス ⇒ 非常に高品質で全体の再現度合いが高い
Bクラス ⇒ 充分鑑賞に耐えるレベル
Cクラス ⇒ 鑑賞に耐えるがアラも目立つ
Dクラス ⇒ 廉価版 100円均一など
※筆者の作家経験によるもの
根拠のあるものではありません
こうなってくると見極めるのは困難です。
ここではちょっとした見極めのコツを記載していきます。
「お花全体」を再現しているものは高品質
ここで言う「お花全体」とは、
・花
・蕾
・枝
・葉
はもちろんのこと、

画像は「アーティフィシャルフラワー」
(「花びら」はもちろん中心の作りを見る)
・枝の幹の筋や膨らみ
・葉の葉脈の再現
・産毛や棘の再現
・花粉部分の再現
などを含みます。
「花びら」の数はもちろん多いほうが作成が手間です。
「花びら」の先端が少しグラデーションしていたりするものは品質が高いです。

画像は「アーティフィシャルフラワー」
(ルドベキアの形を再現しつつほんのりグラデーションしている)
つまりその一本で見た時に、
生花と同一に見える品は間違いなく高品質です。
・枝部分に産毛が生えている
・葉脈を再現した葉
・枝分かれした先に蕾がついている
・花数がとても多い
etc…

画像は「アーティフィシャルフラワー」
(「アジサイ」などは花数で品質がわかる)
なんでもない「枝」を見よう
一概に全てとは言えませんが、
枝などに地味に装飾を施しているタイプは品質が高めです。

画像はいつかの作品例
(枝部分に筋と凹凸があるのがわかる)
「アーティフィシャルフラワー」
は花を見せれば良いわけです。
あえてこうして目立たない枝部分を作り込んでいるタイプは、
品質が高い物が多いです。

画像は枝の一例
(凹凸や枝ぶりを再現している)
「葉」の出来を見る
「アーティフィシャルフラワー」
は葉の付いているタイプと、
花のみのタイプに分かれます。
(後述します)
葉のあるタイプは葉をしっかりと見ましょう。

画像はギャラリーより
(ユーフォルビアの葉を上手に再現している)
・葉脈の再現
・斑入りの再現
・斑入りのラインの入り方
・質感の表現
写真は「斑入りのユーフォルビア」ですが、
白い部分の幅が均一でないのがわかると思います。
実際の植物でも、
全く均一の物はありません。
こういった小さな所がリアリティを産むのです。

画像はギャラリーより
(ラムズイヤーの産毛の再現)
産毛の再現も葉全体に同じ濃さで生えているのと、
葉脈を残しつつ生えているのでは随分違います。
葉の厚みを再現したりしているものもあります。

画像はギャラリーより
(クッカバラの葉の厚みが再現されている)
葉がついている「アーティフィシャルフラワー」
及び、
「フェイクグリーン」の品質は、葉をしっかりと見る事でわかってきます。
「質感」に劣るものは、着色がのっぺりしており単色で表現されがちです。
「アーティフィシャルフラワー」の主なタイプ
ここまでの説明ですと、
葉のないものは全て品質が低くなってしまいます。
そういうわけではありません。
「アーティフィシャルフラワー」のタイプ別の区分けをご紹介します。
【ピックタイプ】

画像はイメージ フリー画像です
(プルメリアのピックタイプ)
ピックタイプは短めの針金に、
お花が付いただけのタイプです。
主にリースやアレンジなど、
花首のみで作成するものに向いています。
【スプレータイプ】

画像はイメージ フリー画像です
(ひまわりのスプレータイプ)
スプレータイプは「小枝」を意味します。
最もオーソドックスなスタイルです。
これらを束ねれば花束にすることが出来ます。
【ブッシュタイプ】

画像はイメージ フリー画像です
(バラのブッシュタイプ)
ブッシュタイプは「茂み」を意味します。
一束にまとまっており、
大元は一本から枝分かれしているタイプです。
フェイクグリーンなどにも多いタイプです。
お花の品質は様々であり、あくまでタイプの話になります。
ピックタイプでも高品質のお花は存在します。
逆もまた然りです。
ランクにこだわらず…組み合わせの妙を楽しむ
100円均一で販売されているものは、
確かに品質では一歩劣ります。
しかし上位ランクのデザインを模したものが多く、
飾り方次第では充分インテリアとして成立します。

画像はイメージ フリー画像です
(飾り方次第で高見えインテリアに)
メインフラワーにランクの高いものを用いて、
周囲をランクの低いお花でも数を多く使用する。
汚れが付きやすい場所に、
ランクの低いものを用いて季節で取り替える。
など、方法は様々です。

画像は過去作品より
(少しおしゃれな花瓶があれば挿すだけでもOK)
最近では品質も向上してきており、
侮れないものもあります。
高品質なものは「専門店」で
色々なポイントを説明しましたが、
自分で見極めるのは難しいものです。
そのような時は「専門店」を頼りましょう。

画像はイメージ フリー画像です
(「アーティフィシャルフラワー」専門店の様子)
知識のあるスタッフもおります。
「このようなアレンジを作りたい」
という要望を叶えてくれる、
技能スタッフが常駐しているお店もあります。

画像はイメージ フリー画像です
(「フラワーショップ」であるのは同じです)
品質を求めれば、価格は上がってしまいます。
その分耐久性も増すケースがほとんどなので、
長く使用出来る「枯れないお花」です。
皆様の「アーティフィシャルフラワー」選びの参考になれば幸いです。
季節ごとの「アーティフィシャルフラワー」を楽しんで下さい。
よつくまがお届けいたしました˚*・.。 ꕤ
合わせて読みたい記事です

ご登録頂ければ嬉しいです




※ご登録頂くと記事が更新された際にLINE等で通知が届きます。
見逃したくないブログやよく閲覧するブログなどに便利な機能ですꕤ
ツイッターのんびり更新中です


